ArcGIS Enterprise についてのよくあるご質問を次に示します。ArcGIS Enterprise を操作しているときに問題が発生した場合は、「トラブルシューティング」を参照して推奨される解決策を確認できます。
マップ
- マップに追加できるレイヤーのタイプは何ですか?
- マップに保存されているフィーチャとフィーチャ サービス レイヤーに保存されているフィーチャの違いは何ですか?
- マップにフィーチャを追加する最適な方法は何ですか?
- 個々のフィーチャ レイヤーをアイテムとして保存するには、どうすればよいですか?
- どうすればマップが時間対応レイヤーを利用していることがわかりますか?
- [保存] と [名前を付けて保存] の違いは何ですか?
- ArcGIS Web API を使用したマップの構築と、Map Viewer を使用したマップの構築の違いは何ですか?
- 組織サイトのベースマップ ギャラリーのベースマップとしてレイヤーを使用できるようにするにはどうしたらよいですか?
シーン
ArcGIS Apps
コンテンツ
Esri 注目のコンテンツ
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マップ
完全なリストについては、「追加できるレイヤー」をご参照ください。
場合によって異なります。大量のデータを保有し、ArcGIS Server にアクセスする権限がある場合は、フィーチャ サービスを作成し、マップにレイヤーとして追加するのが効果的です。他の利用者にフィーチャおよび属性情報を編集してもらいたい場合は、フィーチャ レイヤーを追加する必要もあります。デフォルトでは、フィーチャはマップを表示するすべての利用者が編集可能です。
ArcGIS Server にアクセスする権限がない場合や、少量のフィーチャのみを追加したい場合は、Map Viewer でマップ メモ レイヤーを追加します。 Map Viewerでは、形状およびシンボルを選択できる数個のテンプレートを提供しています。ただし、大量のフィーチャをMap Viewer で 1 つずつ作成するのは現実的ではありません。たとえば、事前に定義されたフィーチャのファイルをアップロードすることができません。これらのレイヤーは読み取り専用のため、他の利用者はフィーチャを変更したり、関連する属性情報を編集したりできません。
区切りテキスト ファイル (*.txt または *.csv) または GPS Exchange Format ファイル (*.gpx) にフィーチャが存在する場合は、これらのフィーチャをマップにインポートすることができます。この方法で、コンピューター上のファイルに格納されたフィーチャを簡単に追加できます。フィーチャをマップに追加した後、シンボルを変更してポップアップを構成できます。
ファイルに多くのフィーチャが含まれている場合は、マップに直接ファイルをインポートするのではなく、Web サーバーに配置し、[Web からレイヤーを追加] を使用して URL 経由で参照します。
Map Viewerのベースマップ ギャラリーでは、デフォルトで ArcGIS Online から取得したベースマップが使用されますが、ポータル管理者は、別のグループを使用してベースマップ ギャラリーを取り込むようにMap Viewerを構成することができます。ポータルでカスタム ベースマップ ギャラリーを使用している場合、ポータル管理者は、他のユーザーがそのギャラリーにコンテンツを提供することを許可します。また、コンテンツを作成して共有する権限のあるロールのメンバーである場合は、ベースマップを作成してベースマップ ギャラリーに追加することができます。レイヤーをカスタム ベースマップ ギャラリーで利用できるようにするには、次の手順を実行します。
- ポータル管理者に連絡して、メンバーがコンテンツを提供できるカスタム グループがベースマップ ギャラリーで使用されているかどうかを確認します。使用されている場合は、そのグループに加入するか、そのグループに自分を追加するように管理者に依頼します。
- 組織サイトにサイン インして、Map Viewerを開きます。
- ベースマップとしてレイヤーをマップに追加します。追加できるのは、ArcGIS Server Web サービス、OGC レイヤー、タイル レイヤーのいずれかです。このレイヤーは、ベースマップ ギャラリー グループおよび組織で共有する必要があります。
- マップを保存します。仲間のポータル メンバーが内容を把握できるわかりやすい名前をマップに割り当てます。
- [共有] をクリックして、ベースマップ ギャラリー グループおよび組織サイトでマップを共有します。
シーン
シーンは、レイヤーやスタイル、およびそれらの構成により 3D 表現されたもので、ユーザーは、シンボル表示された 2D および 3D 地理空間コンテンツをインターネットを経由して他のユーザーと共有することができます。ArcGIS Pro、または ArcGIS Enterprise ポータルに用意されているScene Viewerを使用して、3D シーンを作成できます。
