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Webhook の管理

ArcGIS 11.4 (Windows)  | |  ヘルプのアーカイブ

管理者は、構成を更新したり (Webhook が登録されているイベント トリガーを更新するなど)、以前に構成された Webhook を無効にしたり削除したりすることによって、Webhook を更新および管理することができます。

Webhook の更新

Webhook を作成した後で、Webhook に構成されているパラメーターを更新することができます。 以下の各セクションでは、組織 Webhook とサービス Webhook を更新する方法について説明します。

Organization Webhook の更新

ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトから組織 Webhook を更新するには、次の手順を実行します。

  1. デフォルトの管理者または組織 Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
  2. [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
  3. [組織 Webhook] で、更新する Webhook を見つけます。
  4. [オプション] ボタンをクリックし、[編集] をクリックします。
  5. [Webhook の編集] ウィンドウで、以下を変更します。
    1. Webhook 名を更新するには、[Name] テキスト ボックスに Webhook の一意の名前を入力します。
    2. Webhook タイプを更新するには、[タイプ] ドロップダウン メニューをクリックし、新しい Webhook タイプを選択します。
      • [すべて] を選択すると、サポートされているすべてのイベント トリガーに登録されます。 各イベントが発生すると通知を受けます。
      • [アイテム][ユーザー][グループ]、または [ロール] を選択すると、登録するトリガー イベントを手動で定義することができます。
    3. [すべて] 以外の Webhook タイプを選択すると、選択した Webhook タイプに関連する追加のドロップダウン メニューが表示されます。 たとえば、Webhook タイプに [アイテム] を選択すると [アイテム] ドロップダウン メニューが表示され、Webhook が監視する特定のアイテムを選択できます。
    4. イベント トリガーを更新するには、[イベント] ドロップダウン メニューをクリックし、新しいトリガー イベントを選択します。 たとえば、特定のアイテムが公開された時点で Webhook を呼び出す場合は、「/items/<アイテム ID>/publish」を選択します。
    5. ペイロード URL を更新する必要がある場合は、[Webhook URL] を選択し、Webhook レシーバーの新しいペイロード URL を入力します。
    6. ノートブック アイテムを更新する必要がある場合は、[ノートブック] を選択し、Webhook がトリガーされた時点で実行される新しいノートブックを選択します。
    7. 必要に応じて、[シークレット (オプション)] テキスト ボックスで、Webhook のシークレットとして機能する英数字文字列を追加するか、既存のシークレットを更新します。 シークレット値は Webhook ペイロード ヘッダーに含まれる署名を生成するために使用されます。 Webhook レシーバーはこの署名を使用し、メッセージを信頼できるかどうかを判断します。
  6. [Webhook の更新] をクリックして、変更した内容を適用します。

サービス Webhook の更新

サービス Webhook のプロパティを更新するには、次の手順に従います。

  1. デフォルトの管理者またはサービス Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。

    注意:
    公開者のロールが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Enterprise ポータル サイトからサービス Webhook を作成または管理できないので、管理 API を使用してワークフローを実行します。

  2. [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
  3. [サービス Webhook] で、更新する Webhook を見つけます。
  4. [オプション] ボタンをクリックし、[編集] をクリックします。
  5. [Webhook の編集] ウィンドウで、以下を変更します。
    1. Webhook 名を更新するには、[Name] テキスト ボックスに Webhook の一意の名前を入力します。
    2. Webhook が関連付けられたサービスを更新するには、[サービス] ドロップダウン メニューをクリックし、新しいサービスを選択します。

      注意:

      ジオプロセシング サービスを選択すると、イベントが [サービス完了] として設定されます。 フィーチャ サービスを選択すると [イベント] ドロップダウン メニューが有効になります。

    3. フィーチャ サービス Webhook を選択する場合、[イベント] ドロップダウン メニューから新しいイベント トリガーを選択します。 たとえば、フィーチャ アタッチメントを更新したときに Webhook を呼び出すには、「AttachmentsUpdated」を選択します。
    4. ペイロード URL を更新する必要がある場合は、[Webhook URL] を選択し、Webhook レシーバーの新しいペイロード URL を入力します。
    5. 必要に応じて、[シークレット (オプション)] テキスト ボックスで、Webhook のシークレットとして機能する英数字文字列を追加するか、既存のシークレットを更新します。 シークレット値は Webhook ペイロード ヘッダーに含まれる署名を生成するために使用されます。 Webhook レシーバーはこの署名を使用し、メッセージを信頼できるかどうかを判断します。
  6. [Webhook の更新] をクリックして、変更した内容を適用します。

