データ ストア アイテムを追加することで組織から接続できる、ユーザー管理のデータ ストアにはさまざまなタイプがあります。 タイプごとに異なる情報を入力する必要があります。それぞれのタイプは、異なる目的で使用されます。
注意:
データ ストアをポータルに追加する場合でも、この処理によってデータ ストアがフェデレーション サーバーに登録されます。 このため、フェデレートされた各 ArcGIS Server サイトのすべてのコンピューターは、データベース、フォルダー、またはクラウド ストレージの場所にアクセスできるように構成する必要があります。
ユーザー管理のデータ ストアが 1 つ以上のポータルのフェデレートされた ArcGIS Server サイトにすでに登録されている場合は (ArcGIS Pro 2.4 以前または ArcGIS Server Manager でデータ ストアを登録した場合など)、この手順を使用してデータ ストア アイテムを追加しないでください。 代わりに、既存の登録済みデータ ストアからデータ ストア アイテムを作成する方法について、組織管理者に相談してください。
以下のセクションでは、各タイプのデータ ストアへの接続を追加する方法について説明します。 必要なユーザー管理データ ストア タイプを追加する手順にアクセスするには、以下のリンクをご利用ください。
- フォルダー
- データベース (エンタープライズ ジオデータベースを備えた、または備えていないリレーショナル データベース、クラウド データ ウェアハウス、NoSQL データベースを含む)
- クラウド ストレージ
- ビッグ データ ファイル共有
フォルダー データ ストア アイテムの追加
既存のネットワーク ファイル共有の場所に接続するフォルダー データ ストア アイテムを追加するには、以下の手順を実施します。
- フォルダーがネットワーク ファイル共有 (NFS) の場所として機能することを確認します。
データ ソースをアクセス可能にする方法については、「データ ストア アイテムから公開されたデータへのアクセスの制御」をご参照ください。
- ポータルを開いてサイン インします。
コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。
- [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブにある [新しいアイテム] をクリックした後、[データ ストア] をクリックします。
- 作成するデータ ストア アイテムのタイプとして [フォルダー] を選択し、[次へ] をクリックします。
- [公開者のフォルダー パス] フィールドにフォルダーのパスを入力するか、貼り付けます。
- データ ソースの情報を入力します。
データの公開に使用された ArcGIS クライアントがフォルダー内のデータにアクセスする際、フェデレーション ArcGIS Server サイトが別のフォルダー内のデータのコピーにアクセスする必要がある場合は、両方のデータ ソースの情報を入力する必要があります。
- 公開元のクライアントとフェデレーション サーバーが同じ共有フォルダー内のデータにアクセスする場合は、デフォルト設定である [公開者のフォルダー パスと同じ] のままにします。
- 2 つの異なるファイル共有にデータを複製し、クライアントと ArcGIS Server サイトが異なるファイル共有を参照するようにする場合は、[サーバーのフォルダー パス] の下にある [新しいパス] を選択し、別のファイル共有へのパスを入力します。
- このデータ ストアを登録する ArcGIS Server サイトを選択するには、[次へ] をクリックします。
- このデータ ストアを登録する ArcGIS GIS Server サイトと ArcGIS Image Server サイトを選択します。
これらの役割を果たすサイトが不明な場合は、ArcGIS Server 管理者に問い合わせてください。
ステータスが正常かつステップ 6 で指定したファイルの場所にサイトがアクセスできる場合のみ、サイトを選択できます。
注意:
このデータ ストアがすでにフェデレーション サーバーに登録されている場合 (ArcGIS Server Manager にあるフェデレーション サーバーのいずれかに登録した場合など) は、そのフェデレーション サーバーをリストで選択することはできません。 選択した場合、エラーが発生します。
- [次へ] をクリックします。
- データ ストア アイテムのタイトルを入力します。
これは、ポータルと ArcGIS Pro に表示されるアイテムの名前です。
- 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。
語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。
入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。
- データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
- [接続の作成] をクリックします。
メンバーが画像レイヤーを作成する必要があるグループまたは ArcGIS Pro のフォルダーのファイルから公開する必要がある人とデータ ストア アイテムを共有します。
