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アイテムの詳細

ポータルには、アイテムごとにアイテム ページがあります。このページでは、さまざまな情報、アクション、オプション、および設定が、 [概要][データ][ビジュアライゼーション][設定] の各タブに整理されています。表示されるタブ、およびタブで使用可能なオプションと情報は、アイテム タイプ、ユーザーの権限、およびユーザーがアイテムの所有者、管理者であるかによって決まります。

アイテム ページでは、さまざまな方法でアイテムを詳しく調べることができます。たとえば、関連するレコードと添付ファイルが統合されている対話形式の属性テーブルを使用すると、属性データを操作したり、フィールド値、統計情報のサマリー、設定など、フィールドのすべての要素を一緒に表示したりできます。コンテンツの作成者と管理者は、サイトの他の場所に移動せずに、アイテムの設定を変更することができます。たとえば、[概要] タブでシーンからアプリを構成したり、[設定] タブで直接アプリ設定を編集したりできます。フィーチャ レイヤーのスタイルやポップアップ、その他のレイヤー プロパティは、Map Viewerでレイヤーを開かずに [ビジュアライゼーション] タブで構成できます。

アイテム ページにアクセスするには、アイテムのサムネイルの下にある [詳細] をクリックするか、またはギャラリーから、サムネイルの上にポインターを合わせて [詳細] をクリックします。ユーザーがアイテムを所有している場合は、コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブからアイテム ページにアクセスできます。

概要情報の表示および編集

[概要] タブには、説明タグ、データ ソース情報、作成日、サイズ、共有ステータスなど、アイテムに関する概要情報が表示されます。 [概要] タブにある情報のほとんどは、アイテムの所有者、管理者、および適切な権限を持つ他のユーザーが編集できます。それ以外のユーザーは、アイテムを使用する前にそのアイテムについて理解を深めるために概要情報を利用できます。

また、[概要] タブには、開くお気に入りに追加アイテムの分類アイテムの共有メタデータの編集評価とコメントの追加のためのオプションも含まれます。アイテム ページのタイプによっては、追加のオプションが表示されます。たとえば、テンプレートのアイテム ページからアプリを公開したり、CSV ファイルなどのファイルを更新またはダウンロードしたり、Web マップまたは Web シーンからアプリを作成したり、エクスポートに対応したホスト フィーチャ レイヤーからデータをエクスポートしたりできます。適切な権限を持っている場合は、マップやデータをホスト Web レイヤーとして公開できます。また、管理者および適切な権限を持っているユーザーは、ポータルのアイテムの所有者を変更することもできます。

アイテムを開く

デフォルトでは、アイテムは最も適したアプリで開きます。たとえば、マップはMap Viewerで、シーンはScene Viewerで、レイヤー パッケージは ArcGIS Desktop で開きます。必要に応じて、別のオプションを選択することもできます。たとえば、Map Viewerの代わりに、マップを ArcGIS Desktop で開くよう選択できます。アイテムによっては、ダウンロードのみが可能なものや、開くこともダウンロードすることもできないものがあります。アイテム ページの [概要] タブの右側に表示されるアクション ボタンはアイテム タイプによって異なります。開くためやダウンロードするためなどに最も適切なオプションは、最初のアクション ボタンとして表示されます。

サポートされているアイテム タイプの総合リストについては、 「ポータルに追加できるアイテムとは」をご参照ください。

タイトル

タイトルは、ユーザーがアイテムにアクセスするときに表示され、コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブに表示される名前です。タイトルは、アイテムの内容を表す必要があります。

概要

この簡単な説明は、ユーザーがポータル Web サイトでコンテンツを検索したときに結果リストで返されます。

説明

ユーザーがアイテム ページを開いたときに、アイテムの詳細な説明が表示されます。

サムネイル画像

サムネイル画像は、アイテムをサイトに追加するとき、デフォルトで作成されます。これは、ギャラリー、検索結果、コンテンツ、およびアイテム ページに表示されます。デフォルトの画像に必要な情報が含まれていない場合は、別の画像を作成および読み込むことができます。

画像をドラッグするか、ファイルを参照することができます。最適な結果を得るには、幅が 600 ピクセル、高さが 400 ピクセル以上、縦横比が 1.5:1 の Web ファイル形式の画像 (PNG、JPEG、GIF など) を追加します。サムネイルに表示したい内容になるまで画面移動および拡大します。画像ファイルのサイズと解像度、およびサムネイルのカスタマイズの際の拡大率によっては、画像が、保存されるときにリサンプリングされ、サイズ変更される場合があります。GIF または JPEG 形式の画像を追加すると、画像は、保存されるときに PNG に変換されます。

