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トラブルシューティング

次に、ポータル Web サイトを使用する際に遭遇する可能性がある問題と、それに対して推奨される解決策を示します。

Web サイト

マップ

アプリ

シーン

ホストされた Web レイヤー

コンテンツ

ArcGIS for DesktopArcGIS Explorer Desktop

Web サイトの使用時に上限に到達しました。

この Web サイトには以下の上限があります。

  • アカウントあたりのグループ数: 512
  • アップロード ファイルのサイズ: 10 MB
  • サムネイル画像のサイズ: 1 MB
  • サイン イン期間: 2 週間
  • Web からアイテムを追加するための URL 文字数: 250

新しいメンバーをポータルに追加しようとすると、ソフトウェア認証エラーが表示されます。

Portal for ArcGIS のライセンスは、特定数のメンバーを許可しています。ポータルのメンバー数がライセンスで許可された最大数にすでに達している場合、追加しようとすると、「ソフトウェア認証エラーのために新しいアカウントを作成できません。サポートが必要な場合は、Portal for ArcGIS 管理者に問い合わせてください。」というメッセージが表示されます。新しいメンバーを追加するには、ポータル管理者が新しいライセンスを取得するか、既存のメンバーを削除する必要があります。

ポータルにサイン インしようとすると、ソフトウェア認証エラーが表示されます。

Portal for ArcGIS のライセンスは、特定数のメンバーを許可しています。ポータルのメンバー数がその数値を超える場合、次にポータルにサイン インしようとすると、「ソフトウェア認証エラーのためにサイン インできません。サポートが必要な場合は、Portal for ArcGIS 管理者に問い合わせてください。」というメッセージが表示されます。ポータル管理者は、新しいライセンスを取得するか、ポータルからメンバーを削除する必要があります。

マップに追加するレイヤーを検索する際、Web レイヤーだけがリストされます。

マップ、画像、フィーチャ レイヤー、OGC WMS、および KML を検索して追加できます。他のレイヤー タイプ (レイヤー パッケージなど) はサポートされていません。

マップに追加するレイヤーを検索する際、組織のすべてのレイヤーが検索結果にリストされません。

レイヤーをマップにすでに追加してある場合、そのレイヤーの範囲と交差するレイヤーだけが検索結果にリストされます。

ポップアップの日時が、元のデータの日時と一致しません。

サーバーは日付を UTC (協定世界時) で格納します。Web ブラウザーは日付を現地時間に変換します。たとえば、ポップアップの時刻フィールドを表示する際にユーザーが標準時間のカリフォルニアにいる場合は、データの時刻より 8 時間早い時刻 (UTC-8) が表示されます。このオフセットは日付にも同様の影響を与えます。2011 年 7 月 7 日午前 12 時のデータをポップアップで表示すると、2011 年 7 月 6 日午後 5 時と表示されます。

マップ全体で形式の異なる日付が表示されます。

マップ ビューアーで日付を表示すると、マップの各部で別々の形式が表示されることがあります。マップ作成者は、ポップアップ、テーブル、およびラベルに表示される形式を構成できます。タイム スライダーなど、マップのその他の部分では、自分のアカウントに関連付けられている言語によって、日付の形式が決まります。

時間はデータ フィールドに表示されません。

時間を表示するのは、短い日付の形式のみです (たとえば、12/31/1999 および 31/12/1999)。その他の日付形式のでは、時間は日付フィールドの一部として表示されません。日付フィールドに時間を表示するには、ポップアップの日付フィールドを構成して、短い日付形式のいずれかを使用する (および時間を表示するチェックボックスをオンにする) 必要があります。

編集可能なフィーチャ レイヤーでフィーチャのジオメトリを編集できません。

編集可能なフィーチャ レイヤーに m 値が含まれている場合、既存のフィーチャのジオメトリは編集できません。レイヤー内の既存のフィーチャのジオメトリを編集するには、そのレイヤーの所有者が m 値を含むデータを別のレイヤー (同じサービス内でかまいません) に移す必要があります。

