10.5.1 の新機能
ArcGIS GeoEvent Server 10.5.1 では、製品全体にわたって安定性の強化と機能改善が図られています。10.5.1 で修正された問題の一覧は、「10.5.1 で修正された問題の一覧」をご参照ください。ソフトウェアの変更の概要については、以下のセクションをご参照ください。
一般的な更新
- [グローバル設定] の [ジオメトリ プロセッサ設定] の値が、Java ジオメトリ API と一致するように更新されました。[マイル] が、デフォルトで [有効化]/[true] に設定されるようになりました。
- GeoEvent Server で、インシデント マネージャーがインシデントを早期に終了した場合 (たとえば、開始されたインシデントの最大数に達した場合)、警告がログに記録されるようになりました。
- [ArcGIS Server 管理] ページを使用した証明書設定の変更 (importRootOrIntermediate または Web サーバーのエイリアスの更新のいずれか) で、GeoEvent Server を再起動する必要がなくなりました。
- すべてのエンドポイントに関する REST API ドキュメントが、ArcGIS GeoEvent Server REST API から簡単にアクセスできるようになりました。
ビッグ データ ストア
- フィーチャ サービスを公開するときに、公開されたフィーチャ サービスがドロップダウンに含まれるようになりました。
- データ ソースのシャードの数を設定する際の新しい [自動] オプション。GeoEvent Server は、ビッグ データ ストア内のデータ ノードの数に基づいて、シャードの最適な数を自動的に決定します。
- [データ ソースの作成] ダイアログ内の [ObjectID オプション] プロパティのラベルおよびツールチップが更新され、明確になりました。
コネクタ
- 汎用 JSON アダプターおよびテキスト アダプターが、デフォルトの WKID を使用するように拡張されました。
10.5 の新機能
ArcGIS GeoEvent Server 10.5 では、製品全体にわたって安定性の強化と機能改善が図られています。10.5 で修正された問題の一覧は、「10.5 で修正された問題の一覧」をご参照ください。ソフトウェアの変更の概要については、以下のセクションをご参照ください。
一般的な更新
- このリリースでは、従来の ArcGIS GeoEvent Extension for Server が、ArcGIS GeoEvent Server になりました。
- ArcGIS GeoEvent Server の新しいライセンス ロール。ArcGIS Server ロールの詳細については、「ArcGIS Enterprise とは」 をご参照ください。
- Ubuntu 16.04.x LTS 以上のサポート。
ビッグ データ ストア
- ArcGIS Data Store インストーラーを使用してビッグ データ ストアを有効化できます。
- ポリゴンおよびポリラインなど、ポイント以外のジオメトリに対するビッグ データ ストアのマップ サービスの視覚化クエリでの新しい [最大レコード数] パラメーター。
- リアルタイムの四角形および六角形の集約を含む、2 つの新しいタイプの集約スタイルのサポート。
- フィーチャ サービスの集約レンダリングのサポート。
- 異なる投影を操作しているときの集約レンダリングが改善されました。
- 新しいインデックスの更新間隔がメタデータ プロパティとして追加されました。書き込みスループットの改善に使用できます。デフォルト値は 1 秒で、値を増やすと書き込みスループットが向上します。
- ストリーム サービスで [アーカイブ] オプションを使用しているときのマルチポイントおよびエンベロープ ジオメトリのサポート。
- 削除、追加、更新などの演算子がフィーチャ サービスに追加されました。
- 定期スナップショットを使用した自動データ バックアップ。スナップショットからの復元機能もあります。
- 管理者は、データの消去機能を含む、データの維持ポリシーを指定できるようになりました。
- 観測点にジオメトリがない (センサー ネットワークの観測点など) テーブルのサポートが追加されました。
- ArcGIS GeoAnalytics Server との統合。詳細については、「ArcGIS GeoAnalytics Server とは」 をご参照ください。
ジオフェンス
- ジオフェンスの開始時間と終了時間が日時ピッカーになり、標準時間ではなくなりました。
ストリーム サービス
- ストリーム サービスに関連するフィーチャ サービスが選択可能になり、フリーフォームのテキスト ボックスではなくなりました。
- 関連するフィーチャ サービスを使用するときに、空間フィルタリングを使用できるようになりました。
コネクタ
- HTTP アウトバウンド トランスポートが、HTTP GET モードでフィールド値の代入をサポートするようになりました。
- HTTP インバウンド トランスポートが、HTTP サーバー モードで、クエリ パラメーターに GET リクエストを受け入れるようになりました。
- ファイル インバウンド コネクタが、1 秒あたりの行数を抑制することで、非常に大きなファイルをサポートするようになりました。