利用規約

このセクションでは、アイテムの使用方法と利用者に関する情報を提供します。たとえばマップ レイヤーの場合、レイヤーを含むすべてのスクリーン キャプチャに著作権情報を表示することを求める使用制約がある場合があります。

メタデータ

ポータル管理者がメタデータを有効化している場合は、アイテム ページの [概要] タブに [メタデータ] ボタンが表示されます。最初は、アイテム所有者と管理者のみにボタンが表示されます。所有者または管理者が [メタデータ] ボタンを使用して組み込みエディターにアクセスし、規格準拠のメタデータを追加すると、アイテムにアクセスできるユーザーにも [メタデータ] ボタンが表示されます。このボタンを使用して、ポータル構成されているメタデータ スタイルでメタデータを表示できます。

また、メタデータと関連付けられたホスト フィーチャ レイヤーの [レイヤー] リストに、[メタデータ] リンクが表示されます。リンクを使用すると、ホスト フィーチャ レイヤーのアイテム ページにアクセスできるユーザーは、ポータルで構成されたメタデータ スタイルで、個々のレイヤーのメタデータを表示できます。 同様に、テーブルがメタデータを使用して公開された場合、[テーブル] リストに [メタデータ] リンクが表示されます。

アイテム情報

詳細なアイテム情報を提供することで、自分のアイテムを他のユーザーが検索、理解、使用するのをサポートすることができます。[アイテム情報] セクションでは、アイテムの所有者および管理者が、欠落しているか、不完全であるアイテム情報を確認して、タグやサマリーの追加など、アイテム情報の改善のためのヒントを示すことができます。[最初の改善] のヒントをクリックすると、最大の効果が得られるセクションに直接移動できます。または、[詳細] をクリックすると、推奨される改善についての詳細な対話型チェックリストを検討することができます。利用条件を追加したり、説明をより長くしたりなどの改善を実施すると、更新したセクションがチェックリスト内に記録され、進捗状況が反映されるようにステータス バーが変化します。

所有者の変更

ポータルの管理者または適切な権限を持つユーザーは、ポータルでアイテムの所有者を変更することができます。

フォルダーの場所

所有しているアイテムを [マイ コンテンツ] 内の別の場所に移動することができます。

カテゴリ

カテゴリを使用すると、他のユーザーがポータル内のコンテンツを見つけやすくなります。ポータル管理者がカテゴリを構成している場合、最大 20 のカテゴリをアイテムに割り当てることができます。アイテムのカテゴリを作成または編集するには、[カテゴリ] の横にある [編集] をクリックして、割り当てるカテゴリを選択します。また、[カテゴリのフィルター処理] ボックスを使用して、カテゴリを絞り込むこともできます。完了したら [保存] をクリックします。カテゴリは、ArcGIS Enterprise 10.6.1 以降でサポートされています。

タグ

タグは、ユーザーがアイテムを検索するときに使用されます。ユーザーがアイテムを検索するときに使用すると思われるキーワードに対応したタグを指定する必要があります。

著作権 (帰属)

アイテムには、さまざまな機関や個人のデータが含まれている場合があります。これは、データ提供者の著作権を表示する場所です。

URL

アプリまたは ArcGIS Server レイヤーの URL をコピーして貼り付けて、別の場所で使用することができます。たとえば、開発者は、自分が構築するアプリにホスト Web レイヤーの URL を組み込むことができます。

評価とコメントの追加

各アイテム ページには、評価が含まれています。評価は 5 つ星による加重平均に基づいています。1 つ星は「不十分な」アイテムを意味し、5 つ星は「素晴らしい」アイテムを意味します。評価の値は、アイテムが受け取った評価数と評価の平均を考慮した加重平均を提供します。たとえば、4 つ星の評価を 2 つ持つアイテムは、4 つ星の評価を 1 つ持つアイテムより高く評価されます。アイテムを評価するには、ログインする必要があります。評価できるのは、所有していないアイテムだけです。アイテムごとに追加できる評価は 1 つだけです。評価は変更できますが、評価の数は変わりません。アイテムの評価を行うには、[概要] タブの右側にある [詳細] 領域で該当する星印をクリックします。