データベース データ ストア アイテムの追加
リレーショナル データベース、エンタープライズ データベース、またはクラウド データ ウェアハウスのコンテンツにアクセスするデータベース接続ファイル (.sde) を追加して、データベース データ ストア アイテムを作成できます。 組織が Knowledge Server を構成している場合は、接続情報を NoSQL データベースに提供して、ナレッジ グラフを格納できます。
データベース接続の追加
クラウド データ ウェアハウスまたはリレーショナル データベース (エンタープライズ データベースを格納できるが必ずしもその必要はない) にアクセスするデータベース データ ストア アイテムを作成するには、既存のデータベース接続ファイル (.sde ファイル) をアップロードします。
- サポート対象のデータベースまたはクラウド データ ウェアハウスに接続するデータベース接続ファイルを作成します。
必要なデータにアクセス可能で、そのデータに対する必要な権限を持つアカウントまたはユーザーの認証情報を使用して接続します。 この認証情報は接続ファイルとともに保存します。 .odc ファイルは使用できません。
データ ソースをアクセス可能にする方法については、「データ ストア アイテムから公開されたデータへのアクセスの制御」をご参照ください。
- ポータルを開いてサイン インします。
コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。
- [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブにある [新しいアイテム] をクリックした後、[データ ストア] をクリックします。
- [データベース] データ ストア タイプを選択して、[次へ] をクリックします。
- データ ストア アイテムを通じた接続先となるデータベースの種類を選択します。
- [リレーショナル データベース] - データベースまたはエンタープライズ ジオデータベースに接続する場合は、このオプションを選択します。
- [クラウド データ ウェアハウス] - クラウド データ ウェアハウスに接続する場合は、このオプションを選択します。
- [次へ] をクリックします。
- [ファイルの選択] をクリックし、必要なデータベース、エンタープライズ ジオデータベース、またはクラウド データ ウェアハウスにアクセスするデータベース接続ファイル (.sde) を参照します。
- データ ソースの情報を入力します。
ほとんどの場合、このデータ ストアからレイヤーを公開するために使用されるクライアントは、ArcGIS Server サイトと同じデータベース、エンタープライズ ジオデータベース、またはクラウド データ ウェアハウスを使用します。 このような場合は、デフォルト設定の [公開者のデータベース接続と同じ] をそのまま使用します。
ただし、ArcGIS クライアントがあるエンタープライズ ジオデータベース内のデータにアクセスするものの、フェデレートされた ArcGIS Server サイトが別のエンタープライズ ジオデータベース内のデータのコピーにアクセスする必要がある場合は、両方のデータ ソースの情報を入力する必要があります。 この場合は、[サーバー データベース接続 (.sde ファイル)] の下にある [新しい接続] を選択し、フェデレートされた ArcGIS Server サイトが他のジオデータベースのデータに接続するために使用するデータベース接続ファイルを選択します。 このオプションは、データ ソースがエンタープライズ ジオデータベースの場合のみサポートされます。
- このデータ ストアを登録する ArcGIS Server サイトを選択するには、[次へ] をクリックします。
- このデータ ストアを登録する ArcGIS GIS Server サイトまたは ArcGIS Image Server サイトを選択します。
これらの役割を果たすサイトが不明な場合は、ArcGIS Server 管理者に問い合わせてください。
ステータスが正常で、ArcGIS Server サイトがデータ ソースの場所にアクセスできる場合のみ、サイトを選択できます。
注意:
このデータ ストアがすでにフェデレーション サーバーに登録されている場合 (ArcGIS Server Manager にあるフェデレーション サーバーのいずれかに登録した場合など) は、そのフェデレーション サーバーをリストで選択することはできません。 選択した場合、エラーが発生します。
- [次へ] をクリックします。
- データ ストア アイテムのタイトルを入力します。
これは、ポータルと ArcGIS Pro に表示されるアイテムの名前です。
- 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。
語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。
入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。
- データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
