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ArcGIS Data Store 12.0 へのアップグレード

ArcGIS Data Store は、ArcGIS Enterprise 配置のホスティング サーバーとして設定された GIS Server サイトに登録されます。 この配置のすべてのコンポーネントを同じバージョンにアップグレードする必要があります。

ArcGIS Data Store のアップグレードの準備

ArcGIS Data Store をアップグレードする前に、次の情報をよく確認して、必要な処理を完了させてください。

システムが 12.0 の要件を満たしていることの確認

サポートされているシステム、機能、その他の要件は、ArcGIS リリース間で異なる場合があります。

お使いのシステムが 12.0 の要件を満たしていることを確認するには、以下を実行します:

  • ArcGIS Enterprise のアップグレード」の情報を確認します。
  • ArcGIS Data Store 12.0 のシステム要件」を読み、使用しているハードウェアが現在の要件を満たしていることを確認します。
  • リレーショナル データ ストアをアップグレードする前に、各コンピューター上で ArcGIS Data Store のディレクトリーのサイズを確認します。 コンピューターに ArcGIS Data Store のディレクトリーのサイズの 2 倍に対応できる十分な空き容量があることを確認します。
  • サポートと機能の変更点については、「ArcGIS Data Store 12.0 の新機能」をご参照ください。
  • 必要なポートがすべて利用可能であることを確認します。
    注意:

    ポート要件は、リリースによって異なることがあります。 必要なポートを開かないと、Web レイヤーがデータにアクセスできない場合があります。

ソフトウェア バージョン

現在のデプロイメントがバージョン 11.0 以降である場合は、ArcGIS Data Store 12.0 セットアップを実行して、12.0 にアップグレードされるようにデータ ストアを再構成します。 前のバージョンの ArcGIS Data Store をアンインストールしないでください。

このリリース以降、バージョン 10.8、10.8.1、10.9、10.9.1 から直接 ArcGIS Data Store 12.0 にアップグレードすることはサポートされません。 中間バージョンにアップグレードし、そのバージョンを 12.0 にアップグレードする必要があります。 中間バージョンのアップグレードに関するドキュメントを読み、開始する ArcGIS Data Store のバージョンで直接アップグレードする操作がサポートされていることを確認します。

組織にホスト シーン レイヤー アイテムが含まれている場合は、11.3 以前から直接アップグレードすることはできません。 12.0 にアップグレードする前に、まず 11.5 にアップグレードし、オブジェクト ストアをデプロイメントに追加してから、ホスト シーン レイヤー キャッシュをオブジェクト ストアに移行する必要があります。

注意:

12.0 にアップグレードする前に、ホスト シーン レイヤー キャッシュをオブジェクト ストアに移行しない場合、デプロイメントのアップグレードにより、キャッシュが削除され、ホスト シーン レイヤーが使用できない状態になります。 移行しないとサポートされなくなるその他のアイテム タイプについても同様で、それらのアイテム タイプはアップグレード後に機能しなくなります。

次の表に、開始バージョンおよび組織が 11.5 以降にサポートされない機能を使用しているかどうかに基づくアップグレード パスの概要を示します。 これには以下の場合が含まれます。

  • キャッシュがタイル キャッシュ データ ストアに格納されているホスト シーン レイヤー
  • ArcGIS Web AppBuilder を使用して作成されたアプリ
  • ArcGIS Configurable Apps を使用して作成されたアプリ

デプロイメントに、11.5 以降にサポートされない機能が含まれるかどうか開始バージョン中間バージョン

No

10.8、10.8.1、10.9、10.9.1

11.1 – 11.5

11.0、11.1、11.2、11.3、11.4、11.5

なし。12.0 に直接アップグレード

Yes

10.8、10.8.1、10.9、10.9.1、11.0、11.1、11.2、11.3、11.4

11.5

注意:

組織の ArcGIS Enterprise 11.4 デプロイメントに、キャッシュがタイル キャッシュ データ ストア内にあるホスト シーン レイヤーが含まれるが、移行する必要がある ArcGIS Web AppBuilder または ArcGIS Configurable Apps を使用して作成されたアプリは含まれない場合、ホスト シーン レイヤー キャッシュをオブジェクト ストアに移行してから、ArcGIS Enterprise デプロイメントを直接 12.0 にアップグレードできます。

バージョン 10.7.1 以前は廃止されました。 これらのバージョンからアップグレードするには、中間アップグレードを 2 回実行する必要があります。 詳細については、11.5 のアップグレード ドキュメントをご参照ください。

詳細については、ArcGIS ブログ記事「12 の詳細を調べる前に、ArcGIS Enterprise 11.5 を詳しく見てみましょう」をご参照ください。

アップグレード前に実行するタスク

アップグレード前に、次のタスクを実行します:

  • 配置にすべてのデータ ストアのバックアップを作成し、バックアップ ファイルをリモートの安全な場所に保存します。
  • 最新の ArcGIS Data StorePortal for ArcGISArcGIS Server、および ArcGIS Web Adaptor ソフトウェア インストール ファイルを My Esri からダウンロードします。 さらに、My Esri から Portal for ArcGISArcGIS Server12.0 認証ファイルをダウンロードします。

    基本 ArcGIS Enterprise デプロイメントのすべてのコンポーネントは、同じソフトウェア バージョンである必要があります。

  • ArcGIS Data Store は常に ArcGIS Enterprise 配置の一部として使用され、ArcGIS Data Store をアップグレードする前に、配置の特定のコンポーネントをアップグレードする必要があります。 ArcGIS Data Store をアップグレードする前に、次のセクションで説明する必須の ArcGIS Enterprise コンポーネントをアップグレードします。

ArcGIS Enterprise のアップグレードの順序

ArcGIS Enterprise の配置でコンポーネントをアップグレードする場合に推奨される順序は次のとおりです。

  1. Portal for ArcGIS をアップグレードします。
  2. IIS または Java (Windows) 向けの ArcGIS Web Adaptor (Portal for ArcGIS 用) をアップグレードします。
  3. ポータルのホスティング サーバーとして機能する ArcGIS Server サイトをアップグレードします。
  4. IIS または Java (Windows) 向けの ArcGIS Web Adaptor (ArcGIS Server 用) をアップグレードします。
  5. ArcGIS Data Store をアップグレードします。
  6. ArcGIS Enterprise デプロイメントにこれらが含まれている場合は、他のフェデレーション サーバー サイトをアップグレードします。

    大部分のフェデレーション サーバー サイトがベースの ArcGIS Enterprise デプロイメントのバージョンと一致している必要があります。 フェデレーション サーバー サイトでサポートされているバージョンについては、「ArcGIS Server とポータルのフェデレーション」をご参照ください。

    アップグレードが必要なフェデレーション サーバーのタイプのアップグレード情報をご参照ください。

ArcGIS Data Store のアップグレード

インストール ファイルとバックアップ ファイルを取得し、ホスティング サーバーをアップグレードしたら、データ ストアのタイプ別のアップグレード手順を実行します。 同一の ArcGIS Server サイトに登録されているすべてのデータ ストアで、同じリリースの ArcGIS Data Store が実行される必要があります。 ArcGIS Data Store をアップグレードする際には、次の点に留意してください。

  • 必ず、データ ストアを構成する前に、データ ストア タイプ内のすべてのコンピューターに ArcGIS Data Store をインストールしてください。

    たとえば、リレーショナル データ ストアにプライマリー コンピューターとスタンバイ コンピューターが含まれている場合、まず両方のコンピューターに新しいバージョンの ArcGIS Data Store をインストールしてから、いずれかのコンピューターでデータ ストアを再構成します。

    同様に、ホスティング サーバー サイトで複数の時空間ビッグ データ ストア、オブジェクト ストア、またはグラフ ストア コンピューターが構成されている場合は、クラスター内のデータ ストア コンピューターごとに新しいバージョンの ArcGIS Data Store をインストールします。 クラスター内のすべてのコンピューターに新しいバージョンをインストールしたら、データ ストアを再構成できます。

