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日付に基づくフィルター条件

日付は、日付および時間という 2 つの要素で構成されます。一般に、日付フィールド タイプを使用してフィルター条件を構成する場合、確定日付および相対日付という作成できる 2 種類の条件があります。

注意:

フィルターで時間コンポーネント使用して日付値を指定するときに、ローカル タイム ゾーンで時間コンポーネントに入力します。その後、時間コンポーネントがバックグラウンドで協定世界時 (UTC) に変換されてから、フィルターが実装されます。フィルターが実装された後に、その結果が UTC からローカル タイム ゾーン (Web ブラウザーの設定によって決定される) に再び変換されてから、ダッシュボードのエレメントに表示されます。

また、フィーチャを日付でフィルタリングするには、レイヤーが標準化された SQL 機能をサポートする必要があります。

確定日付条件

確定日付フィルター条件は、特定の日付値を含みます。この値は、[値] タブで日付ピッカーから日付を選択するか、[フィールド] タブで別の日付フィールドを選択することによって入力できます。日付フィールドの選択は、特定の日付値の入力と同じように機能し、このフィールドに対するデータの変更に基づいて、日付値を更新することができます。

確定日付フィルターの値を入力するためのオプション
注意:

[フィールド] タブは、エレメントのレイヤーが複数の日付フィールドを含んでいる場合にのみ表示されます。

確定日付フィルター条件は、以下の演算子のみを使用して作成できます。

  • に等しい
  • に等しくない
  • より前
  • 以前
  • より後
  • 以後

注意:

確定日付を使用して個別のフィルターを作成し、論理演算子を使用してそれらを結合することによって、確定日付の範囲を使用した確定日付フィルター条件を作成することができます。

相対日付条件

相対日付フィルター条件は、日付値の範囲を含みます。この範囲は、時間の現在の瞬間 (つまり、今) に固定 (アンカー) されるか、または現在の瞬間を含むことができ、あるいは定義済みの期間 (たとえば、先週) にすることができます。入力できる範囲またはアンカー タイプは、選択した演算子によって決まります。

演算子アンカー タイプ

直近のこの期間内

現在

直近のこの期間の前

現在

次のこの期間内

現在

次のこの期間の後

現在

に等しい

定義済み

に等しくない

定義済み

より前

定義済み

以前

定義済み

より後

定義済み

以後

定義済み

現在への固定

現在に固定される日付範囲を使用する利点は、データが変化する可能性がある頻度でエレメントを更新できることです。たとえば、直近の 30 分以内のデータを表示するように構成されたインジケーターは、データのレイヤーが 1 分ごとに更新されている場合、1 分ごとに異なるデータを表示できる可能性があります。ただし、昨日からのデータを表示するインジケーターは、レイヤーの更新間隔にかかわらず、今日の日付が変わった後 (つまり、真夜中過ぎ) にのみ、異なるデータを表示します。

現在のアンカー タイプに関連付けられた演算子を選択した場合、単位乗数 (N) および時間単位 (たとえば、日、時、分、または秒) を指定するよう求められます。たとえば、日付範囲が 7 日である場合、単位乗数は 7 であり、時間単位は日です。