- [接続の作成] をクリックします。
リレーショナル データベースの接続を登録するフェデレートされた ArcGIS GIS Server サイトを選択したら、データベース データ ストア アイテムの所有者として、ポータルのデータ ストア アイテムからマップ イメージとフィーチャ レイヤーを一括で公開できます。
組織のメンバーが ArcGIS Pro でこのデータベース接続からデータを公開する予定の場合は、そのメンバーが所属しているグループとデータ ストア アイテムを共有します。 これにより、そのメンバーは、同じデータベース認証情報を使用して、手順 10 で指定したフェデレーション サーバーのいずれかにデータを公開できるようになります。
NoSQL データベースへの接続
自分が管理するサポートされている NoSQL データベースにナレッジ グラフを保存するには、NoSQL データ ストア アイテムをポータルに追加し、そのポータルの Knowledge Server サイトに登録する必要があります。
ArcGIS Pro で作成したナレッジ グラフごとに 1 つの NoSQL データベースが必要です。 ナレッジ グラフの作成時の設定により、データ ストア アイテムを作成する前に NoSQL データベースにデータを格納できるか、あるいは空であるべきかが決定します。 「NoSQL データ ストアとして使用される Neo4j データベースに関する注意事項」、「NoSQL データ ストアとして使用される ArangoDB データベースに関する注意事項」、「ArcGIS Knowledge Server のシステム要件」をご参照ください。
- ポータルを開いてサイン インします。
コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。
- [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブにある [新しいアイテム] をクリックした後、[データ ストア] をクリックします。
- [データベース] を選択して [次へ] をクリックします。
- [NoSQL データベース] を選択し、[次へ] をクリックします。
[NoSQL データベース] オプションは、ポータルで Knowledge Server が構成されている場合にのみ表示されます。
- 使用する NoSQL データベースの種類を選択します。
- NoSQL データベースにアクセスするための接続情報を入力します。
- 前のステップで [Neo4j] を選択した場合は、Neo4j のインスタンスとデータベースに接続するための接続 URI、認証情報、データベース名を入力します。
接続の要件については、Neo4j Java ドライバーのマニュアルをご参照ください。
- 前のステップで [ArangoDB] を選択した場合は、すべての調整コンピューターのホスト名または TCP アドレスおよび TCP ポート、認証情報、ArangoDB データベース名を入力します。 通信に SSL を使用するよう ArangoDB を構成した場合は、[SSL を使用] チェックボックスをオンにします。
- 前のステップで [Neo4j] を選択した場合は、Neo4j のインスタンスとデータベースに接続するための接続 URI、認証情報、データベース名を入力します。
- [次へ] をクリックして、このデータ ストアが登録される ArcGIS Knowledge Server サイトを選択します。
NoSQL データ ストアは、ポータルの ArcGIS Knowledge Server サイトにのみ登録できます。
ステータスが正常で、ArcGIS Knowledge Server サイトがデータ ソースにアクセスできる場合のみ、サイトを選択できます。
- [次へ] をクリックします。
- データ ストア アイテムのタイトルを入力します。
これは、ポータルと ArcGIS Pro に表示されるアイテムの名前です。
- 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。
語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。
入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。
- 組織の管理者がコンテンツのカテゴリを構成している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。
また、[カテゴリのフィルター処理] ボックスを使用して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。
- データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
- [接続の作成] をクリックします。
コンテンツ内にデータ ストア アイテムが作成されます。
ArcGIS Pro でナレッジ グラフを作成するメンバーのグループで、データ ストア アイテムを共有します。
クラウド ストレージ データ ストア アイテムの追加