  • グラフ ストアのプライマリー/スタンバイ モードはサポートされなくなりました。 11.2、11.3、または 11.4 からプライマリー/スタンバイ モードで動作するグラフ ストアをアップグレードすると、グラフ ストアが単一インスタンス モードになります。 グラフ ストアにプライマリー コンピューターとスタンバイ コンピューターがある場合は、プライマリー コンピューターとスタンバイ コンピューターに新しいバージョンの ArcGIS Data Store をインストールして、コンピューターのうち 1 台を再構成します。 デフォルトのバックアップ場所がグラフ ストア用に構成されていることを確認してから、configuredatastore ユーティリティーを使用して、第 2 のコンピューターを再度追加し、アップグレード後に第 3 のコンピューターをグラフ ストアに追加します。
  • 新しいバージョンをインストールする前に、ArcGIS Data Store をアンインストールしないでください。

Setup.exe プログラムの実行による対話型ウィザード方式の操作を利用してアップグレードすることも、コマンド プロンプトまたはスクリプトで Setup.exe および configuredatastore ユーティリティーを実行して、ArcGIS Data Store をサイレント アップグレードすることもできます。 どちらの方法を使用しても、Setup.exe インストール ファイルによって、既存の ArcGIS Data Store のインストールが検出されてアップグレードされます。

注意:

ArcGIS Data Store をアップグレードすると、ArcGIS Data Store サービスが再起動します。

対話型の操作を使用したアップグレード

上記の「ArcGIS Data Store のアップグレードの準備」セクションで説明されている手順を完了し、ArcGIS Data Store の前にアップグレードする必要がある ArcGIS Enterprise コンポーネントのアップグレードが完了した後、次の手順を実行し、対話型のアプリを使用してデータ ストアをアップグレードします。代わりにコマンドを使用してアップグレードするには、次のセクションに進みます。

注意:

ArcGIS Data Store アップグレード用アプリは、グラフ ストアの 1 台のコンピューターをアップグレードするために使用できますが、クラスター モードでデプロイする他の 2 台のグラフ ストア コンピューターを構成するには、configuredatastore ユーティリティーを使用する必要があります。

  1. ArcGIS GeoEvent Server で時空間ビッグ データ ストアを使用している場合、ArcGIS GeoEvent Manager にサイン インし、データのアーカイブに使用されるフィーチャ サービスを停止します。
  2. データ ストア コンピューターごとに ArcGIS Data Store インストールをアップグレードします。

    インストールを更新するには、同じホスティング サーバーに構成されているデータ ストアに属しているコンピューターごとに ArcGIS Data StoreSetup.exe プログラムを実行します。

    注意:

    既存の ArcGIS Data Store インストールをアンインストールしないでください。

  3. インストール中に、使用許諾契約書の内容に合意します。合意しない場合は、終了してください。

    使用許諾契約書に同意すると、ArcGIS Data Store セットアップ プログラムによって、インストールされる機能が表示されます。

  4. 既存のインストールが使用するアカウントは、ArcGIS Data Store 入力ボックスに事前入力されています。
  5. アカウントのパスワードを入力します。

    通常、これは、ソフトウェアのインストール時に定義したパスワードです。 ソフトウェアをインストールした後に、パスワードを変更した場合、アカウントを変更したときに指定したパスワードを入力する必要があります。 パスワードが有効でない場合、パスワードが無効であることを示すエラー メッセージが表示されます。 アカウントのパスワードが不明な場合は、システム管理者に問い合わせてください。

  6. 注意:

    インストール プログラムが完了すると、デフォルトのブラウザーで ArcGIS Data Store アップグレード用アプリが自動的に開きます。 すべてのデータ ストア コンピューターに同じバージョンの ArcGIS Data Store をインストールするまで、アップグレード操作を進めないでください。