Webhook の非アクティブ化

Webhook は手動で非アクティブ化するか、非アクティブ化ポリシーが満たされたときに非アクティブ化できます。 Webhook が非アクティブ化すると、その Webhook は一時停止し、トリガーされたときにペイロードを配信できなくなります。 以下の各セクションでは、組織 Webhook とサービス Webhook を非アクティブ化する方法について説明します。

Organization Webhook の非アクティブ化

ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトから組織 Webhook を非アクティブ化するには、次の手順を実行します。

  1. デフォルトの管理者または組織 Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
  2. [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
  3. [組織 Webhook] で非アクティブ化する組織 Webhook を見つけ、[アクティブ] をクリックします。
  4. [確認] をクリックして、Webhook を一時停止します。

サービス Webhook の非アクティブ化

サービス Webhook を非アクティブ化するには、次の手順に従います。

  1. デフォルトの管理者またはサービス Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。

    注意:
    公開者のロールが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Enterprise ポータル サイトからサービス Webhook を作成または管理できないので、管理 API を使用してワークフローを実行します。

  2. [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
  3. [サービス Webhook] で非アクティブ化するサービス Webhook を見つけ、[アクティブ] をクリックします。
  4. [確認] をクリックして、Webhook を一時停止します。

Webhook のアクティブ化

Webhook は非アクティブ化されている間、ペイロードを配信することができません。 Webhook を再びアクティブ化すると Webhook が再開し、その Webhook が次に呼び出されたときにペイロードを配信できるようになります。 以下の各セクションでは、先ほど非アクティブ化した組織 Webhook とサービス Webhook をアクティブ化する方法について説明します。

Organization Webhook のアクティブ化

ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトから組織 Webhook をアクティブ化するには、次の手順を実行します。

  1. デフォルトの管理者または組織 Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
  2. [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
  3. [組織 Webhook] でアクティブ化する組織 Webhook を見つけ、[非アクティブ] をクリックします。
  4. [確認] をクリックして Webhook を再開します。

サービス Webhook のアクティブ化

サービス Webhook をアクティブ化するには、次の手順に従います。

  1. デフォルトの管理者またはサービス Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。

    注意:
    公開者のロールが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Enterprise ポータル サイトからサービス Webhook を作成または管理できないので、管理 API を使用してワークフローを実行します。

  2. [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
  3. [サービス Webhook] でアクティブ化するサービス Webhook を見つけ、[非アクティブ] をクリックします。
  4. [確認] をクリックして Webhook を再開します。

Webhook の削除

以前に作成された Webhook が不要になった場合、Webhook を削除することで組織から完全に削除することができます。 以下の各セクションでは、組織 Webhook とサービス Webhook を削除する方法について説明します。

Organization Webhook の削除

ArcGIS Enterprise ポータル Web サイトから組織 Webhook を更新するには、次の手順を実行します。

  1. デフォルトの管理者または組織 Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
  2. [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
  3. [組織 Webhook] で、更新する組織 Webhook を見つけます。
  4. [オプション] ボタンをクリックし、[削除] をクリックします。
  5. [削除] ウィンドウで [確認] ボタンをクリックして、Webhook を完全に削除します。

サービス Webhook の削除

サービス Webhook を削除するには、次の手順に従います。

  1. デフォルトの管理者またはサービス Webhook を作成および管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。

    注意:
    公開者のロールが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Enterprise ポータル サイトからサービス Webhook を作成または管理できないので、管理 API を使用してワークフローを実行します。

  2. [組織] > [設定] > [Webhook] の順に参照します。
  3. [サービス Webhook] で、更新するサービス Webhook を見つけます。
  4. [オプション] ボタンをクリックし、[削除] をクリックします。
  5. [削除] ウィンドウで [確認] ボタンをクリックして、Webhook を完全に削除します。