Scene Viewer は ArcGIS Enterprise ポータルに組み込まれたアプリで、3D シーンの作成と操作に使用します。Scene Viewer は WebGL をサポートするデスクトップ Web ブラウザーで動作します。WebGL は、最新のブラウザーのほとんどに組み込まれている、3D グラフィックスをレンダリングするための Web 技術標準です。
Scene Viewerを使用して、ポータル Web サイトでシーンを表示するか、組織にサイン インしてシーンを作成します。また、ArcGIS Pro でシーンを開くこともできます。
組織サイトにサイン インしてポータルのScene Viewerを使用してシーンを作成するか、ArcGIS Pro を使用して、シーンを作成して共有します。
Scene Viewer と CityEngine Web ビューアーは ArcGIS Enterprise で利用可能な 2 つの異なるアプリケーションです。各アプリケーションは、独自の機能と目的を持っています。
Scene Viewerでは、次の操作を行うことができます。
- Scene Viewerまたは ArcGIS Pro によって作成されたシーンの表示。Scene Viewer は CityEngine Web シーンをサポートしていません。
- シーンの作成。たとえば、レイヤーの追加と削除、シンボルの変更、スライドのキャプチャを行うことができます。
- シーン レイヤー、フィーチャ レイヤー、イメージ レイヤー、タイル レイヤーなどのポータル レイヤーのコレクションを表示します。
- 球面のグローブ ビュー (グローバル シーン) または平面ビュー (ローカル シーン) のベースマップで、全世界を範囲にレンダリングされたシーンを表示します。
- データの読み込みと画像/グラフィックスのレンダリングが段階的に行われるシーンの操作。
CityEngine Web Viewer では、次の操作を実行することができます。
- CityEngine または ArcScene からエクスポートされた静的な CityEngine Web シーン (3ws) を表示します。CityEngine Web Viewer はシーンをサポートしていません。
- 直交座標系を使用して、小さいローカルな範囲でレンダリングされた CityEngine Web シーンを表示します。
- シナリオへのコメントの追加および比較を行います。たとえば、スワイプ ツールを使用して 2 つのシナリオ間の違いを確認できます。
- CityEngine Web Viewer は CityEngine Web シーンを起動時の最初のダウンロードとして読み込み、その後ストリーミング データを読み込みません。
- CityEngine Web Viewer は表示用のツールで、ベースマップの追加、シンボルの変更、レイヤーの構成といった作成機能をサポートしていません。
はい。ArcGIS Server を使用してカスタム テレインを共有できます。ArcGIS 10.3 for Desktop 以降を使用すると、キャッシュされた標高イメージ サービスを作成し、ArcGIS Server を介して共有できます。また、ArcGIS Pro を使用して、標高データからタイル パッケージを構築し、ArcGIS Online でホスト標高レイヤーを作成することもできます。その後、これらの標高サービスとレイヤーをシーンに追加できます。
ArcGIS Apps
ベクター ベースマップは、Map Viewer、Scene Viewer、および ArcGIS Pro、ベースマップ ギャラリーを含む構成可能アプリ (Workforce for ArcGIS、Explorer for ArcGIS)、および Web AppBuilder で作成されたアプリで使用できます。ベクター ベースマップを特定の ArcGIS アプリで使用できるかどうかを確認するには、アプリのドキュメントをご参照ください。
ベクター ベースマップの詳細およびベクター ベースマップとラスター ベースマップの比較については、「タイル レイヤー」をご参照ください。
コンテンツ
Web ブラウザー経由で最大 1 GB のサイズのファイルを [マイ コンテンツ] にアップロードできます。ArcGIS Enterprise ポータルでのレイヤーの公開をサポートしているArcGIS Pro や ArcMap を使用すると、より大きなファイルをアップロードできます。
ヒント:
大きなタイル パッケージを公開するには、複数のプロセシング コアを利用できるジオプロセシング ツールの [パッケージの共有 (Share Package)] を使用することをお勧めします。
サポートされているタイプのマップ、アプリ、レイヤー、ツール、およびファイルを共有できます。
はい。URL によって、コンテンツ アイテム、検索結果、およびグループに直接アクセスできます。
ホスト レイヤーの公開に使用されているソース アイテムを削除した場合、そのレイヤーは引き続き期待どおりに描画されます。ただし、ソース データへのアクセスを必要とする特定の機能が期待どおりに動作しない可能性があります。当該機能はレイヤーによって異なります。影響を受ける機能には、次のようなものが含まれます。
- サービス定義ファイルを削除した場合、ArcMap の [既存サービスを上書き] オプションは期待どおりに動作しないことがあります。
