Skip To Content

Webhook に関するよくあるご質問 (FAQ)

このトピックでは、Webhook を使用する際に発生する可能性がある疑問または問題点と、考えられる解決策を提示します。

ArcGIS Enterprise は、組織のファイアウォールの内側にあるオフライン環境にデプロイされています。 この場合でも Webhook を構成できますか?

はい。 Webhook を構成するには、ArcGIS Enterprise ポータルから到達可能なペイロード URL を使用する必要があります。 このためには、カスタム アプリケーションを構築して内部サーバーにデプロイします。

アイテム、ユーザー、またはグループの更新を構成するアクションは何ですか?

ポータル アイテム、ユーザー、およびグループの更新を登録している場合、それらのプロパティが更新されるたびに Webhook がトリガーされます。 たとえば、ポータル内の特定のアイテムの更新を登録している場合、そのアイテムのタイトル、タグ、またはサムネイルが更新された場合に Webhook がトリガーされます。 アクションがポータルの更新を構成しているかどうかを判断する方法の 1 つは、ネットワーク トラフィックを調査することです。 アクションのたびに [更新] 操作が呼び出される場合、更新を待機している Webhook も同じアクションでトリガーすることができます。

ArcGIS Enterprise ポータルで統合 Windows 認証を使用しています。 この場合でも、ポータルへのサイン インおよびサイン アウト (user/<username>/signIn) を登録できますか?

10.9 以降、/signin トリガー イベントを使用して、ポータル認証、Web 層認証、およびエンタープライズ ログインのサイン イン イベントをキャプチャできます。

ペイロード URL が停止するか、利用できなくなった場合はどうなりますか? 配信されなかったペイロードを復元する方法はありますか?

ユーザー、グループ、アイテム用に組織の Webhook を設定する場合は、詳細パラメーターの構成により、ポータルでペイロードの送信に失敗したときの配信の再試行の方法とタイミングおよび、ペイロードの配信試行が続けて失敗する場合に Webhook を非アクティブ化する非アクティブ化ポリシーを決定できます。 ポータルで到達不能または応答しないペイロード URL または Webhook レシーバーへのペイロード配信が試行されると、設定した詳細パラメーターによって、ポータルでのペイロード配信の再試行回数が決定されます。 これらの再試行にも失敗した場合、非アクティブ化ポリシーに 1 回の失敗としてカウントされます。

また、Webhook の通知ステータスを表示し、試行されたペイロード配信をすべて確認して、配信が成功したかどうかを判断することもできます。

注意:

現在、サービス Webhook では、ペイロードの追跡および非アクティブ化ポリシーはサポートされていません。

Enterprise サイトの構成を変更した場合、サービス Webhook に影響はありますか?

サービス Webhook は、ArcGIS Enterprise の基本配置のすべての主要コンポーネント (ArcGIS Data StoreArcGIS ServerPortal for ArcGIS) に働くため、高可用性と障害復旧に関連するコンポーネントのレジリエンス パターンの多くを継承しています。 GIS サーバー サイトからコンピューターを削除するなど、Enterprise の配置に変更を加えると、サービス Webhook が機能を再開するまで数分間のダウンタイムが発生する可能性があります。 サイトの変更後、フェデレーション サーバーを再整合チェックすることで、発生するダウンタイムを抑えることができます。 まれに、Webhook の機能を再開するために、関連する GIS サービスを再起動する必要がある場合があります。 この手順が必要な場合、サービスの再起動が必要なことを示す [警告] レベルのログ メッセージがサイト ログに記録されます。


このトピックの内容