インストール要件
ArcGIS Web Adaptor のバージョンは、サーバー サイトのバージョンと必ず一致しなければなりません。
10.2.1 以降のバージョンの ArcGIS Web Adaptor は、以前のバージョンの ArcGIS Web Adaptor とともに同じコンピューター上にインストールできます。たとえば、同じ Web サーバー上にバージョン 10.1 SP1 とバージョン 10.8.1 の ArcGIS Web Adaptor をインストールできます。
それぞれの ArcGIS Web Adaptor の名前は、一意である必要があります。1 つの Web サーバー上に同じ名前を持つ 2 つの ArcGIS Web Adaptor をインストールすることはできません。インストール中に名前の重複が検出されると、警告メッセージが表示されます。競合を解決するには、同じ名前の前のバージョンをアンインストールする必要があります。あるいは、一方の ArcGIS Web Adaptor の名前を変更してインストールを続行できます。
レガシー:
以前のバージョンでは、ArcGIS Web Adaptor をインストールするのに、Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 (SP1)、4.0、または 4.5 が必要でした。
ArcGIS Web Adaptor は、インストールが終了した後に構成する必要があります。詳細については、「ArcGIS Web Adaptor の構成」をご参照ください。
以前のバージョンの のアップグレード ArcGIS Web Adaptor
ArcGIS Web Adaptor を以前のバージョンから 10.8.1 にアップグレードするには、以前のバージョンをアンインストールして、10.8.1 セットアップをインストールする必要があります。10.8.1 のインストール中に、以前の ArcGIS Web Adaptor と同じ名前を指定します。これにより、ArcGIS Web Adaptor の URL が以前のバージョンと同じままになります。
10.8.1 のインストール中に名前の重複が検出されると、警告メッセージが表示されます。アップグレードを実行するには、同じ名前の前のバージョンをアンインストールする必要があります。
10.8.1 をインストールしたら、ArcGIS Web Adaptor を対応するサーバー サイトで構成する必要があります。
ArcGIS Web Adaptor のサイレント インストール
ArcGIS Web Adaptor のサイレント インストールに使用される Windows インストーラーのコマンド ライン パラメーターは、次のとおりです。
- INSTALLDIR=<インストール場所>
このプロパティを使用すると、ArcGIS Web Adaptor のインストール先をコマンド ラインで指定できます。このプロパティを設定しない場合、デフォルトの C:\Program Files\ArcGIS\WebAdaptor10.8.1\java\ がインストール先となります。
例:
<path to ArcGIS Web Adaptor (Java Platform) setup download>\setup.exe INSTALLDIR="C:\NewInstallDir" /qb
- インストール先を指定せずに ArcGIS Web Adaptor をサイレント インストールするには、次のコマンドを使用します。
<path to ArcGIS Web Adaptor (Java Platform) setup download>\setup.exe /qb
ArcGIS Web Adaptor は、インストールが終了した後、構成する必要があります。詳細については、「ArcGIS Web Adaptor の構成」をご参照ください。
メモ:
インストール後、Java アプリケーション サーバーで指定された言語で ArcGIS Web Adaptor が表示されます。言語を変更するには、Java アプリケーション サーバーの製品ドキュメントをご参照ください。