マップを印刷する際、一部のレイヤーが印刷されません。

管理者による印刷サービスの構成内容によっては、印刷されたマップに特定の種類のレイヤーが表示されない場合があります。詳細については、管理者にお問い合わせください。また、ブラウザーの [印刷] ボタンを使用してマップを印刷した場合、その他の多くのレイヤーおよびロゴも表示されないことがあります。最も完全で適切な形式のマップを印刷するには、マップ ビューアー上の [印刷] ボタンを使用します。

新しく作成された Web マップのサムネイルが生成されないか、正しく表示されません。

HTTPS を使用している ArcGIS Server サービスが Web マップに含まれている場合に、この問題が発生することがあります。印刷サービスは、サムネイルを生成するときに使用します。サムネイルを生成する印刷サービスが組み込まれたコンピューターにとって、HTTPS サービスをホストしている ArcGIS Server サイトが信頼できるサイトでない場合は、サムネイルが生成されないか、正しく表示されません。この問題を解決するには、ポータル管理者に連絡して、コンピューターとサイト間の信頼関係を確立するよう依頼します。

マップに凡例がありません。

ベースマップ、マップ メモ レイヤー、および OGC WMTS レイヤーの凡例は表示されません。また、外部からアクセスできないレイヤーの凡例や、マップ作成者が非表示にしたレイヤーの凡例も表示されません。

マップの凡例が、自分のマップ レイヤーで作成した凡例と異なっています。

マップ レイヤーの凡例とマップ ビューアー内の凡例は一致しないことがあります。通常、この問題は、マップ ビューアー内の凡例がレイヤー内のシンボルと同期しなくなったときに発生します。たとえば、レイヤーの作成者がレイヤーのシンボルを変更しても、マップ ビューアーには引き続き前のシンボルが表示されます。一般的に、マップ ビューアーには、30 分間経過した後に最新の凡例が表示されます。レイヤーの作成者は、マップ ビューアーに凡例の更新を反映させるためにマップ レイヤーの REST キャッシュをクリアしなければならないことがあります。レイヤーの作成者は、マップ レイヤー内のレイヤーに変更を加えることで (レイヤーの名前変更や並べ替えなど)、凡例に対する更新を反映させることができます。

マップ コンテンツ内のレイヤーの順序を変更できません。

レイヤーは常にベースマップの上に表示され、フィーチャ レイヤーは常にタイルセット レイヤー (マップ、画像、およびタイル レイヤー) の上に表示されます。マップ内のレイヤーのタイプによっては、すべてのレイヤーを上下に移動させることができない場合があります。たとえば、1 つのマップ レイヤーと 3 つのフィーチャ レイヤーがある場合、フィーチャ レイヤーの順序を変更することはできますが、マップ レイヤーをフィーチャ レイヤーの上に移動することはできません。KML レイヤーおよびベースマップの順序を変更することはできません。

操作中にマップが消失しました。

セキュリティで保護されたレイヤーを追加した場合、またはマップの容量が大きすぎてお使いのブラウザーがキャッシュできないとき (一般的に 2.5 MB より大きい場合) にマップ ビューアーから移動した場合、マップが消失する場合があります。大容量のデータを追加する際にマップが失われるのを防ぐために、作業を始める前にサイン インし、マップを定期的に保存します (アイテムを作成する権限が必要)。セキュリティ保護されたレイヤーを追加する予定の場合、マップ ビューアー URL を HTTPS に変更して、はじめにセキュリティ保護されたレイヤーを追加します。

時間対応レイヤーを含むマップにタイム スライダーが表示されません。

時間対応レイヤーは、KML ドキュメント、埋め込みマップおよびファイルから取り込んだレイヤーではサポートされていません。これらの場合は、タイム スライダーが表示されません。マップ作成者がレイヤーのタイム アニメーションを無効にしている場合も、タイム スライダーは表示されません。

レイヤーをベースマップとして使用するオプションが表示されません。

ArcGIS Server サービス レイヤー、OGC WMS、OGC WMTS、およびタイル レイヤーをベースマップとして使用できます。ファイルから取り込んだレイヤー、KML ドキュメントおよびマップ ビューアーで作成したマップ メモ レイヤーは、ベースマップとして使用できません。