- シェープファイル、ファイル ジオデータベース、または CSV ファイルを削除した場合、ホスト フィーチャ レイヤーのアイテム ページにある [上書き] オプションは使用できなくなります。
- タイル パッケージ (*.tpk) を削除した場合、そのパッケージから公開されたホスト タイル レイヤーはオフラインで利用することができません。
ホスト レイヤーの公開に使用されているソース アイテムがホスト レイヤー自体である場合、ソース アイテムとして使用されているホスト レイヤーは、そのレイヤーから公開されたすべてのホスト レイヤーが削除されて初めて削除可能になります。
ArcGIS マップは、特定の地域を網羅する情報を持つレイヤーやポップアップをまとめて表示することができます。マップはさまざまなデバイスで使用でき、ブラウザー、モバイル デバイス、またはデスクトップ アプリで表示できます。アプリ固有のツールを使用してマップの範囲を変更し、場所を検索し、場所に関する詳細データを表示することができます。
対象地域の定義、ベースマップの選択、データ レイヤーの追加、およびポップアップの構成によって、マップを構築できます。マップを保存して、すべての利用者または所属する特定のグループとマップを共有できます。
Web アプリは、用途を絞ってマップ、データ、およびツールを組み合わせた Web サイトです (選挙の投票所の検索など)。ブログに埋め込むアクセス可能なマップ イメージのように簡単なものもあれば、GPS ナビゲーションの視覚化のように複雑なものもあります。
Web アプリは、(ポータルに付属する) テンプレートを元に作成するか、ArcGIS Web API を利用してスクラッチで開発できます。どちらのタイプのアプリでも、ArcGIS マップにつなげることができます。通常、アプリはマップの情報を基に構築され、固有の構成を追加したりカスタマイズしたりすることによって補完されます。アプリは、ユーザーのコンテンツの一部としてシステムでホストするか、別々に管理してシステムに登録することができます。
Esri 注目のコンテンツ
共有
組織内の他のメンバーがマップ、アプリ、レイヤー、ファイル、およびこれらのアイテムの詳細を更新できるようにします。これには、アイテム更新機能が有効になっているグループ内でこれらのアイテムを共有します。アイテム更新機能が有効なグループ内でアイテムを共有すると、そのグループのメンバーは、グループ内で共有しているすべてのアイテムを更新できるようになります。
組織内の他のメンバーが共有コンテンツを更新できるようにすると、役立つ場合が多くあります。たとえば、この機能が有効である場合、交代制の作業員のチームが重要な Web マップの更新 (レイヤーの追加/削除、シンボルの変更、マップの説明の更新など) を行う際に責任の分担が容易になります。別の一般的な例として、すべてのユーザーを対象にレイヤーに対する編集を有効化せずに、一般ユーザーに表示されるホスト フィーチャ レイヤーを編集者のチームが編集できるようにする場合があります。
他のユーザーが共有アイテムを更新できるようにする方法は、次のとおりです。
- アイテム更新機能が有効なグループを作成するよう、デフォルトの管理者ロールに属するメンバーに依頼します。それを受けてメンバーは次の手順を行います。
- 新しいグループを作成します。[グループのメンバーが更新できるアイテム] 設定で、[すべてのアイテム (グループ メンバーシップは組織に制限されます)] を選択します。
注意:
このオプションは、グループを新規作成する場合と、グループのメンバーシップが、招待されたユーザー、または要求して、加入を承認されたユーザーのみに開かれている場合のみ使用可能になります。
- ユーザー本人 (依頼人) と同僚 (そのユーザーと共同で作業する他のユーザー) を、作成したグループに追加します。
- 新しいグループを作成します。[グループのメンバーが更新できるアイテム] 設定で、[すべてのアイテム (グループ メンバーシップは組織に制限されます)] を選択します。
- [アクセスおよび更新機能] オプションを使用して、そのグループ内でアイテムを共有します。
ユーザー本人は引き続きアイテムの所有者となり、グループ内の他のメンバーはこれらのアイテムを更新できるようになります。
注意:
デフォルトの管理者ロールに属するメンバーのみが、アイテム更新機能が有効なグループを作成できます。グループに所属できるのは、同じ組織のレベル 2 のアカウントを持つメンバーに限られます。このグループのすべてのメンバーは、それぞれの役割の権限にかかわらず、アイテムを更新できます。ただし、それぞれの権限を超える操作は実行できません。たとえば、コンテンツを作成する権限のないメンバーは、更新するマップのコピーを保存できません。アイテムの所有者 (または管理者) のみ、アイテムに対して、削除、共有、移動、所有者の変更、削除の防止の変更、公開、アプリの登録、ホスト フィーチャ レイヤー内のデータの上書き、およびホスト タイル レイヤー内のタイルの管理の操作を実行できます (すべてのアイテム タイプに、すべてのアクションを適用できるわけではありません)。