Skip To Content

ArcGIS Server および ArcPy

この ArcGIS 11.0 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

ArcGIS には、Python を使用してデータ ストア アイテムを管理しサービス定義を公開するために使用できる ArcPy サイト パッケージが用意されています。ArcPy では、Python を使用して ArcGIS Server コンピューターからジオプロセシング ツールを実行することもできます。

ArcPy は、ArcGIS REST API のサーバー管理操作を補足します。 たとえば、ArcPy を使用すると、マップ ドキュメントをサービス定義に変換してサーバーにアップロードしたり、マップ ドキュメント内のレイヤーのパスを変更したり、レイヤーをさらに追加してサービスを公開したりすることができます。

ArcGIS Server では次の用途で ArcPy を使用できます。

  • データベースとフォルダーを ArcGIS Server に登録します。
  • マップ ドキュメントを解析し、サービス定義の作成に使用します。
  • 画像またはジオプロセシング モデルの結果を解析し、サービス定義の作成に使用します。
  • ArcGIS Server サービスとしてサービス定義を公開します。
  • フォルダー内のすべてのサービス定義を ArcGIS Server に公開します。

ヒント:

デフォルトでは、ArcGIS Server によって C:\Program Files\ArcGIS\Server\framework\runtime\ArcGIS\bin\PythonPython 3 がインストールされます。

ArcPy スクリプトを実行するには、Windows の [スタート] メニューから [ArcGIS] > [Python 3 Command Prompt] を開きます。 ArcGIS Pro ランタイムを使用したアクティブな python3 環境で Windows のターミナル セッションが開始されます。 コマンド プロンプトで python <path to my script.py> と入力し、スクリプトのパスと名前で <path to my script.py> を置換します。

たとえば、Windows のコマンド プロンプトか Microsoft PowerShell セッションから、デフォルトで C:\Program Files\ArcGIS\Server\framework\runtime\ArcGIS\bin\Python\Scripts\propy.bat にインストールされている propy.bat ファイルを実行して ArcGIS Server コンピューターで ArcPy スクリプトを実行することもできます。 propy.bat ファイルへのパスを入力してから、ArcPy スクリプトの場所と名前を入力します。 たとえば、C:\Program Files\ArcGIS\Server\framework\runtime\ArcGIS\bin\Python\Scripts\propy.bat <path to my script.py> と入力し、スクリプトのパスと名前で <path to my script.py> を置換します。

ドキュメントのこのセクションには、ArcGIS Server でさまざまなタスクを実行する ArcPy コードの例が用意されています。

パッケージのバージョンが競合していない限り、ArcPy を既存の Python 3 環境に追加できます。 ArcPy を追加するには、conda を使用して、Anaconda Cloud 上の Esri チャンネルから ArcPy をインストールします。 conda プロンプトから、適切なリリース番号を指定して次のコマンドを実行します。

conda install -c esri arcgis-server-py3=11.0