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ArcGIS 11.0 および ArcGIS Pro 3.0 の Oracle の要件

Microsoft WindowsLinux 上の ArcGIS Enterprise、および ArcGIS Pro は、OracleOracle データベースとエンタープライズ ジオデータベースへの接続をサポートしています。

ヒント:

10.9 および ArcGIS Pro 2.8 より前の ArcGIS バージョンの場合は、ArcGIS Desktop Web サイトに掲載されているシステム要件をご参照ください。

Esri がサポートする環境ポリシーの詳細については、Esri テクニカル サポートをご参照ください。

サポートされているデータベース バージョン

次の Oracle リリースは、ArcGIS がサポートする最小の認定パッチ バージョンです。 これより新しい Oracle の更新は、パッチも含めてこのバージョンでサポートされています。

Standard 2 (SE2)/Enterprise (EE) エディション:

Oracle 12c R1 (64 ビット) 12.1.0.2

Oracle 12c R2 (64 ビット) 12.2.0.1

Oracle 19c (64 ビット) 19.3.0.0

Oracle Patch のサポートについては、こちらをクリックしてください

サポートされているオペレーティング システム

データベース管理システムがインストールされているコンピューターと、ArcGIS 製品がインストールされているコンピューターが同じである場合、そのオペレーティング システムは ArcGIS 製品のシステム要件と Oracle バージョンのオペレーティング システム要件をどちらも満たす必要があります。

データベースがインストールされているサーバーと、ArcGIS 製品がインストールされているサーバーが同じでない場合は、使用する Oracle のバージョンに応じたオペレーティング システム要件を Oracle のドキュメントでご確認ください。

ST_Geometry シェープ ライブラリに関する追加要件

ST_Geometry シェープ ライブラリを使用して Oracle の外部プロシージャ (extproc) を構成するとき、Esri では次の 4 つのオペレーティング システムをサポートしています。

  • IBM AIX (64 ビット)
  • Linux (64 ビット)
  • Solaris (64 ビット)
  • Microsoft Windows (64 ビット)

Windows 上に ST_Geometry シェープ ライブラリがある場合、Oracle データベース コンピューターに最新の Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015、2017、2019、2022 がインストールされている必要があります。 詳細については、Microsoft Support の「The latest supported Visual C++ downloads」をご参照ください。

  • Oracle Exadata Database Machine のサポートは、Oracle LinuxOracle RAC (Real Application Clusters) のどちらにも対応している OEM (Original Equipment Manufacturer) ソフトウェアには Oracle Exadata との互換性があると説明した Oracle のガイドに基づいています。
  • Oracle 12c 以降の新しいマルチテナント アーキテクチャ オプションは、多数のプラガブル データベースを保持できるコンテナー データベースで構成され、プラガブル データベース レベルでサポートされます。 ArcGIS は、Oracle 11g R2 でサポートされている機能と同じ機能を、プラガブル データベースでサポートしています。

データベース要件/制限

ブランチ バージョニングは、ユーザースキーマ ジオデータベースではサポートされていません。

Oracle Text コンポーネントをインストールする必要があります。 Oracle ではデフォルトで Text コンポーネントがインストールされますが、デフォルトのインストールを実行していない場合、Text コンポーネントがインストールされていない可能性があります。

Oracle データベースのパッチのサポート

すべての Oracle パッチ セット (および中間パッチ) のドキュメントとインストール方法については、Oracle Support をご参照ください。 Esri は、Oracle のパッチ セットまたは中間パッチを適用する前に、Oracle データベースの完全バックアップを実行することをお勧めします。 Oracle のパッチ セットまたは中間パッチの適用後に不具合が発生した場合は、前のバージョンの Oracle に戻してください。 必要な場合は、Oracle のサポートにお問い合わせください。

クラウド サポート

クラウドにデプロイされたデータベース サービスとデータベースのサポートについては、「ArcGIS でクラウドのデータベースを使用するための要件」をご参照ください。

DBMS への接続に必要なソフトウェア

クライアント コンピューター (ArcGIS Pro または ArcGIS Server が動作しているコンピューターなど) は、使用している RDBMS に合わせて適切なデータベース クライアント ファイルをインストールしておく必要があります。 これらのクライアント ファイルは、それぞれの RDBMS ベンダーから入手できます。 詳細については、「データベース クライアント」をご参照ください。

注意:

ArcGIS クライアントで、接続先の Oracle データベースのバージョンでサポートされている最新の Oracle クライアントを使用することをお勧めします。