独自のベースマップを使用する際、ベースマップ内の一部のズーム レベルがマップに表示されません。

これは、マップが現在のベースマップ (たとえば、地形図 (World Topographic) ベースマップなど) のズーム レベルを表示するためです。ユーザーがベースマップに設定したズーム レベルを表示するには、マップを保存し、マップ ビューアー ページを閉じ (たとえば、[ギャラリー] に移動するなど)、再度マップを開きます。設定したズーム レベルが表示されます。マップを保存するには、アイテムを作成する権限が必要です。

ベースマップが利用できないため、マップのコンテンツが何も表示されません。

マップの座標系はベースマップによって設定されるため、マップ ビューアーは、有効なベースマップがないとマップ内にレイヤーを表示できません。マップをベースマップと一緒に保存すると、マップ ビューアーはそのベースマップだけを使用します。このベースマップが利用できない場合も、デフォルトのベースマップには戻りません。ベースマップが不正な場合、空間参照が同じ別のベースマップを使用することで、マップを修正できます。ベースマップがタイル レイヤーである場合、不正なベースマップと新しいベースマップのタイル スキーマは同じである必要があります。ギャラリーで別のベースマップを選択して、マップを修正します。

OGC WMS または OGC WMTS レイヤーをマップに追加する際、レイヤーの座標系がベースマップの座標系に合っていないことを示すエラーが表示されます。

このエラー メッセージは通常、マップにレイヤーを追加した後に、デフォルトのマップ ビューアー ギャラリー内のベースマップの投影法である Web メルカトルを使用しない OGC レイヤーを追加した場合に表示されます。新規のマップを作成し、OGC レイヤーを先に追加します。レイヤーが GCS WGS84 で表されている場合、マップ ビューアーは GCS WGS84 World Imagery ベースマップを使用します。OGC WMS または OGC WMTS レイヤーが、Web メルカトルと GCS WGS84 以外の座標系の場合は、ユーザーのレイヤーがベースマップとして使用されます。これで、レイヤーを追加することができます。

追加した航空写真がマップ上に表示されません。

Web メルカトル ベースマップ (ギャラリーのベースマップの投影法) を使用し、レイヤーが Web メルカトルでない場合、航空写真を使用しているタイル レイヤーはマップ上には表示されない場合があります。レイヤーを表示するには、そのレイヤーをベースマップとして使用するか、タイル レイヤーと同じ投影法のベースマップの上に表示します。

マップ レイヤーが、タイルをキャッシュしたときと同じ縮尺でマップ ビューアーに表示されません。

マップ ビューアーは、ArcGIS 10.2 で作成されたレイヤーに設定されている最小および最大縮尺を優先します。これらの縮尺は、ArcGIS for Desktop で変更できます。

Web 層認証でセキュリティ保護された ArcGIS Server サービスと OGC レイヤーに Internet Explorer でアクセスするときに問題があります。

組織の信頼できるサーバーのドメインをブラウザーの信頼済みサイトのリストに追加する必要がある場合があります。組織で構成されている信頼できるサーバーについては、組織の管理者に確認してください。

一部のレイヤーがマップに正しく表示されません。HTTP および HTTPS の URL が混在しているようです。このような HTTP と HTTPS が混在したコンテンツでは、マップ表示に問題が生じますか?

場合によって異なります。特定の動作は、ブラウザーやブラウザーのバージョンに依存しています。

HTTP 上にあるマップ ビューアーで HTTPS ベースのレイヤーを開こうとすると、HTTPS でページ (この場合はマップ ビューアー) を再読み込みしてから再度レイヤーを追加する必要があることを知らせるメッセージが、ブラウザーによって表示される場合があります。これは、マップに追加するレイヤーおよび既存のマップのレイヤーに適用されます。一部のブラウザーでは、メッセージを通知せずに、これらのレイヤーを問題なく読み込むことができます。