アイテム ページには、ポータル管理者が有効にするよう選択していれば、コメントのセクションも含まれます。 コメントは [概要] タブの下部に表示され、アイテムの所有者やログインしている他のユーザーが追加できます。コメントは、公開後に削除できますが、編集することはできません。ログインしているユーザーはコメントに返信することもできます。 アイテムの所有者は、所有するアイテムに対して公開されたコメントを削除できます。 コメントは、新しい順 ([新規]) に並べ替えるか、最新の返信 ([最新の返信]) によって並べ替えることができます。すべての人 (パブリック) と共有するアイテムのコメントの RSS フィードに登録できます。ポータルだけで共有するアイテム (またはプライベートなアイテム) のコメントを登録することはできません。

お気に入りに追加

追加したアイテム、検索結果に表示されるアイテム、ポータルのギャラリーおよびコンテンツ ページのアイテムから、お気に入りのリストを作成することができます。 リストは、コンテンツ ページの [お気に入り] タブから表示されます。また、レイヤーを検索してマップに追加するときにも表示されます。

アイテムをお気に入りにするには、[概要] タブのアイテムのサムネイルの下にある [お気に入りに追加] をクリックします。

リストからお気に入りのアイテムを削除するには、アイテムのサムネイルの下にある [お気に入りから削除] をクリックします。

アイテムの共有

ユーザーの権限に応じて、アイテム ページの [共有] ボタンから直接アイテムを共有できます。

Facebook または Twitter を介したアイテム ページの共有

各アイテム ページには [Facebook] ボタンおよび [Twitter] ボタンがあり、Facebook および Twitter のアカウントからコンテンツをすばやく共有できます (これらのリンクが表示されない場合は、ポータルの管理者が有効化していないか、パブリックで共有する権限を持っていない可能性があります)。他のユーザーが所有するアイテムを含む、ポータル Web サイト内のすべてのアイテムに関するアイテム ページを共有できます。ポータル Web サイト内でパブリックに共有されていることがわかっているコンテンツについてのみ、アイテム ページを共有することをお勧めします。そうでない場合、ユーザーによってはリンクにアクセスできないことがあります。アイテム ページの [Facebook] リンクおよび [Twitter] リンクを使用した場合、マップやアプリそのものを共有するのではなく、アイテムの詳細を共有します。(アイテム ページではなく) マップを共有するには、マップ上の [共有] を使用してください。

短縮 URL を使用したアイテム ページの共有

アイテム ページへのリンクを提供して、他のユーザーとページを共有する場合は、[詳細] セクションの [短縮 URL] ボタン 短縮 URL を使用します。このリンクが表示されない場合は、ポータルの管理者が有効化していないか、パブリックで共有する権限を持っていない可能性があります。 [短縮 URL] ボタンをクリックすると、アイテム ページの短縮 URL が生成されるので、その URL をコピーして、電子メールやテキスト メッセージ、その他の通知に貼り付けることができます。他のユーザーが所有するアイテムを含む、Web サイト内のすべてのアイテムについて、アイテム ページの短縮 URL を共有できます。ただし、短縮 URL を共有する前に、そのアイテムがリンクの受信者と共有されていることを確認してください。そうしないと、ユーザーによっては、その URL にアクセスできない場合があります。たとえば、組織サイト内外の個人に短縮 URL を提供する場合に、アイテムが組織のみで共有されていれば、組織サイト外の個人はそのアイテムにアクセスできません。

アップデート

コンピューター上の更新ファイルと置き換えるには、[更新] を使用します。これらのファイル名は一致している必要があります。アイテムを更新した場合、ダウンロード回数は維持されます。ホスト フィーチャ レイヤーを更新するには、[上書き] を使用します。

属性データの操作

[データ] タブを使用すると、フィーチャ レイヤーの属性テーブルで属性データを表示したり、並べ替えたりすることができます。また、使用可能な任意の関連データ テーブルを表示して、レイヤーに関する詳細情報を取得することもできます。レイヤーを編集する権限を持っているユーザーは、属性値を編集または削除したり、ファイルを添付したりできます。

ホスト フィーチャ レイヤーの所有者またはポータルの管理者は、ホスト フィーチャ レイヤー上のフィールドを追加、削除、および計算できます。いくつかの制限が適用されます。

