管理者は、構成を更新したり (Webhook が登録されているイベント トリガーを更新するなど)、以前に構成された Webhook を無効にしたり削除したりすることによって、Webhook を更新および管理することができます。
Webhook の更新
Webhook を作成した後で、Webhook に構成されているパラメーターを更新することができます。 以下の各セクションでは、組織 Webhook とサービス Webhook を更新する方法について説明します。
Organization Webhook の更新
ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトから組織 Webhook を更新するには、次の手順を実行します。
- デフォルトの管理者または組織 Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
- [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
- [組織 Webhook] で、更新する Webhook を見つけます。
- [オプション] ボタンをクリックし、[編集] をクリックします。
- [Webhook の編集] ウィンドウで、以下を変更します。
- Webhook 名を更新するには、[Name] テキスト ボックスに Webhook の一意の名前を入力します。
- Webhook タイプを更新するには、[タイプ] ドロップダウン メニューをクリックし、新しい Webhook タイプを選択します。
- [すべて] を選択すると、サポートされているすべてのイベント トリガーに登録されます。 各イベントが発生すると通知を受けます。
- [アイテム]、[ユーザー]、[グループ]、または [ロール] を選択すると、登録するトリガー イベントを手動で定義することができます。
- [すべて] 以外の Webhook タイプを選択すると、選択した Webhook タイプに関連する追加のドロップダウン メニューが表示されます。 たとえば、Webhook タイプに [アイテム] を選択すると [アイテム] ドロップダウン メニューが表示され、Webhook が監視する特定のアイテムを選択できます。
- イベント トリガーを更新するには、[イベント] ドロップダウン メニューをクリックし、新しいトリガー イベントを選択します。 たとえば、特定のアイテムが公開された時点で Webhook を呼び出す場合は、「/items/<アイテム ID>/publish」を選択します。
- ペイロード URL を更新する必要がある場合は、[Webhook URL] を選択し、Webhook レシーバーの新しいペイロード URL を入力します。
- ノートブック アイテムを更新する必要がある場合は、[ノートブック] を選択し、Webhook がトリガーされた時点で実行される新しいノートブックを選択します。
- 必要に応じて、[シークレット (オプション)] テキスト ボックスで、Webhook のシークレットとして機能する英数字文字列を追加するか、既存のシークレットを更新します。 シークレット値は Webhook ペイロード ヘッダーに含まれる署名を生成するために使用されます。 Webhook レシーバーはこの署名を使用し、メッセージを信頼できるかどうかを判断します。
- [Webhook の更新] をクリックして、変更した内容を適用します。
サービス Webhook の更新
サービス Webhook のプロパティを更新するには、次の手順に従います。
- デフォルトの管理者またはサービス Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
注意:
公開者のロールが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Enterprise ポータル サイトからサービス Webhook を作成または管理できないので、管理 API を使用してワークフローを実行します。 - [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
- [サービス Webhook] で、更新する Webhook を見つけます。
- [オプション] ボタンをクリックし、[編集] をクリックします。
- [Webhook の編集] ウィンドウで、以下を変更します。
- Webhook 名を更新するには、[Name] テキスト ボックスに Webhook の一意の名前を入力します。
- Webhook が関連付けられたサービスを更新するには、[サービス] ドロップダウン メニューをクリックし、新しいサービスを選択します。
注意:
ジオプロセシング サービスを選択すると、イベントが [サービス完了] として設定されます。 フィーチャ サービスを選択すると [イベント] ドロップダウン メニューが有効になります。
- フィーチャ サービス Webhook を選択する場合、[イベント] ドロップダウン メニューから新しいイベント トリガーを選択します。 たとえば、フィーチャ アタッチメントを更新したときに Webhook を呼び出すには、「AttachmentsUpdated」を選択します。
- ペイロード URL を更新する必要がある場合は、[Webhook URL] を選択し、Webhook レシーバーの新しいペイロード URL を入力します。
- 必要に応じて、[シークレット (オプション)] テキスト ボックスで、Webhook のシークレットとして機能する英数字文字列を追加するか、既存のシークレットを更新します。 シークレット値は Webhook ペイロード ヘッダーに含まれる署名を生成するために使用されます。 Webhook レシーバーはこの署名を使用し、メッセージを信頼できるかどうかを判断します。
- [Webhook の更新] をクリックして、変更した内容を適用します。
Webhook の非アクティブ化
Webhook は手動で非アクティブ化するか、非アクティブ化ポリシーが満たされたときに非アクティブ化できます。 Webhook が非アクティブ化すると、その Webhook は一時停止し、トリガーされたときにペイロードを配信できなくなります。 以下の各セクションでは、組織 Webhook とサービス Webhook を非アクティブ化する方法について説明します。
