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Portal for ArcGIS 10.5 および 10.5.1 の新機能

Portal for ArcGIS 10.5.1 および 10.5 では、ポータル Web サイトの変更と機能改善が図られています。10.5.1 で修正された問題の一覧については、「10.5.1 で修正された問題の一覧」をご参照ください。10.5 で修正された問題の一覧については、「10.5 で修正された問題の一覧」をご参照ください。

製品リリース情報」では、お使いのハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントにバージョン 10.5 または 10.5.1 との互換性があるかどうかを確認し、廃止された機能の一覧を参照することができます。Portal for ArcGIS 10.5 または 10.5.1 と互換性のある以前の ArcGIS 製品バージョンを確認するには、「以前のバージョンの ArcGIS とポータルの互換性」をご参照ください。

分散コラボレーション

分散コラボレーションでは、ポータルのネットワーク上で GIS に接続し、かつ分散させることができます。ArcGIS Enterprise 10.5.1 は、ArcGIS Online との分散コラボレーションに対応しています。詳細については、分散コラボレーションに関する説明をご参照ください。

ホスト レイヤーの改善

  • CSV ファイルをホスト フィーチャ レイヤーとして公開する際に、日時データのタイム ゾーンを指定できるようになりました。指定したタイム ゾーンを使用して、日時データを UTC (協定世界時) に変換するときに発生するオフセットを改善できます。
  • CSV ファイルをポータルに追加してから、テーブル レイヤーとして公開することができます。これは、非空間属性を共有する際に役立ちます。CSV ファイルをマップ ビューアーに追加またはドラッグすることもできます。ファイルに XY 座標も住所も含まれていない場合は、テーブル レイヤーがマップに追加されます。
  • フィーチャ レイヤーに関連レコードが含まれている場合は、マップ ビューアーで関連レコードの表示編集ができます。
  • 添付されたファイルや写真をフィーチャ レイヤーの属性テーブルまたはホスト テーブル レイヤーに追加して表示することができます。
  • ホスト レイヤーのソースとして使用されているファイルを [マイ コンテンツ] から削除する場合、従属しているホスト レイヤーの削除が終了するまで、そのファイルを削除することができません。たとえば、圧縮されたシェープファイルをアップロードし、そのシェープファイルからホスト フィーチャ レイヤーを公開している場合、ホスト フィーチャ レイヤーの削除が終了するまで、圧縮されたシェープファイルを [マイ コンテンツ] から削除することができません。ただし、ソース ファイルがこれ以上必要でない場合は (圧縮されたシェープファイルから公開されているホスト フィーチャ レイヤーを今後上書きすることがない場合など)、そのソース ファイルのアイテム ページにある [設定] タブでそのソース ファイルを削除できます。この場合、削除しようとすると、従属しているすべてのホスト レイヤーが記載されたメッセージが表示されますが、ファイルの削除に進むことができます。
  • 編集可能なホスト フィーチャ レイヤーに、ユーザーがフィーチャを追加できるが、レイヤー内のフィーチャを表示できないようにする新しいオプションが追加されました。これは、パブリックからの情報提供を求めながら、確認するまでは取得した情報を一般に公開したくない場合に便利です。
  • マップ ビューアーでフィーチャ レイヤーのスタイルを変更する場合は、Arcade スクリプト言語で記述されたカスタム条件式を作成できます。
  • フィーチャ コレクションからホスト フィーチャ レイヤーを公開する場合は、ソース フィーチャ コレクションの名前とは異なる一意の名前をそのホスト フィーチャ レイヤーに割り当てることができます。

シーン ビューアーの新機能

点群シーン レイヤーベクター タイル レイヤーをシーン ビューアーに追加できるようになりました。

ポイント シーン レイヤーに使用できる 3D シンボル オプションがシーン ビューアーに新規に導入されました。

新しい解析ツール

次の標準フィーチャ解析ツールがマップ ビューアーに追加されました。

  • フィーチャの結合 - 空間リレーションシップと属性リレーションシップに基づいて、一方のレイヤーまたはテーブルからもう一方のレイヤーまたはテーブルに属性を移行することができます。
  • 外れ値の検索 - データの空間パターンに、統計的に有意な外れ値が存在するかどうかを判定します。
  • テーブルから場所をジオコーディング - 住所を含むテーブルまたはファイルをこのツールに提供すると、場所がジオコーディングされ、これらの場所を含むカンマ区切り値ファイル、Excel スプレッドシート、またはホスト フィーチャ レイヤーが生成されます。これらの出力は、ポータルでの解析に使用するか、ダウンロードして他の製品での解析に使用することができます。

