Portal for ArcGIS には、スクリプトで利用可能なユーティリティがいくつか用意されています。これらのユーティリティを使用すると、ポータルをバッチ ファイルまたはオペレーティング システムのコマンド ラインから管理できます。 コマンド ライン ユーティリティは <Portal for ArcGIS installation location>/tools ディレクトリにあり、Portal for ArcGIS が実行されているコンピューター上のこの場所から実行する必要があります。
メンバーのリスト表示や削除などの基本的な管理タスクでは、スクリプトを最初から作成するよりも、これらのユーティリティを使用するほうが簡単な場合があります。 提供されているコマンド ライン ユーティリティを使用して、以下を実行できます。
- ポータルにメンバーを追加する
- ポータル内のすべてのメンバーのリストを生成する
- 管理者アカウントを使用できない場合にポータルを復旧する
- ポータルからメンバーを削除する
- セキュリティのベスト プラクティスを実現するためのポータルのスキャン
- アイテムの所有権をあるメンバーから別のメンバーに移す
- ドメイン アカウントの有効期限が切れている Active Directory または LDAP メンバーのポータルをスキャンする