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ArcGIS Web Adaptor 11.1 のシステム要件

ArcGIS Web Adaptor を実行するためのシステム要件とハードウェア要件を次に示します。 以前のバージョンについては、Esri Support でご確認ください。

お使いのハードウェアおよびソフトウェアが現在の ArcGIS バージョンと互換性があるかどうかを確認するには、製品リリース情報を確認してください。

ArcGIS Web Adaptor (IIS)

ArcGIS Web Adaptor (IIS) は、WindowsMicrosoft Windows コンピューターにインストールして、Internet Information Server (IIS) Web サーバーと統合することができます。

必要な Microsoft IIS コンポーネント

Microsoft Internet Information Server (IIS) は、特定の IIS コンポーネントと一緒に有効化する必要があります。 IIS が検出されず、特定の IIS コンポーネントが有効になっていない場合、セットアップは続行されません。

IIS 10 がインストールされていても、必要な IIS コンポーネントが不足している場合は、セットアップによって [IIS 要件の確認] ダイアログ ボックスが表示されます。 インストール時に、不足している必要な IIS コンポーネントを自動的に有効にすることもできます。 そのためには、[同意します] をクリックします。

注意:

ArcGIS Web Adaptor のサイレント インストールを実行する場合は、すべての必要な IIS コンポーネントを手動で有効化する必要があります。 このセットアップでは、サイレント インストールの実行時に存在しない IIS コンポーネントが自動的に有効化されません。

お使いのオペレーティング システムで IIS を有効化し、必要に応じて不足している IIS 10 コンポーネントを手動で有効化する方法については、「IIS と必要な IIS コンポーネントの手動による有効化」をご参照ください。

注意:

ArcGIS Web Adaptor を正常にインストールおよび構成するには、次のセクションで指定された前提条件を満たす前に、IIS と必要なコンポーネントを有効化する必要があります。

前提条件

ArcGIS Web Adaptor (IIS) をインストールするコンピューターでは、以下の前提条件が満たされている必要があります。

注意:

.NET Runtime および IIS のサポートを含む、ASP.NET Core ランタイム - Windows ホスティング バンドルをインストールする必要があります。

注意:

ASP.NET Core ランタイム - Windows ホスティング バンドルをインストールしてから IIS と必要なコンポーネントを有効化した場合、バンドル インストーラーを使用してバンドル インストールを修復する必要があります。

サポートされている Web サーバー

サポートされている Windows オペレーティング システムで使用可能な IIS Web サーバー バージョンは、ArcGIS Web Adaptor (IIS) で使用することができます。

これらのオペレーティング システムおよび Web サーバーに対するアップデートは、特に明記されない限り、サポートされます。 また、オペレーティング システムのバージョンとアップデートは、アプリケーションまたは Web サーバー プロバイダーでもサポートされている必要があります。

インストールできるインスタンスの最大数

1 台のコンピューターにインストールできる ArcGIS Web Adaptor (IIS) のインスタンスの最大数は、最初の ArcGIS Web Adaptor インスタンスのインストール方法によって異なります。 ArcGIS Web Adaptor セットアップ プログラムを使用して最初のインスタンスをインストールした場合、1 台のコンピューターにインストールできる ArcGIS Web Adaptor のインスタンスの最大数は 21 です。 ただし、ArcGIS Enterprise Builder を使用して最初のインスタンスをインストールした場合、1 台のコンピューターにインストールできる ArcGIS Web Adaptor のインスタンスの最大数は 20 です。 これより多くのインスタンスが必要な場合、別のコンピューターにインストールしてください。

コンピューターに以前のバージョンがインストールされている場合、それらのバージョンをアンインストールする必要はありません。 たとえば、同じコンピューターに以前のリリースの ArcGIS Web Adaptor の 5 つのインスタンスと、ArcGIS Web Adaptor 11.1 の 21 のインスタンスをインストールすることができます。 この最大値は、同じソフトウェア バージョンのインスタンスにのみ適用されます。

ハードウェア要件

ArcGIS Web Adaptor (IIS) は 8 GB 以上のメモリを必要とし、インストールされる ArcGIS Web Adaptor インスタンスの数および受信するリクエストの数とサイズによっては、さらに多くのメモリが必要になる可能性があります。

ArcGIS Web Adaptor 11.1 にアップグレードする際のハードウェアの注意事項については、「ArcGIS Web Adaptor のアップグレード」をご参照ください。

ArcGIS Web Adaptor (Java Platform)

ArcGIS Web Adaptor (Java Platform) は、Windows または Linux コンピューターにインストールして、アプリケーションまたは Web サーバーと統合することができます。

サポートされているアプリケーションと Web サーバー

次のアプリケーション サーバーおよび Web サーバーがサポートされています。

  • Apache Tomcat 8.5.35 および 9.0.19
  • GlassFish 4.1.1
  • IBM WebSphere 8.5.5.9 および 9
  • JBoss Enterprise Application Platform 7
  • Oracle WebLogic 12c R1 および R2

これらのアプリケーションまたは Web サーバーに対するアップデートは、特に明記されない限り、サポートされます。

Java のサポート

ArcGIS Web Adaptor (Java Platform) では、Java 8、Java 11、Java 12、および Java 15 がサポートされています。

サポートされている Windows オペレーティング システム

ArcGIS Web Adaptor では、次の Windows オペレーティング システムがサポートされています。

サポートされているオペレーティング システム最新の更新内容またはテスト済みサービス パック

Windows Server 2022 Standard および Datacenter

2023 年 2 月更新

Windows Server 2019 Standard および Datacenter

2023 年 2 月更新

Windows Server 2016 Standard および Datacenter

2023 年 2 月更新

サポートされているオペレーティング システム最新の更新内容またはテスト済みサービス パック

Windows 11 Pro および Enterprise

2023 年 2 月更新

Windows 10 Pro および Enterprise

2023 年 2 月更新

注意:

  • 特に指定がない限り、これらの OS のバージョンに関して過去と今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされています。 OS のバージョンおよびアップデートは、OS プロバイダーによってもサポートされている必要があります。

  • Windows Server のすべてのバージョンで、[デスクトップ エクスペリエンス] オプションが必要です。
  • ArcGIS は x86-64 アーキテクチャの 64 ビット CPU でのみサポートされています。
  • Windows 11 および 10 は、基本的なテストやアプリケーション開発での使用のみでサポートされています。

サポートされる Web ブラウザー

ArcGIS Web Adaptor 構成ウィザードは、次の Web ブラウザーをサポートします。

  • Google Chrome バージョン 107 以降
  • Microsoft Edge バージョン 107 以降
  • Mozilla Firefox バージョン 109 以降
  • Mozilla Firefox バージョン 102 (ESR)
  • Safari バージョン 15 以降

サポートされている仮想化環境とクラウド プラットフォーム

仮想化環境とクラウド環境のサポート内容は、ArcGIS Enterprise の基本配置の全コンポーネントで同じです。 詳細については、ArcGIS Enterprise システム要件の「クラウド プラットフォーム上の ArcGIS Enterprise」および「サポートされている仮想化環境」をご参照ください。