クラウド ストレージの場所にある画像ファイルからイメージ レイヤーを公開し、クラウド ストレージの場所にある事前作成済みキャッシュを参照するシーン レイヤー、タイル レイヤー、またはベクター タイル レイヤーを公開するには、クラウド ストレージ データ ストア アイテムを追加します。
- クラウド ストレージ データ ストアを追加するには、サポートされているクラウド ストレージ プロバイダーのアカウントが必要で、クラウドの格納場所が存在している必要もあります。
データ ソースをアクセス可能にする方法については、「データ ストア アイテムから公開されたデータへのアクセスの制御」をご参照ください。
- ポータルを開いてサイン インします。
コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。
- [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブにある [新しいアイテム] をクリックした後、[データ ストア] をクリックします。
- 追加するデータ ストア アイテムの種類に合わせて [クラウド ストレージ] を選択し、[次へ] をクリックします。
- クラウド ストレージ プロバイダーのいずれかを選択して [次へ] をクリックし、クラウド ストレージの場所に接続するための認証情報を指定します。
指定する必要がある情報は、プロバイダーのタイプによって異なります。
- Amazon S3
以下を入力して、Amazon Simple Storage Service (S3) バケットまたは S3 と互換性があるバケットに接続します。
- 認証情報タイプを選択します。IAM ロールまたはアクセス キーを使用します。 アクセス キーを使用する場合、Amazon Web Services (AWS) アカウントから取得したアクセス キー ID と対応するシークレット アクセス キーを入力する必要があります。
- バケットが存在するリージョンを選択し、バケットの名前を入力します。
注意:
カスタム S3 エンドポイントに接続するには、[地域] ドロップダウン メニューで [カスタム] を選択し、[プライベート URL] フィールドにプライベート クラウドにアクセスするための URL を入力するか貼り付けます。
- バケットのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。
- Google クラウド ストレージ
以下を入力して、Google Cloud バケットに接続します。
- Google Cloud アカウントから取得したアクセス キー ID と対応するシークレット アクセス キーを入力します。
- バケットのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。
- Microsoft Azure Storage
以下を入力して、Microsoft Azure Blob ストレージの場所に接続します。
- 次のいずれかの認証タイプを選択します。 タイプごとに異なる認証情報が必要となります。
- [Microsoft Entra ID] - [サービス プリンシパル] または [ユーザー割り当てマネージド ID] のいずれかの ID タイプを選択します。 選択した ID タイプに必要な認証情報を入力します。
ユーザー割り当てマネージド ID が実行中のホスティングおよびフェデレーション ArcGIS Server サイト上のインスタンスに割り当てられていることを確認します。 また、ユーザー割り当てマネージド ID に少なくともストレージ アカウント コンテナーへの読み取り専用アクセス権があることを確認します。 複数のユーザー割り当てマネージド ID がインスタンスまたはストレージ コンテナーに割り当てられている場合は、クライアント ID を指定する必要があります。
サービス プリンシパル ID タイプを使用する場合は、サービス プリンシパル アカウントへの Storage Blob Data Contributor アクセス権が必要です。
このクラウド ストレージ データ ストアをビッグ データ ファイル共有に使用する場合、Microsoft Azure ストレージの場所にこの認証方法を使用しないでください。
Entra ID 認証の詳細については、Microsoft Azure に関するドキュメントをご参照ください。
- [共有鍵] - Microsoft Azure ストレージ アカウントの名前とアカウント キーを指定します。
共有鍵認証の詳細については、Microsoft Azure に関するドキュメントをご参照ください。
- [共有アクセス署名] - Microsoft Azure ストレージ アカウントの名前と共有アクセス署名 (SAS) トークンを指定します。
コンテナー レベルから SAS トークンを生成します。
共有アクセス署名認証の詳細については、Microsoft Azure に関するドキュメントをご参照ください。
- [匿名] - イメージ レイヤー ワークフローのパブリック コンテナーにアクセスするには、これを使用します。 この認証方法は、他のワークフローではサポートされていません。
このクラウド ストレージ データ ストアをビッグ データ ファイル共有に使用する場合、この認証方法は使用しないでください。