ルート案内とルート検索の改善

現在の時刻を使用してルートを生成する代わりに、ルートの開始時間を指定することができるようになりました。ルート案内には、ストップでの到着時間と出発時間や一般的な移動時間も含まれています。

ルートに沿ってラインを描画することで、一時的な制限を表すバリアを指定できます。ルート案内を生成すると、結果として生成されるルートで、ライン バリアを交差している道路が使用されません。これは、ルート検索で特定の道路を考慮しないようにする場合に役立ちます。たとえば、マラソン、抗議デモ、近くのスタジアムで開催されるコンサートなどのイベントによって発生する道路の通行止めや混雑を避けることができます。

Living Atlas of the World コンテンツの変更

Living Atlas コンテンツにアクセスするようにポータルが構成されている場合は、ArcGIS Enterprise 10.5.1 を使用して、ベクター タイル レイヤーや Web マップなどの追加コンテンツにアクセスできます。通常、ベクター タイル レイヤーは、ラスターベースのタイル レイヤーよりも描画速度が速いため、ベクター タイル レイヤーをベースマップとして使用すると、マップ上での描画パフォーマンスを上げることができます。

10.5.1 で新規に利用できるレイヤーとマップを次に示します。

コンテンツ タイプアイテム タイプアイテム名

デフォルト

Web マップ

キャンバス (ダーク グレー)、衛星画像ハイブリッド、キャンバス (ライト グレー)、ナビゲーション、ラベル付き起伏図、地形図、道路地図、道路 (夜)、道路 (起伏付き)、USA Congressional Districts (米国下院選挙区)

ベクター タイル レイヤー

キャンバス (ダーク グレー)、キャンバス ベース (ダーク グレー)、キャンバス参照 (ダーク グレー)、ハイブリッド参照レイヤー、キャンバス (ライト グレー)、キャンバス ベース (ライト グレー)、キャンバス参照 (ライト グレー)、ナビゲーション マップ (World Navigation Map)、道路地図 (World Street Map)、道路地図 (World Street Map) (起伏付き)、道路地図 (World Street Map) (夜)、ラベル付き起伏図 (World Terrain with Labels)、地形図 (World Topographic Map)

フィーチャ レイヤー

USA 115th Congressional Districts (米国第 115 期下院選挙区)、USA Bureau of Land Management Lands (米国土地管理局所有地)、USA Critical Habitat (米国絶滅危惧種生息地)、USA Federal Lands (米国連邦政府所有地)、USA Fish and Wildlife Service Lands (米国魚類野生生物局所有地)、USA Forest Service Lands (米国森林局所有地)、USA Historic Sites (米国史跡)、USA National Park Service Lands (米国国立公園所有地)、USA Native Lands (米国原生地)、USA Protected Areas (米国保護区)

登録者

イメージ レイヤー

USA Protected Areas - GAP Status 1-4 (米国保護区 - GAP ステータス 1 ~ 4)、USA Protected Areas - GAP Status 1 (米国保護区 - GAP ステータス 1)、USA Protected Areas - GAP Status 2 (米国保護区 - GAP ステータス 2)、USA Protected Areas - GAP Status 3 (米国保護区 - GAP ステータス 3)、USA Protected Areas - GAP Status 4 (米国保護区 - GAP ステータス 4)、USA Protected From Land Cover Conversion (土地被覆転換からの米国保護区)

Living Atlas コンテンツのライフ サイクルは ArcGIS Enterprise とは関係がない点に注意してください。このため、Living Atlas コンテンツは、開発終了バージョン サポート ステータスになるか、まれなケースで、配置している ArcGIS Enterprise リリースに関係なく廃止される可能性があります。コンテンツが開発終了バージョン サポートの場合、そのコンテンツにまだアクセスできますが、開発終了バージョン サポートのコンテンツは更新されず、今後廃止される可能性があるため、代わりのコンテンツの使用を開始する必要があります。

ArcGIS Enterprise 10.5.1 から、次の表に記載されたコンテンツが開発終了バージョン サポートになりました。提示された ID を使用して、代替アイテムを検索することができます。ポータル Web サイトの検索を使用して、「id:<ID>」と入力します。ここで、<ID> は、ポータルで検索するアイテムの ID です。

コンテンツ タイプアイテム タイプ開発終了バージョン サポートになったアイテムとその ID代替アイテムとその ID

デフォルト

Web マップ

World Hydro Reference Overlay (世界水文参照オーバーレイ)

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Esri Hydro Reference Overlay (Esri 水文参照オーバーレイ)