さらに、個々のフィールドに関する詳細を確認することもできます。たとえば、フィールドが必須かどうかを調べたり、デフォルト値を確認したり、数値フィールドのヒストグラムと統計情報やテキスト フィールドの上位 10 の値の総計など、フィールド値のサマリーを表示したりできます。ユーザーの権限によっては、エイリアスなどのフィールド情報を編集することもできます。

注意:

フィーチャ レイヤーに複数のレイヤーが含まれている場合は、最初に [レイヤー] ドロップダウン メニューからレイヤーを選択して、個々のレイヤーの属性とフィールドを操作することができます。

属性の表示および編集

フィーチャ レイヤー アイテムの属性データを属性テーブルに表示できます。レイヤーの所有者および管理者はこれらの属性を削除または編集できます。レイヤーが編集可能である場合は、データ管理者および共有アクセス グループのメンバーが属性を編集または削除できます。次のいずれかを行って、属性を表示または編集します。

  • 属性データを画面上で確認しやすくするには、列見出しをクリックしてから [昇順で並べ替え] または [降順で並べ替え] を選択して、属性を並べ替えます。
    注意:

    以前のバージョンの ArcGIS Server には、並べ替えをサポートしていないものがあります。

  • 属性フィールドを表示/非表示するには、テーブルの右上隅にある [列の表示/非表示] [列の表示/非表示] ボタンをクリックします。属性列を表示するには、チェックボックスをオンにします。非表示にするには、オフにします。
  • テーブル内の属性を編集するには、セル内の値を選択し、新しい値を入力 (または削除したい場合は値を削除) してから、Enter キーを押して変更を保存します。

関連するレコード、写真、ファイルの表示および編集

レイヤーに関連レコードが含まれている場合は、それらの属性も、適切な権限を持つユーザーが表示および編集することができます。これらの関連レコードは、見出しが斜体の列としてテーブルの右側に表示されます。

また、属性について関連する写真やその他のファイルを表示することもできます。レイヤーを編集する権限を持っている場合は、さらに写真やファイルを追加することもできます。

次のいずれかを行って、関連するレコード、写真、ファイルを表示および編集します。

  • 関連レコードを表示するには、関連レコードを表示したいレコードに対応する関連テーブル列のセル内で [表示] をクリックします。たとえば、区画を表すレイヤーに、所有者の情報の関連テーブルが含まれており、区画のすべての所有者を表示したい場合は、「所有者」列の該当するセル内で [表示] をクリックして、選択した区画の所有者のリストを表示します。関連テーブルでは、テーブル内のその他のレコードを調べることができます。たとえば、他のいずれかの区画 ID を選択すると、その区画の所有者が表示されます。関連テーブルに、そのテーブル自体の関連レコードが含まれている場合、それらの関連レコードも同様に調べることができます。たとえば、「所有者」テーブルに、区画所有者が所有する他のプロパティの関連テーブルが含まれている場合、[表示] をクリックすると、それらのプロパティ レコードが表示されます。
  • 関連テーブル内の属性を編集するには、セル内の値を選択し、新しい値を入力 (または削除したい場合は値を削除) してから、Enter キーを押して変更を保存します。適切な権限を持つユーザーのみが関連テーブルの属性を編集できます。
  • 関連テーブルの表示中は、いつでも [閉じる] (X) ボタンをクリックして前のテーブルに戻ることができます。
  • レイヤーに、関連する写真またはファイルが含まれている場合は、テーブルの右側にある [写真とファイル] 列の該当するセル内で [表示] をクリックすると、それらの写真またはファイルを表示できます。添付ファイルを追加するには、[追加] をクリックして、添付する写真またはファイルをアップロードします。
  • 関連するテーブル/写真/ファイルの列を表示/非表示するには、テーブルの右上隅にある [列の表示/非表示] 列の表示/非表示 ボタンをクリックします。列を表示するには、チェックボックスをオンにします。非表示にするには、オフにします。

フィールド情報の表示

フィールドの名前、エイリアス、フィールド設定 (必須かどうか、編集可能かどうか、フィールド長など) を含め、テーブル内の任意のフィールドに関する詳細情報を表示できます。

フィールドに関する詳細情報を表示するには、情報を知りたいフィールドの列見出しをクリックして、[詳細なビューを表示] をクリックします。テーブルのサイズが縮小し、選択したフィールドの対象を絞ったビューが表示されます。このビューには、[サマリー] セクション、必須フィールドやデフォルト値などのフィールド属性ルールを含む [設定] セクション、フィールド名やフィールド タイプなどの情報を含む [詳細] セクションがあります。各セクションに表示される情報は、フィールド タイプとユーザーの権限によって決まります。たとえば、[サマリー] セクションには、数値の場合、ヒストグラムが表示され、テキスト フィールドの場合、上位 10 個の個別値と関連する数情報が表示されます。

