GeoEvent Server の構成は一連のエレメントと設定から成り、GeoEvent Server のデプロイメントで構成します。 構成はファイル (.xml) にエクスポートできるので、コンピューター間で構成を容易に複製することができます。 特定の業界やワークフローでの使用を目的として他のユーザーが提供している GeoEvent Server 構成をインポートすることもできます。 構成は ArcGIS GeoEvent Manager でインポートおよびエクスポートすることができます。 構成をアーカイブ、復元、および共有するには、これらの構成ファイルを使用します。
構成をインポートしたりエクスポートしたりする場合、GeoEvent Server ではコンポーネントと設定が名前によって一意に識別されるということに注意してください。 システム上にすでに存在している (同じ名前が付けられている) コンポーネントを含む構成がインポートされた場合は、そのコンポーネントが上書きされます。
注意:
GeoEvent Server をアンインストールしても構成は削除されないので、新しい製品をインストールした後にその構成を引き続き使用できます。 ただし、アンインストールの前に構成をエクスポートしておくことをお勧めします。
構成のコンポーネント
GeoEvent Server の構成には、次のような多数のコンポーネントが含まれています。
- アダプター
- コネクタ
- ジオイベント定義
- ジオイベント サービス
- ジオフェンス
- 入力コネクタ (入力)
- 出力コネクタ (出力)
- プロセッサ
- 登録済みデータ ストア
- タグ
- トランスポート
構成のインポート
GeoEvent Manager で GeoEvent Server の構成をインポートするには、[サイト] > [ジオイベント] > [構成ストア] の順にクリックします。 [構成のインポート] をクリックし、インポートする構成ファイルを参照して選択します。 構成全体をインポートしたり、選択的インポートを実行して、構成ファイルに含まれている、ジオイベント サービス、入力、出力、ジオフェンスなどの特定のコンポーネントをインポートしたりすることができます。
構成のエクスポート
GeoEvent Manager で GeoEvent Server の構成をエクスポートするには、[サイト] > [ジオイベント] > [構成ストア] の順にクリックします。 [構成のエクスポート] をクリックし、GeoEvent Server の構成全体をエクスポートするか、選択的エクスポートを実行して現在の構成の特定のコンポーネントのみをエクスポートします。
注意:
エクスポートされる構成には、GeoEvent Server にデプロイしたすべてのカスタム コンポーネント (コネクタ、プロセッサ、アダプター、トランスポート) が含まれます。
構成のリセット
GeoEvent Manager を使用して GeoEvent Server の構成をリセットするには、[サイト] > [ジオイベント] > [構成ストア] の順にクリックします。 [構成のリセット] をクリックすると、GeoEvent Server がデフォルトの設定に戻ります。
注意:
構成をリセットする前に、GeoEvent Server にデプロイしたすべてのカスタム コンポーネント (コネクタ、プロセッサ、アダプター、トランスポート) をバックアップしてください。 カスタム コンポーネントは次のディレクトリにあります: <arcgis_server_installation_directory>\GeoEvent\deploy。 カスタム コンポーネント ファイル (*.jar) をコピーして別のディレクトリに貼り付けます。 リセットが完了したら、カスタム コンポーネント ファイル (*.jar) を GeoEvent Server の deploy フォルダーに戻します。 GeoEvent Server SDK を使用して開発可能なカスタム コンポーネントのタイプについては、「GeoEvent Server の拡張」をご参照ください。