11.3 で修正された問題の一覧は、「11.3 で修正された問題の一覧」をご参照ください。
お使いのハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントがバージョン 11.3 と互換性があるかどうかを確認するには、非推奨のお知らせを参照し、廃止された機能のリストを確認してください。
注意:
11.3 の新機能と要件について、以下のセクションで説明します。
インストール要件
ArcGIS Server 自己解凍型パッケージは、.exe 拡張子と .exe.001 拡張子を持つ 2 つのファイルで構成されるようになりました。 パッケージを抽出するには、両方のファイルが同じフォルダー内にあることを確認します。
Server Manager を使用したカスタム データ プロバイダーの管理
ArcGIS Server Manager を使用して、ArcGIS Server でカスタム データ プロバイダーを登録、更新、登録解除したり、ArcGIS クライアントにデータを提供するプロバイダーを参照する読み取り専用フィーチャ サービスを公開できるようになりました。
新しいクラウド データ ストアの認証方法
ArcGIS Server Manager にクラウド ストアを登録するとき、Azure Blob ストレージ コンテナーのファイルにアクセスするために、Microsoft Entra ID ユーザー割り当てマネージド ID、サービス プリンシパル、共有アクセス署名 (SAS) 認証がサポートされます。
データベース サポートの変更
ArcGIS Enterprise 11.3 は、Microsoft SQL Server 2017 をサポートしている最後のリリースです。 ArcGIS を使用して SQL Server 2017 のデータにアクセスする場合、今後のバージョンの ArcGIS で使用するには SQL Server をアップグレードする必要があります。
SQL Server 11.3 以降、PostgreSQL 2016 および ArcGIS Enterprise 12.x はサポートされなくなりました。
エンタープライズ ジオデータベースのアップグレード
ArcGIS Enterprise 組織やスタンドアロン ArcGIS Server サイトで使用しているエンタープライズ ジオデータベースにブランチ バージョン対応データが含まれる場合、ジオデータベースをこのリリースでアップグレードすることをお勧めします。 ArcGIS Server と一緒にインストールされる UpgradeGeodatabase ArcPy 関数または ArcGIS Pro と一緒にインストールされる [ジオデータベースのアップグレード (Upgrade Geodatabase)] ジオプロセシング ツールを使用できます。 詳細と手順については、ArcGIS Pro ヘルプの「ジオデータベースのアップグレード (Upgrade Geodatabase) の詳細」をご参照ください。
その他の ArcGIS Enterprise コンポーネント
ArcGIS Enterprise で使用できるサーバー ロールとエクステンションの詳細については、「ArcGIS Enterprise の新機能」をご参照ください。