ここでは、ArcGIS Enterprise on Amazon Web Services に関する一般的な質問に答えます。
ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services についての質問
- ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services を使用して ArcGIS Enterprise を配置できますか?
- Amazon のアクセス キーとシークレット アクセス キーは、Esri にログインするときに、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services によって閲覧および保存されますか?
- EDN (Esri Developer Network) のライセンスを持っている場合、サイトのライセンスを認証する *.prvc ファイルはどのようにすれば入手できますか?
- ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services で新しいキー ペア ファイルを作成した場合、このファイルはディスク上のどこにありますか?
- ArcGIS Web Adaptor を使用してサイトを作成するときに、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Servicesはインストールされますか?
- プロキシ サーバーで ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services を使用できますか?
配置に関する質問
アマゾン ウェブ サービスに関する一般的な質問
いいえ。従来のアプリケーションである ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services を使用してスタンドアロン ArcGIS Server サイトおよびそれらに関連するジオデータベースを構築できますが、ArcGIS Enterprise Amazon Machine Images 上に存在するその他の Esri コンポーネントを配置することはできません。
注意:
ArcGIS 10.6.1 は、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services の最後のリリースです。ArcGIS Server サイトを配置するには、代わりに ArcGIS Enterprise Cloud Builder Command Line Interface for Amazon Web Services を使用します。
Cloud Builder では、ArcGIS Server のライセンスを認証するために *.prvc ファイルが必要です。EDN ユーザーは、次の手順で *.prvc ファイルを作成できます。
My Esri にログインして、認証番号を取得します。
メモ帳などのテキスト エディターを使用して次のテンプレートからファイルを作成し、前の手順で取得した認証番号などの情報を挿入します。
// User Information First Name= Last Name= Organization= Department= Email= Address 1= City= State/Province= Location=<country or region> Location Code=<country or region code> Zip/Postal Code= Phone Number= Your Organization= Your Industry= Yourself= // Features and authorization numbers ArcGIS Server=ECP...
- *.prvc 拡張子を付けてファイルを保存します。
- Cloud Builder でライセンス ファイルを求められたときに、この *.prvc ファイルを選択します。
Esri AMI には ArcGIS Web Adaptor が含まれますが、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Servicesを使用してサイトを作成した場合、ArcGIS Web Adaptorは構成されません。これは、これらのサイトで使用される Amazon のロード バランサーが同じ機能を備えており、サイト内の ArcGIS Server コンピューターの間で受信リクエストを分散するためです。ArcGIS Web Adaptor を使用する場合は、サイトを作成した後にインスタンスにログインし、ArcGIS Web Adaptor を使用するように ArcGIS Server サイトを構成できます。
Cloud Builder または CloudFormation で ArcGIS Server を含んでいる EC2 インスタンスを構築した後に ArcGIS Server が正しく構成されていることを確認するにはどうすればよいですか?
そのサイトの ArcGIS Server Manager にログインして、ArcGIS Server サイトの状態を確認できます。
Cloud Builder を使用してサイトを作成した場合は、Cloud Builder で ArcGIS Server サイトの詳細を展開し、ArcGIS Server Manager の URL を確認します。この URL へ移動し、サイトを作成したときに指定したプライマリ サイト管理者アカウントを使用してログインします。正常なサイトには、実行中のサンプル マップ サービスや、System と Utilities フォルダーに構成済みのサービスがあります。
Cloud Formation テンプレートを使用して ArcGIS Server サイトを作成した場合、サイトの ArcGIS Server Manager エンドポイントの URL の形式は http://<ArcGIS Server machine name>:6443/arcgis/manager になります。
上記の確認を行う前に、サイトが構築するまで十分な時間を取ってください。
はい。Esri Windows AMI では、Windows ファイアウォールは有効になり、ArcGIS Server、Portal for ArcGIS、ArcGIS Data Store の実行に必要なすべてのポートは開いています。Windows ファイアウォールは、Amazon セキュリティ グループを補完します。ポート上のインバウンド アクセスを許可するには、Windows ファイアウォールと Amazon セキュリティ グループの両方でポートを許可する必要があります。
「Windows ファイアウォールと ArcGIS Server AMI」をご参照ください。
はい。ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services を使用すれば、ArcGIS Server サイトを VPC サブネット内に立ち上げることができます。Cloud Formation または AWS マネジメント コンソールを使用して VPC 内の ArcGIS Server インスタンスを起動できます。
注意:
EC2 インスタンスが VPC エンドポイントにあれば、読み書きできるのは、その配置先である AWS リージョンの S3 バケットに限ります。webgisdr ツールを使って ArcGIS Enterprise 配置をバックアップし、EC2 インスタンスとは異なるリージョン内の S3 バケットに格納したい場合は、EC2 インスタンスに関連づけられた VPC エンドポイントを削除してください。
「Amazon Virtual Private Cloud (VPC) と ArcGIS Enterprise」をご参照ください。
Esri ArcGIS Enterprise AMI に含まれる ArcGIS ソフトウェアを利用するためには、Esri から、このソフトウェアを配置する旨のライセンスを得る必要があります。ArcGIS ソフトウェアのライセンス費用に加え、他のソフトウェアやインフラストラクチャの費用を、AMI on AWS Marketplace で算出できます。「AMI (Amazon Machine Images) の利用条件への同意」のリンクをたどってアクセスしてください。