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登録者

マップ イメージ レイヤー、フィーチャ レイヤー

USA All Federal Lands (米国のすべての連邦政府所有地)

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USA Federal Lands (米国連邦政府所有地)

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USA BLM Lands (米国土地管理局所有地)

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USA Bureau of Land Management Lands (米国土地管理局所有地)

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USA Critical Habitat (米国絶滅危惧種生息地)

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USA Critical Habitat (米国絶滅危惧種生息地)

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USA Critical Habitat 2014 (2014 年の米国絶滅危惧種生息地)

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USA Critical Habitat Final (米国絶滅危惧種生息地 (最終))

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USA Native American Lands (米国原生地)

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USA Native Lands (米国原生地)

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USA NPS Lands (米国国立公園所有地)

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USA National Park Service Lands (米国国立公園所有地)

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USA USFS Lands (米国森林局所有地)

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USA Forest Service Lands (米国森林局所有地)

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USA USFWS Lands (米国魚類野生生物局所有地)

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USA Fish and Wildlife Service Lands (米国魚類野生生物局所有地)

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イメージ レイヤー

USA All Federal Lands (米国のすべての連邦政府所有地)

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USA Federal Lands (米国連邦政府所有地)

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USA BLM Lands (米国土地管理局所有地)

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USA Bureau of Land Management Lands (米国土地管理局所有地)

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USA Critical Habitat (米国絶滅危惧種生息地)

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USA Critical Habitat Final (米国絶滅危惧種生息地 (最終))

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USA Critical Habitat Final 2014 (2014 年の米国絶滅危惧種生息地 (最終))

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USA Critical Habitat Final (米国絶滅危惧種生息地 (最終))

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USA Critical Habitat Proposed 2014 (2014 年の米国絶滅危惧種生息地 (設計中))

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USA Critical Habitat Proposed (米国絶滅危惧種生息地 (設計中))

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USA Critical Habitat American Crocodile (米国絶滅危惧種生息地 (アメリカワニ))

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USA Critical Habitat American Crocodile (米国絶滅危惧種生息地 (アメリカワニ))

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USA Critical Habitat Atlantic Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (大西洋サケ))

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USA Critical Habitat Atlantic Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (大西洋サケ))

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USA Critical Habitat Bull Trout (米国絶滅危惧種生息地 (岩魚))

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USA Critical Habitat Bull Trout (米国絶滅危惧種生息地 (岩魚))

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USA Critical Habitat California Condor (米国絶滅危惧種生息地 (カリフォルニア コンドル))

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USA Critical Habitat California Condor (米国絶滅危惧種生息地 (カリフォルニア コンドル))

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USA Critical Habitat Chinook Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (キング サーモン))

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USA Critical Habitat Chinook Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (キング サーモン))

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USA Critical Habitat Chum Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (シロザケ))

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USA Critical Habitat Chum Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (シロザケ))

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USA Critical Habitat Coho Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (ギンザケ))

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USA Critical Habitat Coho Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (ギンザケ))

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USA Critical Habitat Delta Smelt (米国絶滅危惧種生息地 (デルタ スメルト))

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USA Critical Habitat Delta Smelt (米国絶滅危惧種生息地 (デルタ スメルト))

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USA Critical Habitat Desert Tortoise (米国絶滅危惧種生息地 (サバク ゴファーガメ))

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USA Critical Habitat Desert Tortoise (米国絶滅危惧種生息地 (サバク ゴファーガメ))

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USA Critical Habitat Marbled Murrelet (米国絶滅危惧種生息地 (マダラ ウミスズメ))

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USA Critical Habitat Marbled Murrelet (米国絶滅危惧種生息地 (マダラ ウミスズメ))

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USA Critical Habitat Mexican Spotted Owl (米国絶滅危惧種生息地 (ニシアメリカ フクロウ))

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USA Critical Habitat Mexican Spotted Owl (米国絶滅危惧種生息地 (ニシアメリカ フクロウ))

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USA Critical Habitat Northern Spotted Owl (米国絶滅危惧種生息地 (北部斑点フクロウ))

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USA Critical Habitat Northern Spotted Owl (米国絶滅危惧種生息地 (北部斑点フクロウ))

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USA Critical Habitat Peninsular Bighorn Sheep (米国絶滅危惧種生息地 (オオツノヒツジ))

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USA Critical Habitat Peninsular Bighorn Sheep (米国絶滅危惧種生息地 (オオツノヒツジ))

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USA Critical Habitat Sockeye Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (ベニザケ))

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USA Critical Habitat Sockeye Salmon (米国絶滅危惧種生息地 (ベニザケ))

