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ArcGIS Data Store 12.0 の新機能

ArcGIS Data Store 12.0 に影響を与える技術面の変更には、グラフ ストア モードの変更とタイル キャッシュ データ ストアの廃止が含まれます。 これらの変更と ArcGIS Data Store の追加機能または機能変更については、以降のセクションで説明します。

タイル キャッシュ データ ストアはサポートされなくなりました

タイル キャッシュ データ ストアの機能は、オブジェクト ストアによって置換されました。 ArcGIS Enterprise デプロイメントに、ホスト シーン レイヤー キャッシュを含むタイル キャッシュ データ ストアが含まれている場合は、ArcGIS Enterprise デプロイメントを 12.0 にアップグレードする前に、オブジェクト ストアをデプロイメントに追加し、キャッシュをオブジェクト ストアに移行する必要があります。

ホスティング サーバーの管理者は、ArcGIS Server 11.4 および 11.5 とともにインストールされた MigrateSceneService ユーティリティーを実行し、ホスト シーン レイヤー キャッシュをオブジェクト ストアに移行した後、タイル キャッシュ データ ストアを無効化できます。 手順については、11.4 または 11.5 のヘルプをご参照ください。

Windows 上の ArcGIS Data Store の 2 つの自己解凍型パッケージ

12.0 リリース以降、Microsoft Windows 用の ArcGIS Data Store インストール パッケージは、ArcGIS_DataStore_Windows_<version>_<productID>.exeArcGIS_DataStore_Windows_<version>_<productID>.exe.001 の 2 つのファイルで構成されています。 ArcGIS_DataStore_Windows_<version>_<productID>.exe ファイルをダブルクリックしてコンテンツを抽出するには、両方のファイルが同じフォルダーにある必要があります。

オブジェクト ストアのポート要件

ArcGIS Data Store 12.0 時点では、クラスター内のオブジェクト ストア コンピューター間の通信には gRPC ポート 28981 および 29895 が必要で、単一インスタンスのオブジェクト ストア コンピューターで使用できる必要があります。

ArcGIS Data Store のアップグレード

以下で説明する変更は、ArcGIS Data Store のアップグレードに影響を及ぼします。

直接アップグレートに対応しているバージョン

デプロイメントに、タイル キャッシュ データ ストアにキャッシュを格納するホスト シーン レイヤー、またはサポートが終了したその他の機能が含まれていない場合にのみ、ArcGIS Data Store 11.0 以降から ArcGIS Data Store 12.0 にアップグレードできます。

直接アップグレードに関する制限事項については、ArcGIS Data Store のアップグレードのソフトウェア バージョン セクションをご参照ください。

タイル キャッシュ データ ストアのアップグレード

に述べたように、タイル キャッシュ データ ストアを 12.0 にアップグレードすることはできません。 組織内にホスト シーン レイヤーがある場合、アップグレードする前にホスト シーン レイヤー キャッシュをオブジェクト ストアに移行する必要があります。 すべてのキャッシュを移行して、ホスト シーン レイヤーを試験したら、タイル キャッシュ データ ストアを無効化できます。 その後に初めて、ArcGIS Enterprise の 12.0 へのアップグレードを続行できます。

グラフ ストアのアップグレード

既存のグラフ ストアに 1 台のコンピューターが含まれている場合は、アップグレード手順に変更はありません。

ただし、11.4 以前からアップグレードする際に、デプロイメント内のグラフ ストアが 2 台のコンピューターで構成されている場合は、次の点に注意してください:

  • コンピューターのうち 1 台のみをアップグレードする必要があります。 これを行うと、アップグレードされたコンピューターが単一インスタンス モードになり、もう 1 台のコンピューターがホスティング サーバーから登録解除されます。
  • 引き続き高可用性が必要な場合は、デプロイメント内のグラフ ストア コンピューターのうち 1 台と他のすべての ArcGIS Data Store タイプをアップグレードします。 次に、グラフ ストア用にデフォルトのバックアップ場所が構成されていることを確認します。 その後、configuredatastore ユーティリティーを使用して、グラフ ストアに 2 台のコンピューターを追加し、クラスターを作成できます。

アップグレード後の作業を含め、「ArcGIS Data Store 12.0 へのアップグレード」の指示に従ってください。

クラスター モードでデプロイされたグラフ ストアでは、クラスター内のコンピューター間の通信に TCP ポート 9830 を利用できる必要もあります。 各種の ArcGIS Data Store に必要なポートの全一覧については、「ArcGIS Data Store で使用されるポート」をご参照ください。

ArcGIS Data Store 構成とアプリのアップグレードの刷新

ArcGIS Data Store デプロイメントの構成やアップグレードに使用できるブラウザーベースのインターフェイスが改善され、エラーの修正、リンクの合理化、ArcGIS Enterprise 内の他のインターフェイスのスタイルとの統一が行われました。

ArcGIS Data Store ユーティリティーへの変更と追加

describedatastore ユーティリティーに、オブジェクト ストア クラスター内のコーディネーター コンピューターが表示されます。

updatesslcertificate ユーティリティーは、このリリースで削除されました。 その代わりに、replacesslcertificate ユーティリティーを使用します。

listdatasources ユーティリティーは、このユーティリティーを必要としていたワークフロー (10.8.1 からの時空間ビッグ データ ストアと ArcGIS GeoEvent Server のアップグレード) のサポートが終了したため、このリリースでは非推奨になりました。

同様に、タイル キャッシュ データ ストアの削除に伴い、ArcGIS Data Store ユーティリティーに次の変更と追加が行われました:

  • すべてのユーティリティーの store オプションから tileCache 値が削除されました。
  • disabledatastore および changenosqldslocation ユーティリティーは、タイル キャッシュ データ ストアでのみ使用されていたため、削除されました。
  • replicatedata および mode オプションは、タイル キャッシュ データ ストアでのみ使用されていたため、restoredatastore ユーティリティーから削除されました。
  • configuredatastore ユーティリティーの mode オプションの primaryStandby 値は、タイル キャッシュ データ ストアでのみ使用されていたため、削除されました。

修正された問題

ArcGIS Data Store 12.0 に含まれる修正については、「12.0 で対処された問題一覧」をご参照ください。