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ArcGIS Enterprise Builder 10.5.x のシステム要件

ArcGIS Enterprise 製品ラインの次世代の進化形である ArcGIS Server には、柔軟性の高い配置モデルがあり、オンプレミス、クラウド、またはこの両方を組み合わせて包括的に使用することができます。ArcGIS Enterprise 製品は、コラボレーションして動作するように設計された次のソフトウェア コンポーネントを装備しています。

  • ArcGIS Server
  • Portal for ArcGIS
  • ArcGIS Data Store
  • ArcGIS Web Adaptor

ArcGIS Image ServerArcGIS GeoEvent ServerArcGIS GeoAnalytics Server、および ArcGIS Business Analyst Server は、ArcGIS Server 専用のライセンス ロールです。詳細については、ArcGIS Enterprise ヘルプの「ArcGIS Server とは」をご参照ください。

ArcGIS Enterprise Builder の実行に必要なシステム要件とハードウェア要件を次に示します。 以前のバージョンについては、Esri Support でご確認ください。また、Portal for ArcGIS 組織が ArcGIS ProDrone2Map for ArcGIS などのプレミアム アプリを利用する場合、ArcGIS License Manager 10.5.1 でプレミアム アプリのライセンスを構成し、ソフトウェアを使用できるメンバーを指定する必要があります。詳細については、「Portal for ArcGIS 管理者ガイド」、「ArcGIS License Manager リファレンス ガイド」、および「ArcGIS License Manager のシステム要件」をご参照ください。

製品リリース情報」を参照して、お使いのハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントがバージョン 10.5.1 と互換性があるかどうかを確認し、「ArcGIS Enterprise インストール ガイド」で個々の製品の最新のシステム要件をすべて確認することをお勧めします。

オペレーティング システム要件

以下の 64 ビット オペレーティング システムは、最低限必要なオペレーティング システム要件を満たしています。32 ビット オペレーティング システムはサポートされていないため、セットアップが実行されるのは、オペレーティング システムが 64 ビットの場合のみです。

アンダースコア (_) が含まれているコンピューター名はサポートされていません。いくつかの一般的に普及しているインターネット ホスト名に関する仕様では、アンダースコア文字を規格外と定めています。Windows ではコンピューター名にアンダースコアを使用できますが、他のサーバーやプラットフォームを操作するときに問題が生じる可能性があります。このため、ホスト名にアンダースコアが含まれるサーバーでは ArcGIS Server はインストールされません。

サポートされているオペレーティング システム検証済みの最新アップデートまたはサービス パック

Windows Server 2016 Standard、Datacenter (64 ビット (EM64T))*

Windows 2012 R2 Standard、Datacenter (64 ビット [EM64T])

アップデート: 2017 年 4 月

Windows Server 2012 Standard、Datacenter (64 ビット (EM64T))

アップデート: 2017 年 4 月

Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Datacenter (64 ビット (EM64T))

SP1

Windows Server 2008 Standard、Enterprise、Datacenter (64 ビット (EM64T))

SP2

*この配置へのホスト シーン レイヤーの公開をサポートするには、インターネット オプションで SSL 3.0 を有効化します。詳細については、「Esri 技術資料 000016013」をご参照ください。

特に指定がない限り、これらのオペレーティング システムの過去のアップデートと今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされます。また、オペレーティング システムのバージョンとアップデートはオペレーティング システムのプロバイダーでもサポートされている必要があります。

注意:

Windows 10、8.1、および 7 は、基本的なテストやアプリケーション開発での使用のみでサポートされています。運用環境への配置は推奨されません。

注意:

2018 年 1 月の Microsoft のセキュリティ更新により、Windows Server 2008 R2 および Windows 7 上で ArcGIS Server が実行されているときに、ジオプロセシング サービスがクラッシュするようになりました。Esri はこのバグを解決するために、ArcGIS Server 10.2.1 以降の各リリースに対応するパッチをリリースしました。これらのオペレーティング システムは引き続きサポート対象ですが、いずれかのオペレーティング システムで ArcGIS Enterprise の配置を実行する場合は、Esri テクニカル サポートからダウンロードできる ArcGIS Server Geoprocessing Service Startup Patch を適用してください。

サポートされているオペレーティング システム検証済みの最新アップデートまたはサービス パック

Windows 10 Pro および Enterprise (64 ビット (EM64T))

Creators Update

Windows 8.1 Pro および Enterprise (64 ビット (EM64T))

アップデート: 2017 年 4 月

Windows 7 Ultimate、Professional、および Enterprise (64 ビット (EM64T))

SP1

注意:

Windows 8 は、Microsoft でのサポートが終了しています。Windows 8.1 以降にアップグレードしてください。

ハードウェア要件

必要なディスク空き容量

ArcGIS Enterprise には、最低 20 GB の使用可能なディスク領域が必要です。この中の 5 GB は、システム ドライブである必要があります。

メモリ要件

ArcGIS Enterprise をインストールするには、16GB 以上のメモリを設定することを強く勧めします。

Microsoft .NET Framework 4.5 のサポート

ArcGIS Web Adaptor をインストールするには、Microsoft .NET Framework 4.5 以降が必要です。オペレーティング システムに Microsoft .NET Framework 4.5 がインストールされている場合は、Windows の機能を使用して有効化されていることを確認してください。オペレーティング システムに Microsoft .NET Framework 4.5 が含まれていない場合、インストール メディアからダウンロードして、Windows の機能を使用して有効化することができます。