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ArcGIS Data Store のインストール

ポータルのホスティング サーバーに使用する ArcGIS Server サイトを構成したら、ArcGIS Data Store をインストールします。

ArcGIS Data Store のインストール

データ ストアのプライマリ コンピューターを設定して ArcGIS Server に登録するには、ArcGIS Data Store のインストール ウィザードを実行し、構成 Web アプリケーションの手順を完了します。また、コマンド プロンプトからインストールを実行することもできます。使用するメソッドに関して該当するセクションの指示に従います。

インストール ウィザードの実行

次の手順に従って、インストール ウィザードで ArcGIS Data Store をインストールします。

  1. お使いのコンピューターが ArcGIS Data Store の最小システム要件を満たしていることを確認します。
  2. ポート 2443 とポート 9876 上で通信ができるように、データ ストア コンピューターのファイアウォールを変更します。

    データ ストア コンピューターのファイアウォールによってこれらのポート上での通信がブロックされると、ArcGIS Server がデータ ストアに接続できません。

  3. ArcGIS Data Store アカウントに使用する Windows アカウントを作成します。

    ここではドメイン アカウントを使用することをお勧めします。そのためには、IT 部門から要求してもらう必要があるかもしれません。ローカルの Windows アカウントを使用する場合は、インストール ウィザードでアカウントを作成できます。

  4. ArcGIS Data Store のインストール ウィザードを実行します。
  5. インストール ウィザードで、インストール ディレクトリの場所を指定するよう求められます。インストール ディレクトリには、ArcGIS Data Store アプリケーション ファイルが格納されています。これらのファイルを保存するコンピューター上の場所を指定します。
  6. インストール ウィザードでは、Windows ドメインまたはローカル アカウントのログイン名とパスワードを入力する必要があります。既存のアカウントの認証情報を入力するか、ウィザードでローカル アカウントを作成できるようにします。

    ローカルの Windows アカウントを使用する場合は、ドメイン アカウントを変更するまで共有バクアップの場所を定義できません。

インストール ウィザードが完了すると、ArcGIS Data Store 構成ウィザードが開きます。このウィザードを使用してリレーショナルおよびタイル キャッシュ データ ストアを作成します。タイル キャッシュ データ ストアのみを作成する場合や、ビッグ データ ストアを作成する場合は、ウィザードを閉じて configuredatastore ユーティリティを代わりに使用します。

コマンド プロンプトからのインストール

コマンド プロンプトからインストール ファイルを呼び出し、必要な情報を指定して ArcGIS Data Store をインストールします。

  1. お使いのコンピューターが ArcGIS Data Store の最小システム要件を満たしていることを確認します。
  2. ポート 2443 とポート 9876 上で通信ができるように、データ ストア コンピューターのファイアウォールを変更します。

    データ ストア コンピューターのファイアウォールによってこれらのポート上での通信がブロックされると、ArcGIS Server がデータ ストアに接続できません。

  3. ArcGIS Data Store アカウントに使用する Windows アカウントを作成します。

    ここではドメイン アカウントを使用することをお勧めします。そのためには、IT 部門から要求してもらう必要があるかもしれません。

  4. [管理者として実行] オプションを使用して、コマンド プロンプトを開きます。
  5. コマンド ラインから ArcGIS Data Store 設定を実行します。

    ArcGIS Data Store をコンピューターに最初にインストールするときに、INSTALLDIR オプションを使用してデータ ストアのインストール ディレクトリを指定できます。ディレクトリを指定しないと、C:\Program Files\ArcGIS\DataStore のデフォルトの場所が使用されます。

    USER_NAME および PASSWORD オプションを使用して、ArcGIS Data Store アカウントに使用する Windows アカウントを指定します。

    このコマンドの構文は次のとおりです。

    <path to ArcGIS Data Store setup>\Setup.exe /qb {INSTALLDIR=<directory>} USER_NAME=<account login> PASSWORD=<account password>

    注意:

    サイレント (/qb) インストール中に ArcGIS Data Store アカウントを定義しなかった場合や、無効な認証情報を入力した場合は、インストール中にセットアップに警告メッセージが表示されます。このメッセージは、[OK] をクリックすると閉じることができます。この場合、ArcGIS Data Store アカウントは Windows LocalSystem アカウントに設定されます。

次の手順

ArcGIS Data Store をインストールしたら、データ ストアを作成できます。