  7. すべてのデータ ストア コンピューターで ArcGIS Data Store インストールを更新したら、サポートされている Web ブラウザーを起動し、クッキーとともにブラウザー キャッシュを消去します。
  8. ArcGIS Data Store アップグレード用アプリを実行し、各タイプのデータ ストアを構成してアップグレードを完了します。

    ArcGIS Data Store アップグレード用アプリの URL の形式は、https://datastoremachine.example.com:2443/arcgis/datastore です。

    ArcGIS Data Store アップグレード用アプリの必要な実行回数は、次に示すように構成によって異なります:

    • プライマリー/スタンバイ モードで実行されているリレーショナル データ ストアでは、プライマリーまたはスタンバイ コンピューターのいずれかで ArcGIS Data Store アップグレード用アプリを実行します。 アプリの手順を完了すると、両方のコンピューターのデータ ストアがアップグレードされます。
    • プライマリー/スタンバイ モードで実行されているグラフ ストアでは、いずれかのコンピューターで ArcGIS Data Store アップグレード用アプリを実行して、アップグレードします。 これにより、当該コンピューターのグラフ ストアがアップグレードされ、単一インスタンス モードに設定されます。 また、これによりもう一方のコンピューターのグラフ ストアの登録が解除され、そのコンピューターから重複グラフ データが削除されます。 高可用性を維持するには、このページの最下部付近のアップグレード後の手順にある「アップグレードされたグラフ ストアへのコンピューターの追加」セクションの説明に従いグラフ ストア クラスターを構成します。
    • クラスター モードで実行されいてるデータ ストア タイプでは、クラスター内のいずれかのコンピューターで ArcGIS Data Store アップグレード用アプリを実行します。 アプリの手順を完了すると、そのデータ ストア クラスター内のすべてのコンピューターがアップグレードされます。
    • 複数のタイプのデータ ストアが同じコンピューター上に存在する場合は、ArcGIS Data Store アップグレード用アプリを 1 回実行するだけで、そのコンピューター上のデータ ストアをアップグレードできます。

  9. 下記のステップ 7 ~ 10 は ArcGIS Data Store アップグレード用アプリの手順を示しています。
  10. アプリの最初のページで、ホスティング サーバー サイト内のいずれかのコンピューターの完全識別名と、ホスティング サーバーの ArcGIS Server 管理者のユーザー名とパスワードを指定し、[次へ] をクリックします。
    ArcGIS Data Store は、各コンピューターをチェックして、このホスティング サーバーに登録されている各データ ストアが次の前提条件を満たしているかどうかを確認します。
    • このホスティング サーバーに関連付けられているデータ ストアのすべてのコンピューターに、同じバージョンの ArcGIS Data Store がインストールされていること。
    • このホスティング サーバーに関連付けられているデータ ストアのすべてのコンピューターにアクセス可能であること。
    • ホスティング サーバーにアクセス可能であること。

    いずれかの前提条件が満たされない場合、[前提条件のチェック] ページにある各データ ストア タイプのステータスに表示されます。 この場合、アップグレードの手順を進める前に、問題を修正する必要があります。

    すべての前提条件が満たされたら、[前提条件のチェック] ページに、アップグレードの準備ができた各データ ストアが表示されます。

  11. [次へ] をクリックして、ホスティング サーバーでこれらのデータ ストアを再構成し、アップグレードを完了します。

    [アップグレード ステータス] ページが表示されます。

    アップグレードの実行中は、アップグレードされているデータ ストアのステータスが [スケジュール済み] になります。

    アップグレードが正常に完了した各データ ストアの [ステータス] フィールドに、[成功] と表示されます。 高可用性のリレーショナル データ ストアでは、両方のコンピューターのステータスが表示されます。

  12. すべてのデータ ストア コンピューターが正常にアップグレードされたら、[次へ] をクリックして、[構成ステータス] ページに進みます。

    ArcGIS Data Store アップグレード用アプリを閉じることができます。

    いずれかのアップグレードが成功しなかった場合、そのデータ ストアまたはコンピューターのステータスに [失敗] と表示され、問題解決に役立つメッセージが表示されます。

