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Amazon Web Services の ArcGIS Enterprise 10.9 の新機能

各リリースで、Esri Amazon Machine Image (AMI) の新しいバージョンが Amazon Web Services (AWS) Marketplace で入手可能になっています。

最新の「製品リリース情報」では、お使いのハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントに ArcGIS バージョン 10.9 との互換性があるかどうかを確認し、廃止された機能の一覧を参照することができます。

不具合の修正の詳細については、「10.9 で対処された問題一覧」をご参照ください。

ArcGIS Enterprise on Amazon Web Services の 10.9 リリースで追加された機能と変更点については、以下のセクションで説明します。

自動化とアップグレード

10.9 では、デプロイメントとアップグレードの信頼性を向上するため、新しい自動化フレームを実装しています。 10.9 の ArcGIS Enterprise Cloud Builder for Amazon Web Services または Esri AWS CloudFormation テンプレートで作成する配置では、新しいフレームワークを使用します。 ただし、フレームワークを変更すると、10.9 の Cloud Builder または CloudFormation テンプレートを使用して古いデプロイメントをアップグレードできないことを意味します。

10.9 にアップグレードするには、Chef スクリプトを使用するか、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスに接続し、オンプレミスのコンピューターにインストールされたソフトウェアと同じ方法でアップグレードする必要があります。 詳細については、「Amazon Web Services での ArcGIS のアップグレード」をご参照ください。

新しいサンプル Amazon Web Services CloudFormation テンプレート

このリリースでは、CloudFormation を使用して次のスタックを起動するためのテンプレートが追加されています。

また、既存の ArcGIS Server サイトと ArcGIS Enterprise ポータルをフェデレートするための新しいテンプレートもあります。

これらの新しいテンプレートを使用することで、よりカスタマイズされた ArcGIS Enterprise デプロイメントを作成でき、個々の Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンス上で異なるコンポーネントを実行することが可能になります。

ArcGIS Enterprise Cloud Builder for Amazon Web Services の変更点

Cloud Builder でデプロイメントを作成するときに AMI のカスタム ID を指定するか、デプロイメントに対して選択したオペレーティング システムのデフォルト AMI ID を使用することができます。 現在のところ、AWS GovCloudUbuntu にデプロイする場合は AMI ID を指定する必要があります。

Cloud Builder を使用して ArcGIS Enterprise のデプロイメントを作成する場合、ポータルとホスティング サーバーの両方に対して ArcGIS Web Adaptor が構成され、Web Adaptor で使用する名前を指定できます。 ArcGIS Server サイトの作成時には ArcGIS Web Adaptor も構成され、Web Adaptor 名を指定できます。

Amazon Aurora (PostgreSQL-compatible edition)Amazon Relational Database Service (RDS) for PostgreSQL、または Amazon RDS for SQL Server (Windows のみ) にエンタープライズ ジオデータベースを作成し、Cloud Builder を使用して作成したスタンドアロンの ArcGIS Server サイトに登録できます。 スタンドアロン ArcGIS GIS Server サイトを作成する場合は、管理されたデータベースをサイトに追加することもできます。

デプロイメントに時空間ビッグ データ ストアを含める場合は、新しい Cloud Builder ページでは、データ ストアに含める EC2 インスタンスの仕様を選択し、ビッグ データ ストアのバックアップ場所を構成することができます。

ArcGIS Enterprise Cloud Builder Command Line Interface for Amazon Web Services

時空間ビッグ データ ストアや登録済みデータベースをデプロイメントに含めるための、新しいパラメーターとキー ペアもあります。