- [Microsoft Entra ID] - [サービス プリンシパル] または [ユーザー割り当てマネージド ID] のいずれかの ID タイプを選択します。 選択した ID タイプに必要な認証情報を入力します。
- Blob ストレージ コンテナーが配置された Azure ストレージ ドメインを選択します。
注意:
カスタム Azure Blob エンドポイントに接続するには、[ストレージ ドメイン] ドロップダウン メニューから [その他] を選択し、URL または DNS エンドポイントを指定して、格納場所にアクセスします。
- Blob ストレージ コンテナーの名前を入力します。
- ストレージ コンテナーのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。
- 次のいずれかの認証タイプを選択します。 タイプごとに異なる認証情報が必要となります。
- Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2
以下を入力して、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2 の場所に接続します。
- 次のいずれかの認証タイプを選択します。 タイプごとに異なる認証情報が必要となります。
- [Microsoft Entra ID] - [サービス プリンシパル] または [ユーザー割り当てマネージド ID] のいずれかの ID タイプを選択します。 選択した ID タイプに必要な認証情報を入力します。
ユーザー割り当てマネージド ID が実行中のホスティングおよびフェデレーション ArcGIS Server サイト上のインスタンスに割り当てられていることを確認します。 また、ユーザー割り当てマネージド ID に少なくともストレージ アカウント コンテナーへの読み取り専用アクセス権があることを確認します。 複数のユーザー割り当てマネージド ID がインスタンスまたはストレージ コンテナーに割り当てられている場合は、クライアント ID を指定する必要があります。
Entra ID 認証の詳細については、Microsoft Azure に関するドキュメントをご参照ください。
- [共有鍵] - Microsoft Azure ストレージ アカウントの名前とアカウント キーを指定します。
共有鍵認証の詳細については、Microsoft Azure に関するドキュメントをご参照ください。
- [共有アクセス署名] - Microsoft Azure ストレージ アカウントの名前と共有アクセス署名 (SAS) トークンを指定します。
コンテナー レベルから SAS トークンを生成します。
共有アクセス署名認証の詳細については、Microsoft Azure に関するドキュメントをご参照ください。
- [匿名] - イメージ レイヤー ワークフローのパブリック コンテナーにアクセスするには、これを使用します。 この認証方法は、他のワークフローではサポートされていません。
このクラウド ストレージ データ ストアをビッグ データ ファイル共有に使用する場合、この認証方法は使用しないでください。
- [Microsoft Entra ID] - [サービス プリンシパル] または [ユーザー割り当てマネージド ID] のいずれかの ID タイプを選択します。 選択した ID タイプに必要な認証情報を入力します。
- Blob ストレージ コンテナーが配置された Azure ストレージ ドメインを選択します。
注意:
カスタム Azure Blob エンドポイントに接続するには、[ストレージ ドメイン] ドロップダウン メニューから [その他] を選択し、URL または DNS エンドポイントを指定して、格納場所にアクセスします。
- Blob ストレージ コンテナーの名前を入力します。
- ストレージ コンテナーのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。
- 次のいずれかの認証タイプを選択します。 タイプごとに異なる認証情報が必要となります。
- Alibaba クラウド ストレージ
以下を入力して、Alibaba Cloud Object Storage Service (OSS) バケットに接続します。
- Alibaba アカウントから取得したアクセス キー ID と対応するシークレット アクセス キーを入力します。
- バケットが存在するリージョンを選択し、バケットの名前を入力します。
- バケットのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。
- Amazon S3
- このデータ ストアを登録する ArcGIS Server サイトを選択するには、[次へ] をクリックします。
- このデータ ストアを登録する ArcGIS GIS Server および ArcGIS Image Server サイトを選択します。 これらの役割を果たすサイトが不明な場合は、ArcGIS Server 管理者に問い合わせてください。
ステータスが正常の場合にのみサイトを選択できます。つまり、サイトがデータ ソースに接続できます。
注意:
このデータ ストアがすでにフェデレーション サーバーに登録されている場合 (ArcGIS Server Manager にあるフェデレーション サーバーのいずれかに登録した場合など) は、そのフェデレーション サーバーをリストで選択することはできません。 選択した場合、エラーが発生します。