現在に固定された日付範囲
以下の表で、これらの時間単位について説明します。すべての日付値がローカル タイム ゾーン内の値であることに注意してください。

演算子時間単位説明

直近のこの期間内

現在の秒の N 秒前から現在まで。つまり、範囲は現在の秒を含み、現在の時間までです

現在の分の N 分前から現在まで。つまり、範囲は現在の分を含み、現在の時間までです。

時間

現在の時間の N 時間前から現在まで。つまり、範囲は現在の時を含み、現在の時間までです。

12:00:0 AM から開始します。現在の日の N 日前から現在まで。つまり、範囲は今日を含み、現在の時間までです。

直近のこの期間の前

12:00:0 AM から開始します。現在の秒の N 秒前から、無限に継続します。

12:00:0 AM から開始します。現在の分の N 分前から、無限に継続します。

時間

12:00:0 AM から開始します。現在の時間の N 時間前から、無限に継続します。

12:00:0 AM から開始します。現在の日の N 日前から、無限に継続します。

次のこの期間内

現在から開始し、現在から N 秒継続します。つまり、範囲は現在の秒を含み、現在の時間以降です。

現在から開始し、現在から N 分継続します。つまり、範囲は現在の分を含み、現在の時間以降です。

時間

現在から開始し、現在から N 時間継続します。つまり、範囲は現在の時を含み、現在の時間以降です。

現在から開始し、11:59:59 PM まで継続します。現在から N 日間。つまり、範囲は今日を含み、現在の時間以降です。

次のこの期間の後

12:00:0 AM から開始します。現在の秒の N 秒後から、無限に継続します。

12:00:0 AM から開始します。現在の分の N 分後から、無限に継続します。

時間

12:00:0 AM から開始します。現在の時間の N 時間後から、無限に継続します。

12:00:0 AM から開始します。現在の日の N 日後から、無限に継続します。

定義済みの期間への固定

定義済みの期間に固定された日付範囲を使用することは、レイヤーでは現在に固定された日付範囲を使用したいときに、そのレイヤーが更新される頻度ほど頻繁にデータを更新する必要がない場合に適しています。

定義済みのアンカー タイプに関連付けられた演算子を選択する場合、[期間] タブで間隔を指定する必要があります。

定義済みの期間に固定された日付範囲

これらの期間は以下の単位に基づきます。開始時間と終了時間が必ずローカル タイム ゾーンに基づくということに注意してください。

  • [日] - 日は 12:00:00 AM から開始して 24 時間継続し、11:59:59 PM に終了します。24 時間表示では、日は 00:00:00 から開始して 24 時間継続し、23:59:59 に終了します。
  • [週] - 週は日曜日の 12:00:00 AM から開始して 7 日継続し、7 番目の日 (土曜日) の 11:59:59 PM に終了します。
  • [月] - 月はグレゴリオ暦に従って定義されます。各月は、その月の最初の日の 12:00:00 AM (現地時間) から開始し、 その月の最後の日の 11:59:59 PM (現地時間) まで継続します 。
  • [四半期] - 各年は、下で説明されているように、3 か月の長さの四半期に分割されます。
    • 第 1 四半期 - 1 月から 3 月まで
    • 第 2 四半期 - 4 月から 6 月まで
    • 第 3 四半期 - 7 月から 9 月まで
    • 第 4 四半期 - 10 月から 12 月まで
  • [年] - 年は 12 か月の期間であり、1 月 1 日の 12:00:00 AM に開始し、12 月 31 日の 11:59:59 PM に終了します。

定義済みの期間説明

現在

現在の日時。

今日

現在の日の 12:00:00 AM から開始して 24 時間継続します。

昨日

現在の日の前日の 12:00:00 AM から開始して 24 時間継続します。

明日

現在の日の翌日の 12:00:00 AM から開始して 24 時間継続します。

今週

現在の週の最初の日の 12:00:00 AM から開始して 7 日継続します。

先週

現在の週が開始する直前に終了する 7 日の期間。先週は現在の週の前の週の最初の日の 12:00:00 AM から開始して 7 日継続します。

来週

現在の週が終了した直後に開始する 7 日の期間。来週は現在の週の後の週の最初の日の 12:00:00 AM から開始して 7 日継続します。

今月

現在の月の最初の日の 12:00:00 AM から開始し、その月の最後の日の 11:59:59 PM まで継続します。

先月

現在の月の前の月の最初の日の 12:00:00 AM から開始し、その月の最後の日の 11:59:59 PM まで継続します。

来月

現在の月の後の月の最初の日の 12:00:00 AM から開始し、その月の最後の日の 11:59:59 PM まで継続します。

今の四半期

現在の四半期の最初の日の 12:00:00 AM から開始して 3 か月継続し、その四半期の最後の日の 11:59:59 PM に終了します。

前の四半期

現在の四半期の直前の四半期の最初の日の 12:00:00 AM から開始して 3 か月継続し、その四半期の最後の日の 11:59:59 PM に終了します。

次の四半期

現在の四半期の終了後の四半期の最初の日の 12:00:00 AM から開始して 3 か月継続し、その四半期の最後の日の 11:59:59 PM に終了します。

今年

12:00:0 AM から開始します。現在の年の 1 月 1 日から 12 か月継続します (12 月 31 日の 11:59:59 PM を含む)。

昨年

12:00:0 AM から開始します。現在の年の直前の年の 1 月 1 日から 12 か月継続します (12 月 31 日の 11:59:59 PM を含む)。

来年

12:00:0 AM から開始します。現在の年の直後の年の 1 月 1 日から 12 か月継続します (12 月 31 日の 11:59:59 PM を含む)。

過去 1 年

12:00:0 AM から開始します。現在の年の 1 月 1 日から現在まで継続します。この期間は [今年] とは異なります。[今年] は将来の日付を含むことができますが、[過去 1 年] は将来の日付を含むことができないからです。


このトピックの内容
  1. 確定日付条件
  2. 相対日付条件