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Amazon Web Services のArcGIS Enterprise 11.3 の新しい機能

ArcGIS Enterprise on Amazon Web Services (AWS) の 11.3 リリースには、以下のセクションで説明する新しいオプションと変更が含まれています。

ArcGIS Enterprise Cloud Builder for Amazon Web Services に対する変更

Cloud Builder 11.3 では、Cloud Builder 11.2 を使用して作成した ArcGIS Knowledge Server サイトのアップグレードがサポートされています。

新規または更新された CloudFormation テンプレート

Esri により、次の新規および変更された CloudFormation テンプレートが 11.3 リリースで提供されています。

  • arcgis-datastore-cluster-enhanced.template.json CloudFormation テンプレートを使用すると、ArcGIS Data Store 時空間ビッグ データ ストア クラスター (個別のコーディネーターとデータ インスタンスを含む) を ArcGIS Enterprise 11.3 デプロイメントに追加できます。 両方のロールが割り当てられたコンピューターではなく、特定のロールを持つコンピューターを使用することで、パフォーマンスを改善できます。 3 つのコーディネーター インスタンスが 1 つの AWS 自動スケーリング グループに配置され、データ インスタンス (最大 5 インスタンス) は 2 番目の自動スケーリング グループに配置されます。
  • arcgis-server-singlemachine-upgrade.template.json および arcgis-server-ha-upgrade.template.json CloudFormation テンプレートが更新され、CloudFormation 11.2 テンプレートで作成した ArcGIS Knowledge Server サイトをアップグレードできるようになりました。
  • arcgis-datastore-singlemachine-upgrade.template.json および arcgis-datastore-cluster-upgrade.template.json CloudFormation テンプレートが更新され、CloudFormation 11.2 テンプレートを使用して作成したグラフ データ ストアをアップグレードできるようになりました。

バージョンとサポートの変更内容

  • 新しい AWS リージョン (ca-west-1) のサポートが追加されました。
  • Linux のデプロイメントで、Ubuntu Server 22.04 LTS がデフォルトで使用されるようになりました。
  • Portal for ArcGIS コンポーネントを含む可用性の高い配置をアップグレードする場合、インスタンスのファイアウォールでポート 7820、7830、7840 が開いていることを確認してください (これらのポートがポータル コンピューター間の通信に必要になったため)。
  • ブランチ バージョン対応データが含まれているエンタープライズ ジオデータベースが存在する場合、ジオデータベースをこのリリースでアップグレードすることをお勧めします。 ArcGIS Server と一緒にインストールされる UpgradeGeodatabase ArcPy 関数または ArcGIS Pro と一緒にインストールされる [ジオデータベースのアップグレード (Upgrade Geodatabase)] ジオプロセシング ツールを使用できます。 詳細と手順については、ArcGIS Pro ヘルプの「ジオデータベースのアップグレード (Upgrade Geodatabase) の詳細」をご参照ください。

    パフォーマンスを改善するには、アップグレードに使用するクライアント (ArcGIS Server または ArcGIS Pro) が AWS 上、かつジオデータベースが格納されているデータベース サービスと同じリージョンで実行されていることを確認してください。

  • 廃止された機能の一覧については、Esri サポート サイトで最新の非推奨のお知らせをご参照ください。

修正された問題

不具合の修正の詳細については、「11.3 で対処された問題一覧」をご参照ください。