既存のビデオ サービスからフレーム設定を作成
フレーム設定を使用すると、選択したビデオ サービス内の特定の時間とセグメントのスクリーンショットを生成できます。 これは、特定の調査結果を共有したい場合や、ArcGIS Video Server 以外でさらに解析するためにフレームを抽出する場合に役立ちます。 フレーム設定を作成するには、次の手順を実行します。
- ArcGIS Video Server の REST エンドポイントに移動して、サイン インします。
例: https://machine.domain.com:21443/arcgis/rest
- [サービス] をクリックして、クリップするレイヤーのあるサービスを見つけます。
- [レイヤー] の下で必要なレイヤーをクリックします。
- [子リソース] の下で、[フレーム設定] を選択します。
- [新しいフレーム設定の作成] をクリックします。
- [時間範囲] フィールドに JSON を入力します。 これは必須です。
[タイム スタンプ] フィールドは、カンマ区切りの整数 (1,2,3 など) の入力を受け入れます。
[有効期限] フィールドは、フレーム設定がディスク上で維持される期間を表します。 入力した時間の経過後、ファイルは削除されます。
- フレーム設定は、デフォルトでは C:\arcgisvideoserver\directories\arcgisvideoservices\<serviceName> \<Layer#>\framesets\<frameset#> フォルダーの下にあります。 サイト構成時に別のディレクトリーを選択した場合、それに応じて位置が変更されます。
既存のビデオ サービスに対するレイヤーの追加または削除
時間の経過とともにレイヤーを更新できるサービスを作成するための機能が ArcGIS Video Server に追加されました。
- ArcGIS Video Server の REST エンドポイントに移動して、サイン インします。
例: https://machine.domain.com:21443/arcgis/rest
- [サービス] をクリックして、更新するサービスを見つけます。
- そのサービスをクリックします。
- レイヤーを追加するには、[レイヤーの追加] をクリックします。
SON の入力を求める新しいページが開きます。
- 想定される JSON の形式を次に示します: {"type" : "ondemand", "id" : 1, "name" : "layerName", "requestedResolutions" : "sd,hd,fhd,native", “inputs”: { "fileIds" : "theFileID" } }
- このレイヤーのビデオ ファイルは、REST > Uploads によってサーバーにアップロードする必要があります。 ファイルのアップロード後にファイル ID が出力され、それをこの JSON にコピー/貼り付けできます。
- 他のレイヤー タイプでは、使用する JSON の変更が必要になります。
- UDP マルチキャスト ライブストリーム レイヤーでは、「type」を「livestream」にする必要があり、「mode」は「multicast」になり、「streamAddress」パラメーターが必要です。
例: {"type":"livestream","mode":"Multicast","name":"testName","streamAddress":"udp://IP:Port"}
- 外部のプロキシ ライブストリームにも同じような要件があり、mode が proxy になり、streamAddress も必要です。
例: {"cameraInfo":null,"mode":"proxy","name":"External_Livestream”,streamAddress":"https://streamURL.com/video.m3u8","type":"livestream"}
- ジョブの送信後は、他のサービスと同様に、[ジョブの詳細] を表示して公開のプロセスを確認できます。 エラーが発生した場合は、トラブルシューティング用の詳細情報も提供されます。
- REST > Services > yourService に移動して、[レイヤー] の下に新しいレイヤーがリストされていることを確認します。
- 不要なレイヤーを削除するには、[レイヤー] の下で対象のレイヤーを選択し、[サポートされている操作] の下の [削除] をクリックします。 これが目的の動作であることを次の画面で確認します。
クリップの作成
クリップを使用すると、選択したビデオ サービス内の特定の時間範囲のビデオを生成できます。 ビデオの特定の部分のみが必要な場合や、特定のモーメントを簡単に共有したい場合に役立ちます。 クリップを作成するには、次の手順を実行します。
- ArcGIS Video Server の REST エンドポイントに移動して、サイン インします。
例: https://machine.domain.com:21443/arcgis/rest
- [サービス] をクリックして、クリップするレイヤーのあるサービスを見つけます。
- [レイヤー] の下で必要なレイヤーをクリックします。
- [子リソース] の下で、[クリップ] を選択します。
- [新しいビデオ クリップの作成] をクリックします。
- [時間範囲] フィールドに JSON を入力します。 これは必須です。
{ "start" : 0, "end" : 10000 }
[開始] パラメーターはクリップが開始する位置で、[終了] は終了する時間をマークします。 [有効期限] フィールドは、クリップがハード ドライブ上に残る期間を表します。 デフォルトは 60 です。
フィールドに名前を付けます。 出力形式によって、クリップのファイル形式を選択できます。 現時点で使用できる出力形式は、.ts、.mpeg、.mov です。 空白のままにすると、元のレイヤーと同じ形式になります。
- クリップは、デフォルトでは C:\arcgisvideoserver\arcgisvideoservices\ServiceName\Layer#\clips\ フォルダーの下にあります。 サイト構成時に別のディレクトリーを選択した場合、それに応じて位置が変更されます。