  13. 必要に応じて、問題を修正し、ArcGIS Data Store アップグレード用アプリをもう一度実行して、先ほど失敗したコンピューターをアップグレードします。
  14. 時空間ビッグ データ ストアがある場合、そのデータ ストアのステータスが [healthy] と表示されることを確認します。

    データ ストアのステータスを確認するには、ホスティング サーバーの ArcGIS Server Administrator Directory にサイン インし、validate REST コマンドを実行します。

コマンドを使用したアップグレード

セットアップ プログラムを実行するのではなく、コマンド プロンプトまたはバッチ スクリプトで Setup.exe ファイルを実行して ArcGIS Data Store を更新できます。 アップグレードの続行を要求するプロンプトが表示されるのを防ぐために、コマンドをサイレント モードで実行します。 これを行うには、/qb パラメーターをスクリプトに含めます。

上記の「ArcGIS Data Store のアップグレードの準備」セクションで説明されている手順を完了し、ArcGIS Data Store の前にアップグレードする必要がある ArcGIS Enterprise コンポーネントのアップグレードが完了した後、データ ストア内のすべてのコンピューター上で ArcGIS Data Store セットアップ ファイルを実行して、新しいソフトウェア バージョンをインストールします。 次に、すべてのデータ ストア コンピューター上で configuredatastore ユーティリティーを実行してアップグレードします。

  1. ArcGIS GeoEvent Server で時空間ビッグ データ ストアを使用している場合、ArcGIS GeoEvent Manager にサイン インし、データのアーカイブに使用されるフィーチャ サービスを停止します。
  2. データ ストア コンピューターごとに ArcGIS Data Store インストールをアップグレードします。

    データ ストアのコンピューターごとに、コマンド プロンプトまたはスクリプトで Setup.exe ファイルを実行します。 たとえば、2 台のコンピューターを持つ高可用性のリレーショナル データ ストアと 3 台のコンピューターを持つ高可用性の時空間ビッグ データ ストアがある場合、5 台すべてのコンピューターで Setup.exe ファイルを実行してから、構成手順に進んでください。

    注意:

    既存の ArcGIS Data Store インストールをアンインストールしないでください。

    サイレント モードで Setup.exe を使用してアップグレードするときは、ArcGIS Data Store アカウントを指定する必要があります。 通常、これは、ソフトウェアのインストール時に定義したアカウントです。 インストールした後にアカウントを変更した場合は、ArcGIS Data Store アカウントを変更したときに指定したユーザー名とパスワードを入力する必要があります。

    ArcGIS Data Store アカウントを指定しなかった場合や、現在のインストールで使用されているアカウントと一致しなかった場合、認証情報を確認できなかったことを示すメッセージが表示され、インストールが終了します。

    サイレント モードでコマンドを実行した次の例では、ソフトウェアで使用されているアカウントは myaccount です。

    <path to ArcGIS Data Store setup download folder>\Setup.exe /qb USER_NAME=myaccount PASSWORD=mypassword ACCEPTEULA=yes

    たとえば、「mydomain\myaccount」などのドメイン アカウントとパスワード「4myI.s0nly」を使用してコマンドを実行する場合は、次のように入力します:

    \\machinename\mydownloadfolder\Setup.exe /qb USER_NAME=mydomain\myaccount PASSWORD=4myI.s0nly ACCEPTEULA=yes

    注意:

    コマンド ライン パラメーターでは、大文字と小文字が区別されます。 大文字と小文字の使い方が、例に示されたプロパティと同じになっていることを確認してください。

  3. データ ストアのすべてのコンピューターに新しいバージョンの ArcGIS Data Store をインストールしたら、それぞれのタイプのデータ ストアを再構成して、アップグレードを完了します。
  4. configuredatastore ユーティリティーを使用し、アップグレード前に使用していたのと同じ GIS Server サイトでデータ ストアを再構成します。

    コマンド プロンプトは、ArcGIS Data Store がインストールされているコンピューター上で管理者として実行する必要があります。

    configuredatastore ユーティリティーを実行する必要がある場所と回数は、次に示すように構成によって異なります:

    • プライマリー/スタンバイ モードで実行されているリレーショナル データ ストアでは、ArcGIS Data Store をインストールしたユーザーとしてプライマリーまたはスタンバイ コンピューターにサイン インし、configuredatastore ユーティリティーを実行します。 これにより、プライマリー コンピューターとスタンバイ コンピューターの両方のデータ ストアがアップグレードされます。
    • プライマリー/スタンバイ モードで動作するグラフ ストアでは、ArcGIS Data Store をインストールしたユーザーとしていずれかのグラフ ストア コンピューターにサイン インし、configuredatastore ユーティリティーを実行します。 これにより、当該コンピューターのグラフ ストアがアップグレードされ、単一インスタンス モードに設定されます。 また、これによりもう一方のコンピューターのグラフ ストアの登録が解除され、そのコンピューターから重複グラフ データが削除されます。 高可用性を維持するには、このページの最下部付近のアップグレード後の手順にある「アップグレードされたグラフ ストアへのコンピューターの追加」セクションの説明に従いグラフ ストア クラスターを構成します。
    • クラスター モードで実行されているデータ ストアでは、ArcGIS Data Store をインストールしたユーザーとして、そのクラスター内のいずれかのコンピューターにサイン インし、configuredatastore ユーティリティーを実行します。 これにより、クラスター化されたデータ ストアのすべてのコンピューターがアップグレードされます。
    • 異なるタイプのデータ ストアが同じコンピューター上に存在する場合は、--stores ユーティリティーの実行時に configuredatastore パラメーターを使用して、アップグレードするデータ ストアを指定できます。

    この例では、configuredatastore ユーティリティーは、リレーショナル データ ストアが実行されているプライマリー コンピューターで実行されます。 データ ストアは GIS Server サイト https://myserver.example.com:6443/arcgis に構成されています:

    configuredatastore https://myserver.example.com:6443/arcgis serveradmin MyAdminPassword C:\arcgisdatastore --stores relational

    この例では、configuredatastore ユーティリティーは、GIS Server サイト https://gisserver.example.com:6443/arcgis に構成されているビッグ データ ストアのコンピューターの 1 つで実行されます。

    configuredatastore https://gisserver.example.com:6443/arcgis serveradmin MyAdminPassword C:\arcgisdatastore --stores spatiotemporal

    configuredatastore ユーティリティーを実行すると、データ ストアのすべてのコンピューターで ArcGIS Data Store が再起動されます。

    アップグレードの前に、ArcGIS Data Store は、データ ストアのすべてのコンピューターに同じバージョンの ArcGIS Data Store がインストールされていて、すべてのコンピューターにアクセス可能であることを確認します。 いずれかのコンピューターが更新されていなかったり、アクセスできない状態であったりすると、ArcGIS Data Store はアップグレード手順の処理を進めることができません。 インストールまたはネットワークの問題を修正して、configuredatastore ユーティリティーをもう一度実行します。

  5. 時空間ビッグ データ ストアがある場合、そのデータ ストアのステータスが healthy と表示されることを確認します。

    データ ストアのステータスを確認するには、ホスティング サーバーの ArcGIS Server Administrator Directory にサイン インし、validate REST コマンドを実行します。

  6. ArcGIS GeoEvent ServerArcGIS Mission Server、または ArcGIS Knowledge Server サイトが ArcGIS Enterprise ポータルにフェデレートされている場合、これらのサイトをアップグレードしてください。

    フェデレートされたサイトがアップグレードされたら、サイトで実行されているサービスが正常に機能することを確認します。

アップグレード後の作業

デプロイメントのすべての ArcGIS Data Store タイプをアップグレードしたら、次の操作を行います。

データ ストアの検証

ArcGIS Server Manager にサイン インして、GIS Server サイトが引き続きそれぞれのデータ ストアと通信できることを検証できます。

ArcGIS Server Manager からデータ ストアを検証するには、次の手順を実行します:

  1. ArcGIS Server Manager にサイン インします。

    サイン インに使用するアカウントは、公開者ロールまたは管理者ロールのメンバーである必要があります。

  2. [サイト] > [データ ストア] の順に選択します。
  3. 検証するデータ ストア ([ArcGIS_Data_Store]) の横にあるチェックボックスをオンにします。
  4. [検証] をクリックします。

データ ストアが実行中で、GIS Server サイトがそのデータ ストアと通信できる場合は、[ステータス] 列に緑のチェック マークが表示されます。

ホスト Web レイヤーのステータスの確認

ホスト Web サービスがアップグレード後も機能していることを確認するには、次の手順を実行します:

  1. ArcGIS Server Manager にサイン インします。

    サイン インに使用するアカウントは、公開者ロールまたは管理者ロールのメンバーである必要があります。

  2. [サービス] > [ホスト] の順に選択します。
  3. すべてのサービスが実行されていることを確認します。

アップグレードされたグラフ ストアへのコンピューターの追加

グラフ ストアを 11.4 以前のリリースから 12.0 にアップグレードすると、アップグレードされたグラフ ストアは単一インスタンス モードになります。 プライマリー/スタンバイ モードで動作していた 11.2、11.3、または 11.4 のグラフ ストアをアップグレードすると、アップグレードにより、モードが単一インスタンス モードに変わり、1 台のコンピューターだけが動作可能な状態で残ります。 高可用性を維持するには、グラフ ストア クラスターを構成します。

クラスターには 3 台のコンピューターが含まれている必要があります。 すでに最新バージョンの ArcGIS Data Store をインストールしているため、既存の (ただし未登録の) 第 2 のコンピューターをクラスター内の第 2 コンピューターに使用できます。 これを、アップグレードされたグラフ ストア コンピューターと同じホスティング サーバーで構成します。 次に、第 3 のコンピューターに ArcGIS Data Store をインストールして、これを、他の 2 台のグラフ ストア コンピューターと同じホスティング サーバーに登録しているグラフ ストアとして構成します。

アップグレード後にグラフ ストア クラスターを作成するには、次の手順を実行します:

  1. グラフ ストア用にデフォルトのバックアップ場所が構成されていることを確認します。
  2. 次の手順を実行して、第 2 のグラフ ストア コンピューターをデプロイメントに追加します:
    1. 古い第 2 のコンピューターを使用するか、新しいコンピューターに ArcGIS Data Store (グラフ ストア) をインストールします。
    2. 第 2 のコンピューターで configuredatastore ユーティリティーを実行してグラフ ストアを構成し、アップグレードされたグラフ ストア コンピューターと同じホスティング サーバーに登録します。

      configuredatastore https://myserver.example.com:6443/arcgis serveradmin MyAdminPassword C:\arcgisdatastore --stores graph --mode cluster

      グラフ ストアは、クラスター モードで第 2 のグラフ ストア コンピューターを構成すると、直ちにクラスター モードになります。 ただし、第 3 のコンピューターを追加するまでは、クラスターとして機能しません。

  3. 第 3 のコンピューターに ArcGIS Data Store (グラフ ストア) をインストールします。

    グラフ ストア クラスターにはちょうど 3 台のコンピューターが含まれている必要があります。

  4. 第 3 のコンピューターで configuredatastore ユーティリティーを実行してグラフ ストアを構成し、他の 2 台のコンピューターと同じホスティング サーバーに登録します。

グラフ ストア クラスターが準備され、ArcGIS Data Store がクラスター全体にグラフ データを配布します。

すべてのデータ ストアの完全バックアップを作成します。

アップグレードが有効であることを確認したら、backupdatastore ユーティリティーを使用して、デプロイメントの各データ ストアのバックアップを作成します。 これを行うと、スケジュールされた次のバックアップまでに何らかの問題が発生した場合に、完全バックアップを利用できるようになります。

不要な一時ファイルの削除

前述のアップグレード後の手順を完了したら、diskcleanup ユーティリティーを実行して、不要になった一時ファイルを削除できます。