インスタント メッセージの送信出力コネクタは、処理済みイベント データを含む書式設定済みメッセージを、インスタント メッセージとして送信するために使用されます。 メッセージはプレーン テキストとして作成され、構成済み XMPP サーバーへのリクエストとして送信されます。これによって、識別されたインスタント メッセージ アドレスへのインスタント メッセージが生成されます。
使用上の注意
インスタント メッセージの送信出力コネクタを使用する際には、以下の点に注意してください。
- この出力コネクタは、イベント データに手を加えてメッセージをプレーン テキストとして作成し、発信インスタント メッセージを生成し、送信するリクエストとして、独立した XMPP サーバーにメッセージを送信します。
- この出力コネクタは、メッセージ フォーマッター アウトバウンド アダプターと XMPP アウトバウンド トランスポートを組み合わせます。
- GeoEvent Manager の出力で報告されるイベント カウントは、イベント データを含むメッセージが指定された XMPP サーバーに送信され、識別されたアドレスに向けて配信されたことを示します。 XMPP サーバーがインスタント メッセージの作成と送信に成功したかどうかは示しません。
- XMPP のサーバー名、リソース名、接続のタイプ、アドレス、および認証ユーザーの資格情報については、IT 管理者にお問い合わせください。
- GeoEvent Server では動的アドレス割り当てはサポートしていません ([アドレス] パラメーターに ${IM-Address} 値を指定するなど)。
- 単一のアドレスを指定する必要があります。 受信者のアドレスのカンマ区切りリストはサポートされていません。
パラメーター
インスタント メッセージの送信出力コネクタのパラメーターを次に示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
名前 | GeoEvent Manager で参照用として使用される出力コネクタの記述名。 |
メッセージの本文 | 電子メールの本文。 処理済みイベント データのフィールドを使用し、アウトバウンド電子メールの本文に含まれる特定の値を参照することができます。 このパラメーターのデフォルトは、プレースホルダー文字列 [ここにメッセージの本文を入力] です。 例: “Driver, ${DRIVER}, was going ${SPEED} miles per hour at ${TIME}” というメッセージを構築すると、アウトバウンド電子メールでは "Driver, John Doe, was going 82 miles per hour at 14:25:30" のように返されます。 |
サーバー名 | XMPP インスタント メッセージング サーバーのホスト名を指定します。 インスタント メッセージの送信時に使用する XMPP インスタント メッセージング サーバーです。 |
リソース名 | 職場や自宅でユーザーをオンライン接続したり、モバイル デバイスで接続したりする場合に、クライアントが使用する XMPP リソースの名前。 |
ユーザー名 | インスタント メッセージを送信する XMPP 認証ユーザーを指定します。 |
パスワード | インスタント メッセージを送信する XMPP 認証ユーザーのパスワードを指定します。 |
接続タイプ | インスタント メッセージの送信先の接続タイプを指定します。 使用可能な接続タイプには、[チャット] と [ルーム] があります。 デフォルトは [チャット] です。
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Address | インスタント メッセージの送信先 XMPP ユーザー アカウントを指定します。 アドレスには、XMPP サーバーの単純名が含まれる必要があります (ドメイン接尾辞を省略)。 接続タイプ [チャット] でインスタント メッセージを送信する場合は、[Username]@[Server] を使用します。 接続タイプ [ルーム] でインスタント メッセージを送信する場合は、[Room Name]@conference.[Server] を使用します。 |
ルームのパスワード (条件) | パスワード保護されている XMPP の会議室やグループのパスワードを指定します。 |