HTTPS 上にあるマップ ビューアーで HTTP ベースのレイヤーを開こうとすると、レイヤーが正しく読み込まれないか、またはブラウザーおよびブラウザー バージョンによって異なる動作をする場合があります。これは、マップに追加するレイヤーおよび既存のマップのレイヤーに適用されます。一部のブラウザーでは、これらのレイヤーを問題なく読み込むことができます。

HTTP と HTTPS が混在したコンテンツに関しては、各ブラウザー プロバイダーによる以下の情報をご参照ください。

レイヤーをマップに追加しようとすると、マップ ビューアーがレイヤーとのセキュアな接続を確立できないというメッセージが表示されます。

組織サイトが HTTPS のみを使用するように設定されていて、指定した URL が HTTP である可能性があります。一部のブラウザーは、混在したコンテンツを通知またはブロックします。レイヤーの URL を HTTPS に切り替えてお試しください。または、レイヤーをホストするサーバーにおける SSL の構成について、管理者にお問い合わせください。

一部のフィーチャがマップにありません。

ファイルからデータをインポートした場合、マップ ビューアーが表示できるフィーチャの数には制限があります。住所が含まれたテキスト ファイル (*.txt または *.csv) を追加し、組織アカウントを使用してサイン インしている場合は、最初の 1,000 行のフィーチャが表示されます。住所が含まれたテキスト ファイルを追加し、個人向けアカウントを使用してサイン インしている場合、またはサイン インしていない場合、最初の 250 行のフィーチャが表示されます。KML ドキュメントを追加した場合は、プレースマークからのフィーチャ、ネットワーク リンク、更新プロパティがないグラウンド オーバーレイ、フォルダーおよび拡張データが表示されます。他のフィーチャは現在サポートされていません。

マップを表示する際、Web ストレージを有効にする必要があることを示すメッセージが表示されます。

Web サイトでは、ブラウザーの Web ストレージ機能 (Cookie と同様) を利用して、マップを保存するまで、マップに加えた変更を一時的に保存します。Web ストレージが無効の場合、マップは正しく機能しません。ブラウザーの Web ストレージを有効にするには、下記の手順をご参照ください。

Internet Explorer

  1. [ツール] メニューで [インターネット オプション] をクリックし、[詳細設定] タブをクリックします。
  2. [セキュリティ] セクションで、[DOM ストレージを有効にする] をオンにして、[OK] をクリックします。

Mozilla Firefox

  1. アドレス バーに「about:config」と入力し、ブラウザーの設定を表示します。
  2. dom.storage.enabled までスクロールします。
  3. 設定を右クリックし、[切り替え] をクリックして dom.storage.enabledtrue に設定します。

Google Chrome

  1. レンチ アイコンをクリックし、[オプション] をクリックします。
  2. Windows コンピューターの場合は、[オプション] を選択します。Mac または Linux コンピューター上で [基本設定] を選択します。Chromebook 上で [設定] を選択します。
  3. [高度な設定] タブをクリックします。
  4. [コンテンツの設定] をクリックし、[Cookie][ローカルのデータ設定を許可する] を選択します。

Safari

  1. 車輪アイコンをクリックしてから [プライベート ブラウズ] をクリックし、プライベート ブラウズ機能をオフにします。[プライベート ブラウズ] がオンの場合は、横にチェック マークが表示されます。

マップに追加したフィーチャを編集できません。

フィーチャ レイヤーを公開する場合、公開者はそのフィーチャ レイヤーを使用して実行可能な編集操作があればそれを指定します。そのフィーチャ レイヤーが編集可能であることを確認します。さらに、時間対応レイヤーおよび OGC WMS レイヤーから取り込んだフィーチャはマップ ビューアーでは編集できません。

サービスにフィーチャ データが含まれているにもかかわらず、ポップアップを構成するオプションが表示されません。

マップ ビューアーは、OGC WMTS レイヤーでのポップアップの編集と表示に対応していません。KML レイヤー上のポップアップの構成はサポートしていませんが、KML レイヤー内のすべてのフィーチャ データは自動的に表示されます (無効化または構成はできません)。

