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Amazon Web Services 上での ArcGIS のアップグレード

既存の配置を更新、またはパッチを適用する方法は、配置をどのように作成したか、および使用しているソフトウェアのバージョンによって異なります。

10.9 へのアップグレード

10.9 にアップグレードするには、オンプレミスのソフトウェアと同じ方法で配置をアップグレードするか、Esri から提供された 10.8 または 10.8.1 の CloudFormation テンプレートを使用して配置を作成した場合は Chef スクリプトを使用して 10.9 にアップグレードできます。

手順については、各配置のアップグレードに関するトピックをご参照ください。

パッチの適用

パッチ通知ツール (patchnotification) は、ArcGIS ソフトウェア 10.3 以降に付属しています。 各 ArcGIS コンポーネントのインストール ディレクトリのツール ディレクトリにあります。 10.3 ~ 10.6 では、ツールは必要なパッチのリストを返し、そのパッチをダウンロードできるページへのリンクを提供します。 10.6.1 およびそれ以降のパッチ通知ツールは、パッチを一覧表示してインストールします。 ただし、10.6.1、10.7.x、および 10.8 の配置では、パッチは 1 つずつインストールする必要があります。 10.8.1 の配置では、コンポーネントが同じ Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスにインストールされている場合、パッチを一括で適用できます。

パッチを適用する前に、その説明を必ず読む必要があります。 説明については、「Esri Support Web サイトの [ダウンロード] ページ」をご参照ください。

アップグレード前のバック アップ

ArcGIS Enterprise 配置をアップグレード、またはパッチを適用する前に、Portal for ArcGIS とともにインストールされた webgisdr ツールを使用して、ArcGIS Enterprise コンポーネントのバックアップを作成します。 問題が発生して古い配置に戻す必要がある場合、このバックアップを使用して、同じ URL を使用する配置を復元できます。

注意:

配置にビッグ データ ストアが含まれている場合は、ArcGIS Data Store backupdatastore ユーティリティを使用してバックアップを作成してください。これは、ビッグ データ ストアが webgisdr ツールによって作成されたバックアップに含まれないためです。

スタンドアロン ArcGIS Server サイトをアップグレードする前に、サイトのバックアップを作成してください。