Portal for ArcGIS のインストール
このトピックの内容
Portal for ArcGIS のインストール手順は次のとおりです。
注意:
10.3.1 にアップグレードするかどうか 詳細については、「Portal for ArcGIS のアップグレードについて」をご参照ください。
Portal for ArcGIS をインストールするための準備
- インストール環境が最小システム要件を満たしていることを確認します。
- 管理者権限のあるユーザーでログインします。
- 「Portal for ArcGIS で使用されるポート」の説明に従って、ポートを開きます。
- サーバー上の重要でないアプリケーションをすべて終了します。
- Portal for ArcGIS セットアップをダウンロードしたフォルダーを参照します。または、Portal for ArcGIS メディアを適切なドライブに挿入して、セットアップ プログラムを自動起動します。
これで、Portal for ArcGIS をインストールする準備が整いました。
Portal for ArcGIS のインストール
- Portal for ArcGIS のダウンロード フォルダーまたはセットアップ メディアから、セットアップ プログラムを実行し、[次へ] をクリックします。
- 使用許諾契約書に目を通した上で内容に合意します。合意しない場合は、終了してください。[次へ] をクリックします。
- Portal for ArcGIS のインストール ディレクトリを指定します。インストールできる機能は、Portal for ArcGIS の 1 つのみです。Portal for ArcGIS のインストール ディレクトリは、ポータルのソフトウェア コンポーネント用です。[次へ] をクリックします。
- ポータルのコンテンツ ディレクトリを指定します。コンテンツ ディレクトリには、ポータルと一緒にインストールされたコンテンツと、ユーザーが作成したコンテンツが格納されています。
- 指定する場所は、ローカル ディレクトリである必要があります。共有ネットワーク ディレクトリを選択することはできません。これは、Portal for ArcGIS サービスが、デフォルトでは Windows 固有のローカル システム アカウントで実行されるように構成されているためです。ローカル システム アカウントは、ネットワーク ロケーションにアクセスできません。インストール後に、Portal for ArcGIS を実行するために使用するアカウントを変更することもできます。アカウントと変更方法の詳細については、「Portal for ArcGIS アカウント」をご参照ください。
- すでに Portal for ArcGIS がインストールされていて、それがローカル ディレクトリである場合、選択できるのは、その既存のコンテンツ ディレクトリのみです。既存のディレクトリが共有ネットワーク ロケーションにある場合、それをセットアップで指定することはできません。代わりに、インストールの完了後、既存のコンテンツ ディレクトリを使用するようにポータルを構成できます。詳細については、「ポータル コンテンツ ディレクトリの変更」をご参照ください。
- [次へ] > [インストール] の順にクリックします。
- インストールが完了したら、[完了] をクリックします。[ソフトウェア認証ウィザード] ダイアログ ボックスが表示されます。認証プロセスを完了します。詳細については、「Portal for ArcGIS の認証」をご参照ください。
インストール中にエラーが発生した場合
インストール中にエラーが発生した場合は、ログを確認してトラブルシューティングに役立てることができます。これを行うときは、最初に ArcGIS Portal Directory にアクセスできるかどうかを判断します。アクセスできる場合は、ログを検索してメッセージを確認します。アクセスできない場合は、ハードディスク上のログ メッセージを確認します。ハードディスク上のログにアクセスするには、ログのディレクトリを選択し、最新のログ ファイルを開きます (たとえば、C:\arcgisportal\logs\<machine name>\portal\portal-20150101.095803-8596-0.0.log)。必要な場合は、この情報を Esri Support と共有できます。