マップのレイヤー上のポップアップを削除できません。

以前に有効化したマップ レイヤー上のポップアップ、および区切りテキスト ファイルまたは GPX ファイルから取り込んだフィーチャ上のポップアップを削除できます。ArcGIS Server のフィーチャ レイヤー、マップ ビューアーで作成されたマップ メモ レイヤー、および KML レイヤーのポップアップを削除することはできません。

マップ ビューアーで更新したレイヤーのアイテム プロパティを保存するオプションが表示されません。

アイテム プロパティを保存できるのは、追加したレイヤーだけです。

Web 上の CSV ファイルからマップに数値フィールドを正常にインポートできません。

小数点としてピリオドを使用している CSV ファイルを Web から追加しているにもかかわらず、システムの言語では小数点がカンマに設定されている場合、数値フィールドが正しく表示されない場合があります。ファイル内の小数記号は、システム言語で設定されている形式と一致する必要があります。たとえば、システムが英語に設定されている場合、ファイルでは小数記号としてピリオドが使用されている必要があります。システムがフランス語に設定されている場合、ファイルでは小数記号としてカンマが使用されている必要があります。

組織が、パブリックに共有されたマップで使用できる Bing キーを持っています。マップには Bing ベースマップが表示されますが、一般ユーザーには ArcGIS Online のベースマップが表示されます。

組織サイトで、一般ユーザーが使用できるように Bing キーが構成されていることを確認します。構成が正しいのに一般ユーザーにはマップ内に Bing ベースマップが表示されない場合は、マップをもう一度保存します。

スタイルの設定に問題があります。

検索候補として 6 つのフィーチャのみが表示されます。

レイヤーでフィーチャを検索するときには、検索候補として 6 つのフィーチャのみが返されます。つまりこのリストには探しているフィーチャが含まれない可能性があります。

構成しているアプリに、指定ユーザー コンテンツを共有するための設定がありません。

現在、一部のテンプレートには、指定ユーザー コンテンツを共有するための構成設定はありません。これらのテンプレートは、検索、編集、フィルター、地域の概要表示、サマリー ビューアー、グループベースのアプリ、およびストーリー マップです。現在、Web AppBuilder にも、この構成設定はありません。今後のリリースで、サポートが追加される予定です。それまでは、My Stories を使用して、ストーリー マップで指定ユーザー コンテンツを共有したり、その他すべてのマップについては、レイヤー内に認証情報を格納することができます。

Edge ブラウザーに一部のレイヤーが読み込まれません。

Edge には拡張保護モード (EPM) と呼ばれるデフォルトのセキュリティ設定があり、インターネット サイトが CORS を介してイントラネット リソースを読み込むのを防止します。この結果、ArcGIS Online でシーン ビューアーを開くときに、イントラネット内の Portal for ArcGIS または ArcGIS for Server から取得したレイヤーの読み込みを Edge が許可しません。このセキュリティ機能の詳細: Edge EPM

ポイントのシンボルおよびラベルがシーンに表示されません。

一部のシステムでは、統合されたグラフィックス カードおよび専用グラフィックス カードを自動的に切り替えて、3D グラフィックスをレンダリングすることができます。シーン ビューアーは、専用のグラフィックス カードを使用した場合に最高の性能を発揮します。そのため、グラフィックス カードのドライバー設定で、Web ブラウザーのアプリケーションごとの設定が専用のグラフィックス カードに設定されていることを確認してください。

標高レイヤーがシーンに正しく表示されません。

標高サーフェスが階段状に表示される場合は、キャッシュされた標高イメージ サービスから作成された標高レイヤーで、標高データの解像度に一致するようにサービスの圧縮値と最大誤差を小さくする必要があります。これらの設定は ArcGIS 10.3 for Desktop 以降から構成できます。

レイヤーが正しい順番でシーンに表示されません。

シーン ビューアーには、レイヤーの順序を設定するための組み込みの階層があります。ビューアーは、レイヤーを次の順で表示します。各グループ内で、シーンでのレイヤーの順序を変更できます。

