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Operations Dashboard for ArcGIS のアップグレード

以前のバージョンの Portal for ArcGIS を 10.3 以降にアップグレードする場合で、Operations Dashboard を使用している場合は、Operations Dashboard もアップグレードする必要があります。ArcGIS Online でホストされた Operations Dashboard アプリにリンクしていたか、Operations Dashboard をポータルに配置していたかに関係なく、アップグレードが必要になります。

ArcGIS Online でホストされたアプリケーション

以前のバージョンの Portal for ArcGIS で、ユーザーが ArcGIS Online から Operations Dashboard for ArcGIS をダウンロードできるようにするためのアイテムを作成していた場合、アップグレードを完了するには、このアイテムを削除する必要があります。Portal for ArcGIS には、ArcGIS Online から Operations Dashboard for ArcGIS をインストールするための事前構成済みのアイテムが付属しています。ユーザーは組織のギャラリー ページから、事前に構成されたアイテムを直接参照できます。

Portal for ArcGIS に配置されたアプリ

以前のバージョンの Portal for ArcGIS で、Operations Dashboard for ArcGIS をポータルに配置して、ユーザーがアプリケーションをポータルから直接ダウンロードできるようにしていた場合は、次の手順に従って配置を削除し、Operations Dashboard for ArcGIS を配置します。

  1. <portal install directory>\arcgis\Portal\webapps\docroot\opsdashboard フォルダーを削除します。例: c:\Program Files\ArcGIS\Portal\webapps\docroot\opsdashboard 10.3 で配置の場所と URL が変更されたため、このフォルダーは不要になりました。
  2. <portal install directory>\arcgis\portal\webapps\docroot\help\en\operations-dashboard フォルダーを削除します。例: c:\Program Files\ArcGIS\Portal\webapps\docroot\help\en\operations-dashboard ヘルプはアプリケーションと一緒に配置されるようになったため、独立した場所は不要になりました。
  3. 新しいバージョンの Operations Dashboard を配置します。「Portal for ArcGIS への Operations Dashboard の配置」をご参照ください。
    ヒント:

    「ポータル上でのアイテムの作成」セクションは省略します。次の手順では、以前に作成したアイテムを再使用します。

    配置ユーティリティでは、ポータルで使用する認証タイプを指定する必要がなくなりました。

  4. 新しいアプリケーションとヘルプの URL を参照するように、配置を参照するポータル上のアイテムを更新します。
    • アプリケーションの URL: https://host.domain.com/webadaptor/opsdashboard/OperationsDashboard.applicationhttps://host.domain.com/webadaptor/apps/dashboard-win/OperationsDashboard.application になります (host、domain、および webadaptor は、実際のポータルに関する情報に置き換えます)。
    • ヘルプの URL: https://host.domain.com/webadaptor/portalhelp/en/operations-dashboard/helphttps://host.domain.com/webadaptor/apps/dashboard-win/help になります (host、domain、および webadaptor は、実際のポータルに関する情報に置き換えます)。