このリリースでは、ArcGIS Knowledge が次のように変更されています。
- 新しい Web アプリケーション、ArcGIS Knowledge Studio をベータ版で使用できます。 このアプリケーションを使用すると、Web ブラウザーでナレッジ グラフの内容を調べることができます。
- ArcGIS Enterprise 11.2 ArcGIS Knowledge サイトでナレッジ グラフを作成する場合、オプションで来歴を有効化し、ナレッジ グラフに保存された情報のソースをドキュメント化できます。
- ArcGIS Enterprise 11.2 ArcGIS Knowledge サイトの NoSQL データ ストアに基づいてナレッジ グラフを作成すると、追加の構成オプションを指定できます。
- Neo4j AuraDB Enterprise インスタンスにアクセスする NoSQL データ ストアを作成できます。
- ArangoDB データベースにアクセスする NoSQL データ ストアを作成できます。 ナレッジ グラフを構成して、NoSQL データ ストアに ArcGIS 管理のデータのみを含めることができます。
- ナレッジ グラフで新しいエンティティ タイプとリレーションシップ タイプを定義する際に、いくつかの制限事項があるものの、タイプ名に Unicode 文字を使用できます。
- ArcGIS Enterprise 11.2 デプロイメントからナレッジ グラフを編集し、エンティティまたはリレーションシップにプロパティを追加した場合は、ベータ版機能として以下のデータ タイプがサポートされます。
- Big Integer
- Date Only
- Time Only
- Timestamp Offset
- ユーザー管理データを含むよう構成された NoSQL データ ストアに基づいてナレッジ グラフを作成すると、ナレッジ グラフの内容は、ArcGIS Pro プロジェクトでアクセスした場合、読み取り専用になります。 ArcGIS Enterprise 開発者 API を使用して同じナレッジ グラフにアクセスすると、エンティティとリレーションシップ、およびそのプロパティの値を編集できます。ただし、ナレッジ グラフのデータ モデルは読み取り専用のままです。 つまり、新しいエンティティ タイプやリレーションシップ タイプを追加したり、既存のタイプに新しいプロパティを追加したりすることはできません。
また、ArcGIS Pro では、調査、リンク チャート、マップ、[検索とフィルター] ウィンドウでナレッジ グラフを解析および検索する新機能も利用できます。