ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services を使用して ArcGIS Server サイトを作成した場合、ArcGIS Server のバックアップ ユーティリティと復元ユーティリティ、Cloud Builder から直接提供されているバックアップ、または Cloud Builder テンプレートを使用できます。どのバックアップ テクノロジを選択して組み合わせるかは、バックアップが必要な対象によって変わります。
注意:
ArcGIS 10.6.1 は、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services の最後のリリースです。
バックアップが必要な対象 | バックアップの作成に使用する方法 |
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ArcGIS Server サービス構成、サーバー オブジェクト エクステンション、登録されたデータ ストアのアイテムの場所、ユーザーとロールの情報、サイト内のコンピューターのリスト、クラスターおよびそのコンピューターのリスト、ログ設定 | ArcGIS Server のバックアップ ユーティリティおよび復元ユーティリティ |
上記以外の ArcGIS Server 設定 (キャッシュ、ログ、ArcGIS Web Adaptor 構成、プライマリ サイト管理者の名前とパスワードなど) | Cloud Builder バックアップ |
SITEHOST インスタンス上の GIS データ、インスタンスの仕様、またはサードパーティ ソフトウェア | Cloud Builder バックアップ |
SITEHOST インスタンスおよびサイト内の他の ArcGIS Server インスタンス上の GIS データ、インスタンスの仕様、またはサードパーティ ソフトウェア | Cloud Builder テンプレート |
上記のテクノロジは、要件に合わせて組み合わせることができます。たとえば、低い頻度での Cloud Builder バックアップと、ArcGIS Server のバックアップ ユーティリティによる高い頻度でのサイト構成のバックアップを組み合わせることができます。サイト構成のバックアップは、保持できる情報は多くありませんが、ダウンタイムが不要で、インスタンスが破損した場合に備えて物理的に別の場所に格納できます。