ArcGIS Knowledge Studio は、ナレッジ グラフを作成および操作するための Web アプリです。 このアプリでは、エンティティ中心のツールを使用して、データを可視化、解析、コンパイル、共有できます。 Knowledge Studio は、ArcGIS Knowledge Server ライセンスに含まれています。
Knowledge Studio を使用すると、Web 上でナレッジ グラフを操作できます。 ナレッジ グラフの使用によって、現実世界のシステムをシミュレートするモデルを構築できます。 ナレッジ グラフの詳細については、「ArcGIS Knowledge とは」をご参照ください。
Knowledge Studio を使用するには、ポータルでナレッジ グラフにアクセスする必要があります。 ArcGIS Pro、ArcGIS REST API、または ArcGIS API for Python を使用してナレッジ グラフを作成できます。 ユーザー管理のナレッジ グラフ サービスを操作する際に、エンティティ タイプの追加や削除といったスキーマの変更を行う場合は、Knowledge Studio プロジェクトでそのサービスを使用する前にデータ モデルを同期する必要があります。
Knowledge Studio プロジェクト
Knowledge Studio 内の作業はプロジェクトで整理されます。 Knowledge Studio プロジェクトは、ナレッジ グラフ データの探索と解析を行うためのワークスペースです。 各 Knowledge Studio プロジェクトには、ナレッジ グラフ、ナレッジ グラフ ビュー、およびダッシュボード ビューへの参照を含む調査が含まれています。 この調査は、関連するマップ、リンク チャート、データ カードを参照することもできます。 Knowledge Studio プロジェクトには、調査対象のアイテムの包括的なビューが表示されます。
ポータルのアプリ ランチャーから Knowledge Studio を開くと、Knowledge Studio ランディング ページが開き、Knowledge Studio プロジェクトを作成したり、既存のプロジェクトを開いたりすることができます。 アプリの上部にある [Knowledge Studio] ボタン をクリックすると、いつでもランディング ページに戻ることができます。
Knowledge Studio プロジェクトの詳細については、「Knowledge Studio プロジェクトの操作」をご参照ください。
Knowledge Studio ユーザー インターフェイス
Knowledge Studio プロジェクトを作成するか開くと、メイン ワークスペースが開きます。 ここから、ナレッジ グラフの探索、マップ、リンク チャート、データ カードの作成、およびプロジェクトの検索を行うことができます。 メイン ワークスペースには 6 つの主要なエリアがあります。
- タイトル バーにはプロジェクトのタイトルが表示され、グローバル検索 と [ドキュメント] にアクセスできます。
- メイン メニューでは、プロジェクトをナビゲートできます。 このメニューには、次のボタンがあります。
- [調査コンテンツ]
- [コンテンツの表示]
- [保存]
- このエリアには、メイン メニューのボタンを使用して開いたウィンドウが表示されます。 これには、[調査コンテンツ] ウィンドウと [コンテンツの表示] ウィンドウが含まれます。 [コンテンツの表示] ウィンドウは、開いているコンテンツ アイテムのタイプに基づいて更新されます。
- 開いている各コンテンツ アイテムは、このエリアにタブとして表示されます。 最大 13 個のタブを開くことができます。 この上限に達した場合、新しいコンテンツ アイテムを開く前にタブを閉じる必要があります。
- アクティブなコンテンツ アイテムのメイン ビュー。
- コンテキスト ツールバーには、アクティブなコンテンツ アイテムのツールが含まれています。