[コンテンツ] ウィンドウは、ツールバーの左側の [コンテンツ] をクリックすると表示されます。このウィンドウには次の 3 つのウィンドウが含まれます。
- [レイヤー] ウィンドウには、マップ内のすべてのレイヤーがリスト表示されます。
- [凡例] ウィンドウには、レイヤーごとに関連するシンボルが表示されます。
- [ジョブ] ウィンドウには、解析ツールによって作成されたジョブのステータスが示されます。
このドキュメントでは、[レイヤー] ウィンドウに表示されるレイヤー関連の機能について説明します。
[レイヤー] ウィンドウ
[レイヤー] ウィンドウには、[アクティブ シナリオ]、[レイヤー]、[ベースマップ] の 3 つのカテゴリがあります。
[アクティブ シナリオ] グループには、デザイン レイヤーが含まれています。デザイン レイヤーとは、フィーチャのスケッチ、ペイント、分割を行えるレイヤーです。各 GeoPlanner プロジェクトには、テンプレート内で定義された 1 つ以上のデザイン レイヤーがあります。[デザイン レイヤーへの追加] ツールを使用すると、プロジェクトの既存のデザイン レイヤーに新規レイヤーを追加できます。
[レイヤー] グループには、視覚化と解析に使用されるレイヤーが含まれています。一部のレイヤーは、ダッシュボードで使用することもできます。[検索] ツールバーの [データの追加] ツールを使用してレイヤーを追加します。
[ベースマップ] には、アクティブ ベースマップの名前が表示されます。[ベースマップの変更] ツールをクリックすると、別のベースマップに切り替えることができます。
[コンテンツ] ウィンドウの [レイヤー] ウィンドウでレイヤーの横のレンチの形のアイコンをクリックすると、ショートカット メニューが表示されます。
このメニューは、GeoPlanner でレイヤー関連の機能を実行する際に役立ちます。機能には次のものがあります。
- [ズーム] - マップ範囲を選択したレイヤーの範囲に設定します。
- [透過表示] - 選択したレイヤーの透過レベルを設定します。
- [デザイン タイプ] - デザイン レイヤーのシンボル、タイプ名、デフォルト値を変更できます。このオプションは、[アクティブ シナリオ] エリアのレイヤーに対してのみ表示されます。
- [デザイン レイヤーの複製] - デザイン レイヤーのコピーを作成します。このオプションは、[アクティブ シナリオ] エリアのレイヤーに対してのみ表示されます。
- [デザイン レイヤーの削除] - プロジェクトからデザイン レイヤーを削除します。このオプションは、[アクティブ シナリオ] エリアのレイヤーに対してのみ表示されます。
- [上に移動] - 選択したレイヤーを、マップの [コンテンツ] ウィンドウの 1 つ上のレベルに移動させます。
- [下に移動] - 選択したレイヤーを、マップの [コンテンツ] ウィンドウの 1 つ下のレベルに移動させます。
- [削除] - [コンテンツ] ウィンドウとマップからレイヤーを削除します。
- [分類] - 属性に基づいてデータを 0 ~ 9 のスケールに再分類することで、評価または適合性のレイヤーを作成します。このレイヤーは、ダッシュボードのセカンダリ チャートで評価レイヤーとして使用できます。
- [デザイン レイヤーへの追加] - レイヤーを [アクティブ シナリオ] グループに追加し、レイヤーで定義されたタイプを使用してスケッチとペイントを行います。このオプションは、フィーチャ レイヤーに対してのみ表示されます。
- [モデラー] - 加重オーバーレイ モデル レイヤーの加重オーバーレイ モデルを開きます。このオプションは、加重オーバーレイ モデル レイヤーの場合のみ表示されます。
- [プロパティ] - 選択したレイヤーの [レイヤー プロパティ] ウィンドウが開きます。
以下のセクションでは、これらの機能のいくつかの使用方法を詳しく説明します。
レイヤーをプロジェクトから削除
GeoPlanner では、特定のタイプのレイヤーをマップから削除できます。シナリオ レイヤーとベースマップ レイヤーは、プロジェクトから削除できません。その他のタイプのレイヤーはプロジェクトから削除できます。これらのレイヤーには、解析結果、操作レイヤー、加重オーバーレイ モデル レイヤー、組織が直接追加したその他のレイヤーが含まれます。プロジェクトからレイヤーを削除するには、次の手順を実行します。