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USA Critical Habitat West Indian Manatee (米国絶滅危惧種生息地 (アメリカ マナティー))、3b47038fc63f4ddb8f8fc0dac8aefd29

USA Critical Habitat West Indian Manatee (米国絶滅危惧種生息地 (アメリカ マナティー))、6e8111040d4149fd8d85c249dc2b835a

USA Historic Sites (米国史跡)

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USA Historic Sites (米国史跡)

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USA Native American Lands (米国原生地)

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USA Native Lands (米国原生地)

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USA NPS Lands (米国国立公園所有地)

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USA National Park Service Lands (米国国立公園所有地)

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USA Protected Areas (米国保護区)

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USA Protected Areas (米国保護区)

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USA Unprotected Areas (米国非保護区)

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USA Unprotected Areas (米国非保護区)

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USA USFS Lands (米国森林局所有地)

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USA Forest Service Lands (米国森林局所有地)

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USA USFWS Lands (米国魚類野生生物局所有地)

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USA Fish and Wildlife Service Lands (米国魚類野生生物局所有地)

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次のコンテンツは ArcGIS Enterprise 10.5.1 で廃止されました。

廃止されたアイテムとその ID代替アイテムとその IDコンテンツのタイプ

National Water Model (10 Day Forecast) (米国水文モデル (10 日予報))、725bdde85e084708949ccb749991cbc8

National Water Model (10 Day Forecast) (米国水文モデル (10 日予報))、f43c154ef3b9421bbda14bc17f9e98d2

マップ イメージ レイヤー (デフォルト コンテンツ)

既存のアプリまたは Web マップで開発終了バージョン サポート アイテムや廃止されたアイテムを交換する方法については、Living Atlas コンテンツのライフ サイクルと更新に関する説明をご参照ください。

アプリ テンプレートの変更

ストーリー マップ カスケード テンプレートを Portal for ArcGIS 10.5.1 で使用できるようになりました。

デフォルトで、[マイ ストーリー] アイテムは、[マイ ストーリー] アプリへのアクセスに使用できる Portal for ArcGIS 10.5.1 で使用することができます。

新規に導入された次の 2 つの構成オプションを使用すると、作成した Web アプリ テンプレートをカスタマイズできます。basemaps: テンプレート ユーザーは、Esri ベースマップのドロップダウン リストをアプリに追加できます。conditional: テンプレート ユーザーは、テンプレートの条件に応じてオプションを表示/非表示にすることができます。

ファインダー テンプレートと検索、編集、フィルター テンプレートは廃止されました。

Web AppBuilder for ArcGIS の新機能

ポータルにカスタム ウィジェットを追加し、アプリの作成時にビルダー環境で使用できるようになりました。

また、次のウィジェットも 10.5.1 で追加または改善されました。詳細については、Web AppBuilder for ArcGIS ヘルプをご参照ください。

  • 新規に導入された範囲移動ウィジェットを使用すると、マップを前の範囲または次の範囲に移動することができます。
  • 新規に導入された凡例 (3D) ウィジェットを使用すると、凡例情報を 3D アプリで表示することができます。
  • データ追加ウィジェットで、グループとローカル ファイル (シェープファイル、CSV、GPX、および GeoJSON) からレイヤーを追加できるようになりました。
  • ルート案内ウィジェットで、事前に定義された開始地点と終了地点を使用できるようになりました。また、移動モードの URL が具体的に構成されていない場合でも、デフォルトの移動モードが表示されるようになりました。
  • スマート エディター ウィジェットで、アプリからキャッシュ レイヤーが表示されなくなり、これに伴い、レイヤー リスト ウィジェットと凡例ウィジェットにも表示されなくなりました。
  • 近隣検索ウィジェットと地域検索ウィジェットに、高度な検索のオプションと押しピン ボタンを使用して位置を設定するオプションが新規に追加されました。
  • 描画ウィジェットのシンボル選択で、カスタム画像をポイント シンボルとして使用できるようになりました。
  • 解析 ウィジェットでは、 [フィーチャの結合] および [外れ値の結合] という 2 つの新しいツールを使用できます。
  • 解析ウィジェットの [ルートの計画]、[起点から終点の計測]、および [最寄りの検索] ツールで、結果レイヤーとしてルート レイヤーを含めるオプションを構成できるようになりました。
  • レイヤー リスト ウィジェットで、レイヤーのラベルを表示/非表示にすることができるようになりました。
  • クエリ ウィジェットの [タスク] タブと [結果] タブでラベルを構成できるようになりました。
  • レイヤー リスト (3D) で、レイヤーの階層とテレイン レイヤーを表示できるようになりました。
  • ベースマップ ギャラリー ウィジェットで、グループからベースマップをインポートできるようになりました。また、組織のベースマップ ギャラリー設定と常に同期させるオプションが新規に導入されました。
  • ベースマップ ギャラリー ウィジェットから、現在のベースマップとタイル スキーマが異なるサポートされていないベースマップが除外されるようになりました。
  • 関連テーブルに対してクエリを実行すると、関連するすべてのフィーチャがマップ上でハイライト表示され、[クエリ] パネルにリストされます。また、シンボルを変更して、クエリ結果をマップ上で異なる表示にすることができます。ユーザーは、クエリ結果をエクスポートできます。
  • マーカーを関心のあるフィーチャや場所に追加したり、削除できるようになりました。
  • ポップアップで、関連レコードがデフォルトの表示名として、サービスで定義された表示名の代わりにマップ ビューアーで定義されたポップアップ タイトルを使用するようになりました。必要に応じて、タイトルを別のフィールド名に変更できます。
  • レイヤー内のラベルの構成がアプリに反映されるようになりました。
  • フィーチャ セット (クエリ結果、ジオプロセシング結果、選択セットなど) を [マイ コンテンツ] に保存できるようになりました。

