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データ ストアにコピー (Copy To Data Store)

注意:

現在、この機能は Map Viewer Classic (旧名称 Map Viewer) でのみサポートされています。 新しい Map Viewer の今後のリリースで提供される予定です。

[データ ストアにコピー (Copy To Data Store)] ツールは、データセットをポータルのレイヤーにコピーするのに便利です。 [データ ストアにコピー (Copy To Data Store)] では、レイヤーを含むコンテンツ内にアイテムが作成されます。

ワークフロー図

[データ ストアにコピー (Copy To Data Store)] ワークフロー図

解析での使用 GeoAnalytics Tools

GeoAnalytics Tools を使用した解析は、複数の ArcGIS GeoAnalytics Server コンピューターやコアにまたがる分散型処理を使用して実施されます。GeoAnalytics ToolsArcGIS Enterprise の標準的なフィーチャ解析ツールは、異なるパラメーターと機能を持ちます。これらの相違点については、「フィーチャ解析ツールの相違点」をご参照ください。

ある都市の警察は、凶悪犯罪と飲酒店の近辺との間に何らかの関係性があるかを判断する解析を実施しています。 担当の犯罪分析者は、データセット全体から凶悪犯罪データを選択する必要があります。 [データ ストアにコピー (Copy To Data Store)] を使用すると、犯罪分析者は凶悪犯罪だけを選択し、その選択内容を新しいデータセットにコピーすることができます。

使用上の注意

[データ ストアにコピー (Copy To Data Store)] は、フィーチャと表形式データを、ポータルまたはビッグ データ ファイル共有にコピーできます。 レイヤーは、一度に 1 つだけコピーできます。

ビッグ データ ファイル共有内のデータを視覚化する場合、サブセットをポータルにコピーすることができます。

注意:

ビッグ データ ファイル共有をツールで直接解析できます。 解析する前にデータ ストアにコピーする必要はありません。 このようにデータをコピーするときは、解析用のマップ範囲を設定するか、フィルターを適用して、データのサブセットを選択することをお勧めします。

データを、ArcGIS Data Store (リレーショナルまたはビッグ データ ストア) またはビッグ データ ファイル共有のいずれかにコピーすることができます。 ビッグ データ ファイル共有にコピーするには、構成されたビッグ データ ファイル共有テンプレートが存在する必要があります。

必要に応じて、[クエリ] ボタン クエリ をクリックして、データにフィルターを適用することができます。 条件に一致するフィーチャのみが適用されます。 たとえば、temperature という名前のフィールドがある場合、条件 temperature is greater than 10 を選択すると、10 より大きい気温値を持つすべてのフィーチャをコピーできます。

必要に応じて、[選択] ボタンで特定のフィーチャを選択します。 このオプションは、マップにレイヤーを追加した後に使用できます。

[コピーするデータ ストアの選択] パラメーターでは、出力データ ストアを指定します。 このツールのパラメーター値は、現在の解析環境設定の代わりに使用されます。 たとえば、解析環境設定がビッグ データ ストアにコピーする設定で、ツールがビッグ データ ファイル共有テンプレートにコピーする設定になっている場合、ツールを実行すると、フィーチャは指定されたビッグ データ ファイル共有にコピーされます。

制限事項

ビッグ データ ストアにコピーされるレイヤーには、次の制限があります。

  • すべてのレイヤーは空間参照 WGS84 に保存されます。
  • レイヤーを公開できません。
  • レイヤーをダウンロードまたはエクスポートすることはできません。

ビッグ データ ファイル共有にコピーされたレイヤーは、マップ上に描画されません。 結果にアクセスするには、格納された場所に移動するか、ビッグ データ ファイル共有内のデータセットを表示します。

ArcGIS API for Python の例

[データ ストアにコピー] ツールは ArcGIS API for Python で使用できます。

この例では、タクシー移動フィーチャ レイヤーをビッグ データ ストアにコピーし、その結果をマップ イメージ レイヤーとして公開します。 環境設定により、結果を使用して集約レイヤーを公開できます。


# Import the required ArcGIS API for Python modules
import arcgis
from arcgis.gis import GIS
from arcgis.geoanalytics import manage_data

# Connect to your ArcGIS Enterprise portal and confirm that GeoAnalytics is supported
portal = GIS("https://myportal.domain.com/portal", "gis_publisher", "my_password", verify_cert=False)
if not portal.geoanalytics.is_supported():
    print("Quitting, GeoAnalytics is not supported")
    exit(1)   

# Find the big data file share dataset you'll use for analysis
search_result = portal.content.search("bigDataFileShares_NYC AND owner:Sarah")

# Look through the search results for a big data file share with the matching name
bdfs_search = next(x for x in search_result if x.title == "bigDataFileShares_NYC")

# Look through the big data file share for the taxi trip dataset
taxi = next(x for x in bdfs_search.layers if x.properties.name == "TaxiTrips")

# Set the tool environment settings
arcgis.env.verbose = True
arcgis.env.defaultAggregations = True

# Run the Copy to Data Store tool and publish a Map Image Layer
output = manage_data.copy_to_data_store(input_layer = taxi, 
                                        output_name = "CopiedTaxi")
output.publish()

類似のツール

[データ ストアにコピー (Copy To Data Store)] を使用し、データを選択してポータルの新しいフィーチャ レイヤーにデータをコピーします。 その他のツールは、類似した少し異なる問題を解決するのに効果的です。

リレーショナル データ ストアでデータを抽出する場合は [データの抽出 (Extract Data)] ツールを使用します。

データのサンプルを作する場合、データの範囲を確認するか、[データセットの記述] ツールを使用してデータの説明的な統計情報を調べます。

ArcGIS Desktop の解析ツール

[データ ストアにコピー] ツールは ArcGIS Pro で使用できます。

[データ ストアにコピー (Copy To Data Store)] では、[変換] ツールボックス内のツールによく似た機能が実行されます。 ArcGIS Desktop からデータをエクスポートする方法の詳細については、「データのエクスポートの概要」をご参照ください。