ArcGIS Enterprise Builder のインストールの準備
- ArcGIS Enterprise Builder のインストール先とするコンピューターの認証ファイルを取得します。
- サイトがシステム要件を満たしていることを確認します。 詳細については、「システム要件」をご参照ください。
- root 以外のユーザーとしてサイン インします。
- ダウンロードされたセットアップ ファイルの場所を参照します。または、ArcGIS Enterprise Builder メディアを適切なドライブに挿入して、セットアップ プログラムを自動起動します。
これで、ArcGIS Enterprise Builder をインストールする準備が整いました。
ArcGIS Enterprise Builder のインストール
セットアップ ユーザー インターフェイスから ArcGIS Enterprise Builder をインストールするには、次の手順を実行します。 ArcGIS Enterprise Builder をコマンドラインからサイレント インストールするには、「ArcGIS Enterprise のサイレント インストール」をご参照ください。
ArcGIS Enterprise Builder セットアップを起動するには、ダウロードされたセットアップ ファイルの場所を参照し、[./Setup] を実行してセットアップ プログラムを起動します。
インストール中に、使用許諾契約書の内容に合意します。合意しない場合は、終了してください。
[インストール フォルダーの選択] ダイアログで、ArcGIS Enterprise Builder のインストール先の場所を指定します。 すべてのコンポーネントは、指定したこの場所のサブディレクトリにインストールされます。 デフォルトの場所はユーザーのホーム ディレクトリです。
注意:
10.9.1 では、Python 2.x をインストールする ArcMap Runtime Support 機能を無効にすることができます。 ArcMap Runtime Support 機能を無効にすると、Python 2.x がシステムから削除されます。 これを行うには、ArcGIS Enterprise Builder を使用したアップグレードに進んで、アップグレードが完了した後に、ArcMap Runtime Support 機能を無効化し、Python 2.x を削除できます。
Portal for ArcGIS データベース サービスでは、ユーザーが生成したコンテンツ、および最初にインストールされるデフォルトのコンテンツを保存するディレクトリが使用されます。 コンテンツは、ArcGIS Enterprise Builder がアンインストールされた後もコンピューター上に残り、その後の Portal for ArcGIS のインストールで既存のコンテンツを使用することができます。 コンテンツ ディレクトリは、<Install Folder>/usr/arcgisportal (たとえば、/home/gisuser/arcgis/usr/arcgisportal) に作成されます。
注意:
共有ネットワーク ディレクトリ (NFS マウントされたフォルダー) には、ArcGIS Enterprise Builder をインストールできません。 ディレクトリは、ターゲット システムのローカルに配置されている必要があります。ArcGIS Enterprise Builder のインストールには、ArcGIS Server および Portal for ArcGIS の両方の有効な認証ファイルが必要です。 インストールの前に、これらの両方の製品の認証ファイルが存在している必要があります。 [ソフトウェア認証] ダイアログ ボックスで、カスタマー サービスから受信した ArcGIS Server の認証ファイルの場所を指定します。 これには、*.prvc ファイルまたは *.ecp ファイルを使用できます。
注意:
Portal for ArcGIS の認証ファイルはセットアップの完了後に、JSON ファイルとして ArcGIS Enterprise 構成に提供されます。
画面上の指示に従って、インストールを完了します。 インストールの完了後、ポスト インストール手順が表示されます。