テーブルの全体ビューに戻らずに、別のフィールドを選択して調べるには、左側のフィールド列にある下向き矢印をクリックして、別のフィールドを選択します。フィールドに関する詳細情報の表示を終えたら、[閉じる] をクリックしてテーブルの全体ビューに戻ることができます。

レイヤーのビジュアライゼーション

[ビジュアライゼーション] タブを使用すると、Map Viewerでレイヤーを開くことなく、フィーチャ レイヤーのデフォルトのプロパティを変更することができます。レイヤーのスタイルの変更、フィルターの適用、ポップアップの構成、レイヤー内でのフィーチャのラベル付けを行えます。また、凡例でのレイヤーの非表示や更新間隔の変更も行うことができます。Map Viewerと同様に、[ビジュアライゼーション] タブは、レイヤーを探索し、ベースマップ ギャラリーにアクセスするためのナビゲーション ツールと、住所または場所を検索するための検索ボックスを備えています。

アイテムを所有している場合は、レイヤーに対して行った変更を保存できます。アイテムの所有者であると同時に、コンテンツを作成する権限を持っているユーザーは、レイヤーのコピーを [マイ コンテンツ] に新しいアイテムとして保存することもできます。

[ビジュアライゼーション] タブを使用してフィーチャ レイヤーを操作するには、次のいずれかを実行します。

注意:

フィーチャ レイヤーに複数のレイヤーが含まれている場合は、まず、操作するレイヤーを [レイヤー] ドロップダウン メニューから選択します。

  • [スタイルの変更] [スタイルの変更] ボタンをクリックして、レイヤーのデフォルト スタイルを変更します。
  • [フィルター] [フィルター] ボタンをクリックしてレイヤーにフィルターを適用します。
  • [ポップアップの構成] [ポップアップの構成] ボタンをクリックして、レイヤーのポップアップを構成します。
  • [ラベルの作成] [ラベルの作成] ボタンをクリックして、レイヤー内でフィーチャにラベル付けします。
  • [その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックし、[ズーム] をクリックして、レイヤー内のすべてのフィーチャを表示します。
  • フィーチャ レイヤーで編集情報の記録が有効化されている場合は、[その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックし、[フィルターの編集] をクリックして、マップ上に表示される編集内容をフィルタリングします。
  • [その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックし、[凡例を非表示にする] をクリックして、凡例でレイヤーを非表示にします。
  • [その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックし、[更新間隔] をクリックして、レイヤーの更新間隔を設定します。
  • マップ上の [検索] ボタンをクリックし、住所または場所名を入力して、特定の場所またはフィーチャを検索します。
  • マップを画面移動するか、ナビゲーション ツールを使用して、デフォルト範囲にズームまたは移動します。
  • マップ上の [ベースマップ ギャラリー] [ベースマップ ギャラリー] ボタンをクリックして、別のベースマップを選択します。
  • [レイヤーの保存] をクリックして、レイヤーに対する変更を保存します。このボタンは、アイテムの所有者、管理者、または共有更新グループのメンバーに対して使用可能になります。
  • コンテンツを作成する権限を持っている場合は、[新しいレイヤーとして保存] をクリックして、レイヤーのコピーを [マイ コンテンツ] に新しいアイテムとして保存します。[新しいレイヤーとして保存] ウィンドウで、必要に応じて、タイトル、タグ、およびサマリーを追加し、アイテムを保存するフォルダーを選択して [保存] をクリックします。フィーチャ レイヤーに複数のレイヤーが含まれている場合は、すべてのレイヤーを保存するか、現在のレイヤーのみを保存するかを選択できます。

サイト設定

ユーザーの権限とアイテム タイプに応じて、[設定] タブでアイテムの設定を構成することで、アプリへのコードの添付範囲の変更、および他のユーザーがこのアイテムのコピーを保存することの許可を可能にすることができます。 ホスト フィーチャ レイヤーには、レイヤーを編集およびエクスポートできるユーザーに関する追加設定があります。[設定] タブはまた、アイテムの所有者が自分のアイテムを削除できる場所でもあります。

