レガシー:
ArcGIS Data Store 10.5 では使用されていましたが、10.5.1 では廃止されました。
ArcGIS Data Store を使用する場合、そこにはホスト フィーチャおよびシーン レイヤーのデータと、シーン レイヤーのタイル キャッシュが保存されます。ホスト フィーチャおよびシーン レイヤーのデータとシーン レイヤーのタイル キャッシュは、exportmanageddb ユーティリティを使用してエクスポートできます。これは、異なるオペレーティング システムを持つコンピューター、またはリリースが異なる ArcGIS Data Store に、ArcGIS Data Store のインストールを移動する場合に実行します。
たとえば、ArcGIS Data Store が Windows サーバー上で実行されているが、情報技術部門が Linux に切り替えようとしている場合、exportmanageddb ユーティリティを使用してデータ ストアを Windows サーバーからエクスポートし、importmanageddb ユーティリティを使用してリレーショナル データ ストアおよびタイル キャッシュ データ ストアを Linux サーバー上の新しい ArcGIS Data Store のインストールに復元できます。
以下の手順に従って、あるコンピューターからリレーショナル データ ストアおよびタイル キャッシュ データ ストアをエクスポートし、別のコンピューター上の ArcGIS Data Store のインストールにインポートます。
- 新しいサーバーに ArcGIS Data Store をインストールしますが、データ ストアの構成の手順には進みません。
- exportmanageddb ユーティリティを使用して、既存の ArcGIS Data Store からエクスポートします。新しいコンピューターがアクセスできる共有場所にエクスポートします。
この例では、データ ストアは、共有場所 \\sharedbox\exports の ds2move というディレクトリにエクスポートされます。
exportmanageddb ds2move --destination \\sharedbox\exports
- 新しいコンピューター上で importmanageddb ユーティリティを使用して、新しくインストールした ArcGIS Data Store に、ファイルをインポートします。--bound true を指定すると、ArcGIS Server サイトはこの新しい場所のデータ ストアを使用し、既存のホスト フィーチャおよびシーン レイヤーは機能を続けます。
この例では、新しいデータ ストアのデータ ディレクトリは、/usr/arcgis/datastore です。
./importmanageddb.sh ds2move --source-loc /net/sharedbox/exports/dbdump/ds2move --data-dir /usr/arcgis/datastore --server-admin siteadmin --server-password HeyeLee$ecur3 --bound true