- [コンテンツ] ボタンをクリックして、[コンテンツ] ウィンドウを表示します。
- [レイヤー] ウィンドウで、レイヤー名の横のレンチの形のアイコンをクリックして、[削除] をクリックします。
マップ内でレイヤーの順序変更
マップ内にある特定のタイプのレイヤーの順序を設定できます。シナリオ レイヤーは常に他のレイヤーよりも上に表示され、下に移動することはできません。ベースマップ レイヤーは常に他のレイヤーよりも下に表示され、上に移動することはできません。その他のレイヤー (解析結果レイヤー、操作レイヤー、組織が直接追加したその他のレイヤーなど) は、上下に移動できます。[上に移動] と [下に移動] 機能が [レイヤー] ウィンドウのサブメニューに表示されます。
- [コンテンツ] をクリックします。
- [レイヤー] ウィンドウで、レイヤー名の右側のレンチの形のアイコンをクリックして、[上に移動] または [下に移動] を選択します。
レイヤーのタイプやマップ内でのレイヤーの順序によっては、[上に移動] または [下に移動] 機能が非表示または使用不可の場合があります。シナリオ レイヤーとベースマップ レイヤーには、この 2 つの機能は使用できません。フィーチャ レイヤーは常に、画像とマップ レイヤーとベースマップよりも上に表示されます。たとえば、1 つのマップ レイヤーと 3 つのフィーチャ レイヤーがある場合、フィーチャ レイヤーの順序を変更することはできますが、マップ レイヤーをフィーチャ レイヤーの上に移動することはできません。
- [マップの保存] をクリックして、プロジェクト マップの変更内容を保存します。
デザイン レイヤーへの追加
各 GeoPlanner プロジェクトはテンプレートから作成されます。テンプレートとは、1 つ以上のフィーチャ レイヤーを含むグループ、Web マップ、ホスト フィーチャ サービスです。フィーチャ レイヤーには、タイプと各タイプのデフォルト値が含まれます。
タイプとデフォルト値が、計画ドメインとプロジェクトに適していないこともあります。GeoPlanner では、独自のレイヤーをデザイン レイヤーとして付加することができます。そうすると、計画ドメインに固有のシンボルやタイプを使用し、計画とスケッチが行えるようになります。既存のレイヤーを新規デザイン レイヤーとして追加する方法を、以下に示します。
- GeoPlanner にレイヤーを追加します。そのレイヤーを GeoPlanner でデザイン レイヤーとして使用できるようにするには、タイプが必要です。タイプがない場合は、個別値レンダリングが必要です。
- [コンテンツ] ウィンドウで、レイヤー横の [設定] アイコンをクリックします。メニューで [デザイン レイヤーへの追加] を選択します。
- [デザイン レイヤーへの追加] ダイアログの [新しい名前] フィールドにデザイン レイヤーの新しい名前を入力します。
- あるいは、[フィーチャのインポート] をオンにして、スキーマとデータの両方を新しいデザイン レイヤーにインポートします。
- [インポート] をクリックします。[デザイン レイヤーへの追加] ダイアログが終了し、プロジェクトが再初期化されます。再初期化が完了すると、新しいデザイン レイヤーが [アクティブ シナリオ] グループに表示されます。
デザイン レイヤーのシンボル、タイプ ラベル、デフォルト値の変更
レイヤーにはタイプがあります。タイプは、土地利用や区域など異なるエンティティを表します。デザイン レイヤーのタイプのシンボル、ラベル、デフォルト値を変更できます。
- [コンテンツ] ウィンドウの [アクティブ シナリオ] エリアで、デザイン レイヤー横の [設定] アイコンをクリックします。メニューで [デザイン レイヤーへの追加] を選択します。
- デザイン タイプのエディター ダイアログで、左側のリストの中からタイプをクリックし、以下のいずれかの操作を実行します。
- [シンボル] タブをクリックし、シンボル色とアウトラインに変更を加えます。
- [タイプ] タブをクリックし、タイプのラベルを変更します。
- [デフォルト値] タブをクリックし、タイプのデフォルト値を変更します。
- [保存] をクリックして変更を保存し、プロジェクトを再初期化します。