一般設定

次の一般設定を構成できます。

コンテンツ ステータス

信頼済みまたは非推奨のいずれかに、アイテムを指定できます。信頼済みまたは非推奨にアイテムを指定すると、他のユーザーは、信頼済みアイテムを簡単に見つけることができる一方で、最新の状態ではないアイテムの使用を避けることができます。

ポータルの管理者およびコンテンツを更新する管理者権限を持つユーザーは、[信頼済みとしてマーク] ボタンを使用して、アイテムが信頼済みであることを指定できます。信頼済みとして指定されたアイテムは、[概要] タブで [信頼済み] バッジが付与され、ポータルのメンバーに識別されます。

アイテムの所有者または管理者である場合や、コンテンツを更新する管理者権限を持っている場合は、[非推奨としてマーク] ボタンを使用して、アイテムを非推奨として指定できます。非推奨としてマークされたアイテムは、[非推奨] バッジですべてのユーザーに識別されます。

ポータルのメンバーは、ポータル内のコンテンツを参照または検索する際、[ステータス] フィルターを使用することで、信頼済みまたは非推奨としてマークされたコンテンツを探すことができます。また、ポータルのメンバーは、Map Viewerマップにレイヤーを追加する際、信頼済みとしてマークされたレイヤーへの検索を制限することもできます。

削除の防止

ギャラリーの注目のマップとして使用されているレイヤーなどのアイテムが誤って削除されることがないようにする場合、このオプションをオンにします。

アイテムの削除

アイテムをサイトから削除するには、[削除] をクリックします。注目のマップ内のレイヤーなど、ポータルの注目のコンテンツの一部であるアイテムが誤って削除されないようにするには、アイテムの設定として削除の防止を有効化できます。

ホストされた WFS レイヤーが関連付けられているホスト フィーチャ レイヤーを削除すると、ホストされた WFS レイヤーも削除されます。

範囲

範囲は、アイテムに指定する地理的境界線です。これは、エリアの X 座標と Y 座標の最小値と最大値を使用して定義します。

範囲を設定または変更するには、[範囲の設定] をクリックして、[範囲の設定] ウィンドウで次のいずれかを実行します。

  • 上部にあるジオコーディング ボックスを使用して、マップ上の場所または住所を検索します。その場所または住所が中央に表示されるように範囲が調整されます。
  • [範囲の描画] をクリックして、エリアを定義するボックスを描画します。ArcGIS Enterprise は、描画した内容に基づき、範囲の座標を更新します。 [マップ ナビゲーションの有効化] をクリックして、描画を中止し、目的のエリアに画面移動またはズームします。
  • エリアの座標を [上][下][左]、および [右] ボックスに入力します。

Web マップの設定

Web マップには次の設定を使用できます。

オフライン モード

オフラインでの使用を無効化するには、[オフライン モードを有効化] ボックスをオフにします。マップがオフラインでの使用をサポートしている場合、つまり、マップが保存されたときにそのマップ内のすべてのレイヤーでオフラインでの使用が有効化されている場合、このオプションが自動的に有効になります。マップがオフライン モードをサポートしていない場合は、この設定は無視されます。デフォルトのオフライン設定を変更するには、[高度な設定を表示] をクリックします。詳細については、「オフラインでのマップの利用」をご参照ください。

名前を付けて保存

他のユーザーがマップのコピーを保存できるようにするには、このオプションをオンにします。マップを構成した内容のまま表示して、他のユーザーが簡単にコピーおよび保存できないようにする場合は、このオプションをオフにします。

アプリケーション設定

ArcGIS アプリでのルート検索、計測、位置の検索、他のツールや機能のためのマップ オプションを設定します。

レイヤー設定

このセクションのユーティリティを使用すると、必要に応じてレイヤーの URL を一括で更新できます。

  • レイヤーを HTTPS に更新 - Web マップの所有者または管理者であるユーザーは、HTTPS を使用するように Web マップ内のすべてのレイヤーを更新できます。すべてのレイヤーへのアクセスに HTTPS を使用することをお勧めします。HTTPS は、レイヤーがインターネット上で送信されるときにレイヤー内の情報を暗号化します。レイヤーへのアクセス時に HTTPS を使用するには、[レイヤーを HTTPS に更新] をクリックし、次に [レイヤーの更新] をクリックして変更を確定します。 マップ内の各レイヤーが検査されて、HTTPS への更新が必要かどうかが判断されます。いずれかのレイヤーが HTTP を使用していることが判明した場合、ポータルは、HTTPS を使用して同じレイヤーに対するリクエストを試行した後、ユーザーが所有または管理しているマップおよび関連するすべてのレイヤーを更新します。 レイヤーが HTTPS をサポートしていない場合は、ユーザーにその旨が通知され、そのレイヤーはマップ内で更新されません。レイヤーが HTTPS をサポートしていないと報告された場合は、そのレイヤーの所有者に連絡してください。所有者は HTTPS をサポートするようにそのレイヤーを構成するか、代わりのリソースを提供できます。
    注意:

    HTTPS を使用するようにマップ内のレイヤーを更新しようと試みると、HTTP を使用するカスタム シンボルがすべて、HTTPS を使用するように自動的に更新されます(カスタム シンボルのソースで HTTPS がサポートされている場合)。ポップアップに埋め込まれた画像など、レイヤーに対するそれ以外のカスタマイズは HTTPS に更新されません。このような参照を、HTTPS を使用するように更新するには、レイヤー (またはマップ) をMap Viewerで開いてから、それらの参照を更新します。

    注意:

    レイヤーを HTTPS に更新する機能は、内部のポータルの URL を使用して Enterprise ポータルや Web マップに追加されたレイヤーではサポートされていません。例: http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/exampleservice/MapServer

  • [ArcGIS Server サイトの参照の更新] - ArcGIS Server レイヤーをステージング サイトから本番サイトへ移行するか、新しいドメインに移行する場合は、[参照の更新] をクリックして、新しいサイトを参照するようにレイヤーの URL を更新します。ポータルは、マップ内のレイヤーを検査して、更新に使用できる ArcGIS Server サイトを表示します。選択した参照を使用するレイヤーは、代替に指定された新しいサイトを使用するよう更新されます。サイトを参照するすべての ArcGIS Server と、所有または管理するすべての関連レイヤー アイテムが更新されます。ArcGIS Server サイトの参照を更新する機能は、ホスト レイヤーおよびフェデレートされた ArcGIS Server のレイヤーではサポートされていません。
    注意:

    指定された代替サイトにあるレイヤーは既存のレイヤーに完全に一致する必要があります。レイヤーが一致しない場合、レイヤーは正常に描画/実行されない可能性があります。ポータルは、代替サイトへの接続を確立して、レイヤーがそこで使用できることを確認します。レイヤーが使用不可の場合は、ユーザーにその旨が通知されます。使用不可のレイヤーは更新されません。

ホスト Web レイヤーの設定

ホスト フィーチャ レイヤーおよびホスト タイル レイヤーには、データを管理するための追加設定があります。

アプリの設定

次の設定がアプリに適用されます。一部の設定は、特定タイプのアプリにのみ適用されます。

  • URL - Web マッピング アプリ、モバイル アプリ、またはアプリケーション エクステンション アプリの URL を編集できます。たとえば、アプリの URL が変更された場合に、[URL] 設定を使用して、アプリ アイテムの URL を新しい URL に変更できます。
  • コードの添付 - コードを (ZIP ファイルとして) アプリに添付できます。これは、サンプルまたはテンプレートを共有していて、他のユーザーが自分のコードにアクセスできるようにする場合に役立ちます。

    アイテムのダウンロード カウンターをリセットせずにコード アタッチメントを更新するには、[コードの更新] を使用して、元の ZIP ファイルと同じ名前の ZIP ファイルをアップロードします。新しいファイルを添付する場合は、まず既存のファイルを削除してから、[コードの添付] を使用します。すると、アイテムのダウンロード回数がリセットされます。

  • 目的 - Web マッピング アプリ、モバイル アプリ、またはデスクトップ アプリの場合は、追加したアプリの [目的] を指定します。
  • プラットフォーム - デスクトップ アプリの場合は、追加したアプリの [プラットフォーム] を指定します。
  • API - Web アプリの場合は、アプリの構築基盤である [API] を指定します。
  • SDK - モバイル アプリの場合は、アプリの構築基盤である [SDK] を指定します。
  • 構成パラメーター - アプリの [目的][構成可能] に設定されている場合は、テンプレートの構成パラメーターを追加できます。
  • アプリの登録 - 他のユーザーが ArcGIS にサイン インできるようにアプリを登録できます。また、登録情報を表示および更新することもできます。