  • 3D が有効なレイヤー - これには、Z 値を含む 3D データと、[標高モード][地面を基準] または [絶対高度] の 2D データがあります。
  • ダイナミック マップ サービスと、[標高モード][地面] である 2D フィーチャ レイヤー。
  • ホスト タイル レイヤーとキャッシュ マップ サービス。

たとえば、米国のハリケーンを表すダイナミック レイヤーは、ハリケーン レイヤーが [コンテンツ] の下部にある場合でも、常にタイル レイヤーまたは米国の人口密度のキャッシュ マップ サービスの上に表示されます。

ホスト フィーチャ レイヤーから、ホスト タイル レイヤーを公開できません。

それ自体が解析操作の結果であるホスト フィーチャ レイヤーから公開されたホスト タイル レイヤーのマップ タイルを生成することはできません。

また、このワークフローは、リレーショナル データ ストア (ArcGIS Data Store) がポータルのホスティング サーバーで構成されている場合のみサポートされます。

*.txt ファイルをホスト フィーチャ レイヤーとして公開することができません。

CSV ファイルは、形式が整っていて *.csv として保存される必要があります。他のテキスト ファイルは、サポートされていません。

*.tpk ファイルをアップロードしてホスト タイル レイヤーとして公開しようとすると、「不明なサービス タイプのイメージ サービスです。」というエラーが表示されます。

LERC 圧縮を使用するタイル スキーマで作成されたタイル パッケージは、ArcGIS Online で公開すると、ホスト標高レイヤーになります。これを読み込み、Portal for ArcGIS に公開することはできません。

ArcGIS for Desktop を使用して組織のポータルに公開するオプションが表示されません。

ArcMap または ArcGIS Pro を使用して組織のポータルに公開するには、次の条件を満たしている必要があります。

  • ArcGIS for Desktop が正しいポータルに接続されている。デフォルトでは、ArcGIS for DesktopArcGIS Online に接続します。ArcGIS 管理者を使用して、ArcMap から組織のポータルに接続します。詳細な手順は、「ポータルでの ArcMap の使用」をご参照ください。ArcGIS Pro では、組織のポータルをプロジェクトに追加して、アクティブなポータルにします。
  • 組織のポータルにサイン インして公開する必要があります。ArcGIS Pro では、アクティブなポータルとサイン イン ステータスがプロジェクトの上部に表示されます。ArcMap では、[ファイル] メニューをクリックします。[サイン イン] オプションを利用できる場合は、サイン インしていない状態です。
  • 組織のポータルに公開する権限のあるロールが割り当てられたメンバーでなければなりません。ポータル Web サイトにサイン インして、ユーザーの名前を選択すると、そのユーザーのロールを確認できます。メンバー プロフィールが開き、組織でのロールが表示されます。
  • 組織のポータルでホスティング サーバーを構成している。ホスティング サーバーが存在する場合、ポータル メンバーは、ホスト タイル、フィーチャ、およびシーン レイヤーをポータルに公開することができます。ホスティング サーバーが存在しない場合は、ポータルに公開することができません。ホスティング サーバーが構成されているかどうかを確認するには、組織のポータル管理者に問い合わせてください。ホスト Web レイヤーの詳細については、「ホスト Web レイヤーについて」をご参照ください。

ホスト フィーチャ レイヤーを更新したいです。

ホスト フィーチャ レイヤーへの編集を有効にした場合は、マップ ビューアーでフィーチャおよびそれらの表示を編集することができます。

Web サイトから公開した場合は、フィーチャ レイヤーおよび関連ファイルを [マイ コンテンツ] から削除し、次に更新されたフィーチャ ファイルを [マイ コンテンツ] に追加する必要があります。これにより、ホスト フィーチャ レイヤーが新規に作成されます。フィーチャ ファイルのアイテム詳細ページで [更新] オプションを使用すると、ファイルのみが更新され、ホスト フィーチャ レイヤーは更新されません。