Organization Webhook の非アクティブ化
ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトから組織 Webhook を非アクティブ化するには、次の手順を実行します。
- デフォルトの管理者または組織 Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
- [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
- [組織 Webhook] で非アクティブ化する組織 Webhook を見つけ、[アクティブ] をクリックします。
- [確認] をクリックして、Webhook を一時停止します。
サービス Webhook の非アクティブ化
サービス Webhook を非アクティブ化するには、次の手順に従います。
- デフォルトの管理者またはサービス Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
注意:
公開者のロールが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Enterprise ポータル サイトからサービス Webhook を作成または管理できないので、管理 API を使用してワークフローを実行します。 - [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
- [サービス Webhook] で非アクティブ化するサービス Webhook を見つけ、[アクティブ] をクリックします。
- [確認] をクリックして、Webhook を一時停止します。
Webhook のアクティブ化
Webhook は非アクティブ化されている間、ペイロードを配信することができません。 Webhook を再びアクティブ化すると Webhook が再開し、その Webhook が次に呼び出されたときにペイロードを配信できるようになります。 以下の各セクションでは、先ほど非アクティブ化した組織 Webhook とサービス Webhook をアクティブ化する方法について説明します。
Organization Webhook のアクティブ化
ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトから組織 Webhook をアクティブ化するには、次の手順を実行します。
- デフォルトの管理者または組織 Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
- [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
- [組織 Webhook] でアクティブ化する組織 Webhook を見つけ、[非アクティブ] をクリックします。
- [確認] をクリックして Webhook を再開します。
サービス Webhook のアクティブ化
サービス Webhook をアクティブ化するには、次の手順に従います。
- デフォルトの管理者またはサービス Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
注意:
公開者のロールが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Enterprise ポータル サイトからサービス Webhook を作成または管理できないので、管理 API を使用してワークフローを実行します。 - [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
- [サービス Webhook] でアクティブ化するサービス Webhook を見つけ、[非アクティブ] をクリックします。
- [確認] をクリックして Webhook を再開します。
Webhook の削除
以前に作成された Webhook が不要になった場合、Webhook を削除することで組織から完全に削除することができます。 以下の各セクションでは、組織 Webhook とサービス Webhook を削除する方法について説明します。
Organization Webhook の削除
ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトから組織 Webhook を更新するには、次の手順を実行します。
- デフォルトの管理者または組織 Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
- [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
- [組織 Webhook] で、更新する組織 Webhook を見つけます。
- [オプション] ボタンをクリックし、[削除] をクリックします。
- [削除] ウィンドウで [確認] ボタンをクリックして、Webhook を完全に削除します。
サービス Webhook の削除
サービス Webhook を削除するには、次の手順に従います。
- デフォルトの管理者またはサービス Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
注意:
公開者のロールが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Enterprise ポータル サイトからサービス Webhook を作成または管理できないので、管理 API を使用してワークフローを実行します。 - [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
- [サービス Webhook] で、更新するサービス Webhook を見つけます。
- [オプション] ボタンをクリックし、[削除] をクリックします。
- [削除] ウィンドウで [確認] ボタンをクリックして、Webhook を完全に削除します。