- [次へ] をクリックします。
- データ ストア アイテムのタイトルを入力します。
これは、ポータルと ArcGIS Pro に表示されるアイテムの名前です。
- 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。
語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。
入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。
- データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
- [接続の作成] をクリックします。
イメージ レイヤーを作成する必要があるメンバーのグループで、データ ストア アイテムを共有します。
ビッグ データ ファイル共有の追加
組織で ArcGIS GeoAnalytics Server が構成されている場合は、既存のストレージの場所を参照するビッグ データ ファイル共有データ ストア アイテムを追加できます。
ビッグ データ ファイル共有データ ストア アイテムを共有する組織のメンバーは、GeoAnalytics Toolsへの入力として、その場所に格納されたファイルを使用したり、GeoAnalytics Toolsからの出力として、生成されたデータを格納するストレージの場所を使用したりできます。
以下の手順を進める前に、データを含める既存のファイル共有の場所またはクラウド内の格納場所が必要です。 手順については、「ビッグ データ ファイル共有の基本操作」をご参照ください。
- ポータルを開いてサイン インします。
コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。
- [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブにある [新しいアイテム] をクリックした後、[データ ストア] をクリックします。
- データ ストア タイプに [ビッグ データ ファイル共有] を選択して、[次へ] をクリックします。
このオプションは、組織で GeoAnalytics Server が構成されている場合にのみ使用できます。
- 次のストレージの場所の中から 1 つを選択して、[次へ] をクリックします。
- [ファイル共有] - ArcGIS GeoAnalytics Server サイト内のフォルダーのパスを入力するか、ArcGIS GeoAnalytics Server サイトのコンピューターがアクセスできるネットワーク共有を入力します。
- [HDFS] - Apache Hadoop Distributed File System (HDFS) サイトのコンピューターがアクセスできる ArcGIS GeoAnalytics Server ディレクトリのパスおよび認証情報を入力します。
- [Hive] - Apache Hive メタストア データベースの URI および認証情報を入力します。
- [クラウド ストレージ] - 既存のクラウド ストレージ データ ストア アイテムを選択するか、情報を入力して、ビッグ データ ファイル共有データ ストアとして使用するクラウド ストレージ アイテムを作成できます。
ヒント:
クラウド ストレージ アイテムを作成するためのオプションについては、前のセクションをご参照ください。
上記の各オプションについて入力する必要のある具体的な情報の詳細については、「ビッグ データ ファイル共有の基本操作」をご参照ください。
- [次へ] をクリックして、このデータ ストアが登録される ArcGIS GeoAnalytics Server サイトを選択します。
ビッグ データ ファイル共有は、ポータルの ArcGIS GeoAnalytics Server サイトにのみ登録できます。
ステータスが正常かつステップ 4 で指定したストレージの場所にサイトがアクセスできる場合のみ、サイトを選択できます。
- [次へ] をクリックします。
- データ ストア アイテムのタイトルを入力します。
- 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。
語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。
入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。
- データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
- [接続の作成] をクリックします。
ビッグ データ ファイル共有のデータ ストアを作成すると、ビッグ データ ファイル共有アイテム、ビッグ データ ファイル共有のデータ ストア アイテムおよびクラウド データ ストア アイテム (クラウド ストレージ データ ストアを作成した場合) の 2 つまたは 3 つのアイテムが組織内に作成されます。 これらのアイテムは互いに依存しますが、アイテムを削除する必要がない限り、操作するのはビッグ データ ファイル共有アイテムだけです。