Esri は、Amazon Web Services (AWS) でサイトを構築するときに使用できる AMI (Amazon Machine Images) を提供しています。 ArcGIS Enterprise Cloud Builder for Amazon Web Services、AWS CloudFormation テンプレート、または AWS Management Console で AMI を使用して、AWS 上で ArcGIS Enterprise を配置したり、スタンドアロン ArcGIS Server サイトを構築したりできます。
AMI は AWS Marketplace から一般に入手でき、Esri カスタマー サービスに問い合わせることなく、ほとんどの ArcGIS Enterprise AMI にアクセスできます。*
*ただし、中国のリージョンで AMI を使用する場合は、地域のオフィスに問い合わせる必要があります。
次のような AMI を使用できます。
- Esri ArcGIS Enterprise 10.9 (Ubuntu)
- Esri ArcGIS Enterprise 10.9 (Microsoft Windows)
AMI を初めて使用する前に、AWS Marketplace の利用条件に同意する必要があります。
AMI の各タイプの現在のバージョンに含まれるコンポーネントの概要を以下の表に示します。 使用する ArcGIS ソフトウェア コンポーネントごとにライセンスが必要です。
Esri ArcGIS Enterprise (Ubuntu) | Esri ArcGIS Enterprise (Windows) | |
---|---|---|
オペレーティング システム | Ubuntu 18.04 LTS | Windows Server 2019 |
Web サーバー | Apache Tomcat | IIS 10 |
ルート ストレージ | 最低 100 GB の EBS ボリューム | 最低 100 GB の EBS ボリューム |
ArcGIS ソフトウェア コンポーネント | ArcGIS Server Portal for ArcGIS Portal for ArcGIS Web Styles ArcGIS Web Adaptor (Java Platform) ArcGIS Data Store ArcGIS GeoEvent Server | ArcGIS Server Portal for ArcGIS Portal for ArcGIS Web Styles ArcGIS Web Adaptor (IIS) ArcGIS Data Store ArcGIS GeoEvent Server ArcGIS Pro 2.7 |
ArcGIS アカウント名 | arcgis | arcgis |
追加のソフトウェア コンポーネント | Cinc 15 クライアント | Cinc 15 クライアント |
ArcGIS Enterprise またはスタンドアロン ArcGIS Server サイトを配置するには、いずれかの ArcGIS Enterprise on Amazon Web Services 配置ツールを使用します。
AWS Management Console を使用して、これらの AMI からスタンドアロン ArcGIS Server サイトを作成する場合は、「ArcGIS Server を実行する EC2 インスタンスの起動」をご参照ください。