10.6.1 の新機能
ArcGIS GeoEvent Server 10.6.1 では、製品全体にわたって安定性の強化と機能改善が図られています。10.6.1 で修正された問題の一覧は、「10.6.1 で修正された問題の一覧」をご参照ください。
一般的な更新
- 複数コンピューターで構成された GeoEvent Server サイトの定評あるレジリエンス、スケーラビリティ、パフォーマンスのさらなる改良。
- 複数コンピューターで構成された GeoEvent Server サイトで使用された場合のストリーム サービスの機能改良および修正。
- GeoEvent Server サービスの再起動時の、サービスによるフェデレーション環境の検知。
- GeoEvent Server の管理者による SSL 暗号化の有効化/無効化。
- ArcGIS Server および Portal for ArcGIS の接続の登録時の、PKI セキュリティ証明書サポートの追加。
- ArcGIS Server の TLS 設定の GeoEvent Server への適用。
- GeoEvent Server をサポートするバックエンド ライブラリに対する更新。
ビッグ データ ストア
- 既存データ ソースへのフィールド追加機能の追加。
- ビッグ データ ストアへのマルチスレッドによる書き込みのサポート。
プロセッサ
- プロセッサ構成時、複数のプロセッサがジオイベント定義からフィールド / タブを選択可能。
- インシデント ディテクター プロセッサの強化により、インシデント マネージャーで「info」フィールドの有効化 / 無効化をサポート。
- ジオタガー プロセッサのジオイベント定義で定義されたユーザーのサポートの追加。
10.6 の新機能
ArcGIS GeoEvent Server 10.6.1 では、製品全体にわたって安定性の強化と機能改善が図られています。10.6 で修正された問題の一覧は、「10.6 で修正された問題の一覧」をご参照ください。
一般的な更新
- それぞれの個別のページと GeoEvent Manager の [モニター] ページから、すべての入力、出力、およびジオイベント サービスを起動および停止する機能。
- GeoEvent Server をサポートするバックエンド ライブラリに対する更新。
複数コンピューターのサポート
ArcGIS GeoEvent Gateway は、ArcGIS GeoEvent Server サービスと一緒に実行される新しいサービスです。複数コンピューター構成で配置されているときにイベント レコードの配信のために使用される分散構成ストアとメッセージ ブローカーが組み込まれています。詳細については、「複数コンピューターのサイト」をご参照ください。
ビッグ データ ストア
- WHERE 句の指定機能によるデータ維持および削除ルールの改善。
- リアルタイム集約の強化によるポリゴン、ポリライン、マルチポイントのサポート。
- 時空間ボリュームのリアルタイム集約に対する開発者サポート。
ドキュメント
- フィールド演算プロセッサで使用可能な文字列関数に対する更新 (構文の例、結果、該当する場合にはこれらの結果の説明を含む)。詳細については、「フィールド演算プロセッサの文字列関数」をご参照ください。
- ArcGIS GeoEvent Server のシステム要件に関する情報の拡張。詳細については、「システム要件」をご参照ください。
- GeoEvent Manager へのログイン、GeoEvent Server の構成、システム プロパティの管理など、一般的な管理タスクに関するドキュメントの追加。
- ログの監視、ログのフィルタリングと検索、ログ メッセージのデバッグ、メッセージ ロギングの構成など、ArcGIS GeoEvent Server の管理に関するドキュメント。詳細については、「ログの監視」をご参照ください。
- パブリック REST API、管理 REST API、REST API ドキュメントへのアクセスを含む、ArcGIS GeoEvent Server REST API に関するドキュメントの追加。詳細については、「GeoEvent Server の管理」をご参照ください。
- GeoEvent Server SDK を使用する ArcGIS GeoEvent Server の拡張の概要に関するドキュメントの追加。