ホスト タイル レイヤーを公開するのに時間がかかります。

一般的に、タイルを特定のマップ向けにレンダリングする時間は、キャッシュされるマップの空間範囲、マップ内のレイヤー数、およびマップの処理時におけるシステムの負荷に基づいています。システムは、負荷が増加するにつれて (コンピューターを追加することで) 自動的に拡張できるように設計されています。ただし、システムの負荷が大幅に増加した場合は、時間差が発生する可能性があります。

ホスト Web レイヤーをポータルで公開しようとすると、「ERROR 001369: サービスを作成できませんでした。(PublishServiceDefinition) を実行できませんでした。(ポータル サービスの公開) を実行できませんでした。」というメッセージが表示され、公開に失敗します。

公開しようとするレイヤーの名前に、ホスティング サーバーの管理データベースで構成されている文字セットに一致しない言語の文字が含まれている場合、公開は失敗します。サービス名に使用される文字の言語は、データベースに構成されている文字セットに一致する必要があります。

この問題を回避するには、データベースで使用されているのと同じ言語の文字を使用するように、レイヤー名を変更します。ポータル管理者に問い合わせて、ホスティング サーバーの管理データベースで構成されている文字セットを確認してください。

ポータルにアップロードしたサービス定義 (*.sd) ファイルを公開すると、「アイテムを公開できません。このアイテムは ArcGIS Online サービスに公開できません。」というメッセージが表示され、公開に失敗します。

ArcGIS Server Web サービスのサービス定義ファイルが、ホスト タイル レイヤーのサービス定義ファイルと異なります。サービス定義ファイルを保存するときの接続先は、作成されたサービス定義ファイルの種類によって異なります。

ArcGIS for Desktop でサービス定義ファイルを保存する場合は、ホスト タイル レイヤーを公開できるサービス定義ファイルを保存するための接続を選択 ([接続の選択]) する際に [マイ ホスト サービス] を選択する必要があります。ArcGIS Server に接続できないか、[利用可能な接続がありません] を選択できません。

ArcGIS for Desktop で、ホスト レイヤーのサービス プロパティを開こうとすると、「サービス プロパティを表示または編集できません。サーバーから直接サービス プロパティにアクセスしてみてください。」というエラー メッセージが表示されます。

レイヤーがポータル Web サイトで作成された場合は、[カタログ] ツリーの [マイ ホスト サービス] ノードからプロパティを表示することができません。ArcGIS for Desktop でホスティング サーバーに接続してサービス プロパティを表示できます。または、ポータル Web サイトでレイヤー プロパティを直接表示できます。

レイヤー パッケージや、ArcGIS for Desktop および ArcGIS Explorer Desktop で使用している他のファイルが表示されません。

検索結果、グループ、およびギャラリーに表示されているレイヤー パッケージおよび他のデスクトップ コンテンツを表示するには、デスクトップ コンテンツを表示するように Web サイトを設定します。 検索を実行し、[検索結果] ページで [ArcGIS for Desktop のコンテンツを表示] チェックボックスをオンにします。詳細については、「ArcGIS for Desktop コンテンツの表示」をご参照ください。

ArcGIS for Desktop でアイテムを開けません。

ArcGIS for Desktop でアイテムを開くには、ArcGIS Desktop 9.3.1 以降を使用する必要があります。ArcGIS for Desktop のより新しいバージョンが必要なアイテムもあります。ArcGIS for Desktop アドイン ファイル、マップ パッケージ、Web マップを開くには、ArcGIS Desktop 10 以降が必要です。ジオプロセシング パッケージ、フィーチャ、KML、ロケーター パッケージ、タイル パッケージ、タイル、WMS を開くには、ArcGIS 10.1 for Desktop 以降が必要です。

ArcGIS Pro アドインファイルを開くには、ArcGIS Pro 1.1 以降が必要です。

ただし、アドインには、後方互換性はありますが、前方互換性はありません。たとえば、ArcGIS Pro 1.1 アドインは ArcGIS Pro 1.1 以降で開くことができますが、ArcGIS Pro 1.2 アドインは ArcGIS Pro 1.2 以降でしか開くことができません。

