Skip To Content

ポップアップの表示

ポップアップは、ハイキング コース、地価、失業率など、マップが持っている情報を表示します。ポップアップの情報は主に、マップ メモ、Web レイヤー、およびファイルからインポートしたデータという 3 種類のフィーチャ レイヤーから取得されます。

レイヤーのポップアップの外観は、レイヤーの所有者が特に構成していなければ、デフォルトでは属性と値の単純なリストです。レイヤーの所有者は新しい構成を保存できます。このため、マップ内のポップアップは特に設定しなくても適切に表示されます。特定のマップ内では、マップの所有者がポップアップを再構成できます。マップ作成者は、表示フィールド、非表示フィールド、およびその情報の表示方法のリストを定義します。たとえば、属性のサンプル リストを表示したり、カスタム形式のテキストやチャートを提供して、特定レイヤーのフィーチャを対話形式でグラフィカルに比較できるようにしたりできます。

ポップアップの構成で決定すべきこと

マップ作成者にとって、ポップアップに関する主な決定事項は、「何を表示するか」、そして、「どう表示するか」です。たとえば、マップ作成者が一般市民にミシシッピ湾沿岸の遊泳、釣り、ボート乗りが可能な場所を案内する場合、住所、交通手段、および現地で一番わかりやすい待ち合わせ場所の写真を表示するようにポップアップを構成することが考えられます。各地点の詳細な位置情報やタイプ情報が、手元には山ほどあるかもしれませんが、ポップアップには出さないでおきます。マップの閲覧者は、それらに興味がないだけでなく、より重要な情報から注意をそらしてしまいます。次の画像は、2 つのポップアップの見え方を示しています。1 つ目のポップアップ ウィンドウは有効化されたのみの状態 (このため、サービス内のすべての属性が表示されている) で、2 つ目のポップアップ ウィンドウは構成済みの状態です。

有効化済みのポップアップ
構成済みのポップアップ

さまざまなポップアップ構成

作成者は、ポップアップに表示される内容を構成し、各フィーチャのフィールド (属性) がポップアップでどのように表現されるかを指定します。マップ メモを使用して追加するフィーチャの場合、ポップアップ構成は変更できません。一方、フィーチャ データを含む Web レイヤーの場合、さまざまな表示構成を選択できます。

フィールド属性のリスト

フィールド属性のリストは、一般的な名前/値の個別属性を表示します。作成者は、表示/非表示、順序、数値形式、および日付形式を変更することで、情報を論理的でわかりやすい形式で表示できます。

フィールド属性のリストを持つポップアップ

単一の属性フィールドからの説明

ポップアップに単一の属性フィールドからの説明が含まれている場合、1 つのフィールドのすべてのコンテンツが説明に表示されます。これは、レイヤーにカスタム説明を含む属性が存在する際に便利なオプションです。

単一の属性フィールドからの説明があるポップアップ

カスタム属性表示

このオプションでは、作成者は表示する情報の定義、書式設定、およびレイアウトができます。作成者は、属性を埋め込み、リッチ テキスト環境で制御できます。これは、作成者が属性情報を手動で入力し、リッチ テキスト編集ツールで書式設定してフォントの色、サイズ、スタイルなどを制御する場合に適したオプションです。

カスタム属性表示があるポップアップ

属性情報なし

ポップアップは、必ずしも属性情報を含む必要はありません。時には、タイトル 1 つ、あるいは画像 1 つで、情報としては事足りる場合があります。

属性情報のないポップアップ