[マイ コンテンツ] 内のレイヤー パッケージまたはマップ パッケージを更新すると、[アイテム プロパティの維持] を選択した場合でも画像は更新されます。

レイヤー パッケージまたはマップ パッケージを更新する際、アイテム プロパティのサムネイルはパッケージ内のサムネイルにリセットされます。 これは、サーバー上でアイテム プロパティを保護していた場合でも同様です。アイテムを更新した後は、アイテムの詳細ページに表示する画像を再度アップロードする必要があります。

レイヤー パッケージを開く際に、ログインを求められました。

グループで共有されているがパブリックになっていないパッケージを開く際は、(ポップアップ ダイアログ ボックスで) ポータル Web サイトのユーザー名およびパスワードの入力を求められます。ダイアログ ボックスには、ログイン情報を保存するオプションが含まれています。このオプションを使用すると、ユーザー名およびパスワードを再入力することなく、共有されているパッケージを開くことができます。

グローブ レイヤーを開くと、ArcMap でエラー メッセージが表示されます。

デフォルトでは、ポータル Web サイトはグローブ レイヤーを ArcMap で開くため、ユーザーにエラー メッセージが表示されます。これらのアイテムを正常に開くには、コンピューター上で ArcGlobe を開いておき、ArcMap を閉じておく必要があります。

[開く] および [ArcGIS for Desktop で開く] オプションをクリックして、ポータル Web サイトで見つけたマップ レイヤーを ArcGIS for Desktop または ArcGIS Explorer に追加しても、そのレイヤーは正常に動作しません。たとえば、ArcMap で新しいレイヤーが追加されているように見えますが、壊れていて描画されません。[マップ ビューアーで開く] をクリックするとレイヤーは正常に描画するため、マップ サービスをホストしているサーバーは稼働中であると考えられます。

これは、マップ サービス レイヤーをホストしている ArcGIS Server 上の REST 構成に関する問題です。REST 構成により、[ArcGIS for Desktop で開く] をクリックすると自動的に生成される LYR ファイルは、サーバーに対して外部の URL ではなく内部の URL を使用するようになっています。これと同様の問題により、[ArcMap で表示] リンクおよび [ArcGIS Explorer で表示] リンクも、マップ サービスの REST Services Directory ページで正常に動作しません。この問題は、マップ サービスをホストしている ArcGIS Server の管理者のみが修正できます。

この問題を抱えているサーバーのサービスを使用する場合は、直接サーバーに接続して次の手順を実行することで、ArcGIS for Desktop または ArcGIS Explorer Desktop でマップ サービスをマップまたはグローブに追加できます。

  1. 操作するマップ サービスの [詳細] ページを開き、[マップ コンテンツ] リンクをクリックします。
  2. [マップ コンテンツ] ページの URL の先頭部分 (services という単語が含まれるところまで) をコピーし、文字列の /rest 部分を削除して、文字列が「https://gisserver:6080/arcgis/services」の形式になるようにします。
  3. カタログ ウィンドウ内の [ArcGIS Server サーバーの追加] ダイアログ ボックスを開き、文字列を [サーバーの URL] フィールドに貼り付けます。ArcGIS Explorer Desktop 内で、[コンテンツの追加] ダイアログ ボックスを開き、文字列を [GIS サービス] フィールドに貼り付けます。これで、サーバーに接続されました。
  4. 使用するマップ サービスを参照します。
  5. サーバーの所有者に問い合わせて、この構成に関する問題を修正する必要があることを伝えることもできます。

ArcGIS for Desktop からポータルにサイン インしようとすると、ソフトウェア認証エラーが表示されます。

Portal for ArcGIS のライセンスは、特定数のメンバーを許可しています。ポータルのメンバー数がその数値を超えた場合、次に ArcGIS for Desktop からポータルにサイン インしようとすると、「Portal for ArcGIS へのサイン イン中にエラーが発生しました。ソフトウェア認証エラーのためにサイン インできません。サポートが必要な場合は、Portal for ArcGIS 管理者に問い合わせてください。」というメッセージが表示されます。ポータル管理者は、新しいライセンスを取得するか、ポータルからメンバーを削除する必要があります。