言語サポートの変更

Portal for ArcGIS 10.5.1 Web サイトは、次の新しい言語にローカライズされました。

  • ボスニア語 (BS)
  • ヒンディー語 (HI)
  • インドネシア語 (ID)

10.5.1 から、Portal for ArcGIS のヘルプと管理者ガイドは、ポルトガル語 (ポルトガル) に翻訳されなくなりました。

10.5 の新機能

Portal for ArcGIS 10.5 では、安定性の強化と機能改善が図られています。

Living Atlas of the World コンテンツの使用

10.5 では、Esri が公開した Living Atlas of the World コンテンツをすべてのポータル メンバーが利用できます。

ポータル管理者が Living Atlas コンテンツにアクセスするようにポータルを構成している場合は、ポータルにサイン インした際に、Living Atlas からマップまたはシーンレイヤーを追加し、Living Atlas コンテンツを含むアプリを作成できます。また、[ギャラリー][Esri コンテンツ] タブとマップ ビューアーおよび Living Atlas にある解析ツールから Insights for ArcGIS コンテンツにアクセスすることもできます。

ArcGIS GeoAnalytics Server でのビッグ データ解析の実行

ArcGIS 10.5 以降では、ArcGIS GeoAnalytics Server で提供されるツールによる分散コンピューティングを使用して、フィーチャ解析を実行できます。これらのツールは、空間と時間の両方を対象にパターンを解析してデータを集約でき、ユーザーは、これらのツールを利用して、次のような疑問に答えることができます。

  • 数十年にわたって蓄積された何百万もの緊急通報によると、緊急通報の発生率が最も高いのはどのエリアですか?
  • ニューヨーク市内でタクシーの乗客に最も人気がある場所はどこですか?また、この傾向は週単位でどのように変化しますか?
  • 記録された GPS トラックに属するフライト パスはどれですか?また、これらのフライト パスのうち、2015 年に 100 km の飛行禁止区域内に出現したパスはいくつありますか?

マップ ビューアーでこれらのツールを使用する方法の詳細については、「GeoAnalytics Server を使用したビッグ データ解析の実行」をご参照ください。これらのツールは ArcGIS Pro で使用することもできます。詳細については、ArcGIS Pro ヘルプをご参照ください。

ArcGIS Image Server での大規模なラスター データ解析の実行

10.5 では、ArcGIS Image Server に用意されているツールで分散コンピューティングを使用して、大規模なラスター データ解析を実行できます。これらのツールでは、既存のラスター関数解析機能が使用されているため、ArcGIS Pro をクライアントとして使用してユーザー独自のカスタム ラスター処理または解析ワークフローを構築し、解析結果を最大解像度で生成することができます。

ラスター解析ツールのサブセットはマップ ビューアーで使用することもできます。

ArcGIS Pro を介してラスター解析ツールを使用する方法の詳細については、ArcGIS Pro ヘルプをご参照ください。マップ ビューアーでのこれらのツールの使用方法の詳細については、「ラスター解析の実行」をご参照ください。

ポータル間でのコラボレーションによる複数ポータルでのコンテンツの共有

Portal for ArcGIS 10.5 以降では、オンプレミスのその他のポータルとコンテンツを共有できます。これには、ポータル間のコラボレーションを使用します。管理者は、コラボレーション内のその他のポータルにリンクされたグループを設定します。グループに共有されたコンテンツは、コラボレーションの管理者が設定したスケジュールに従って、その他のポータルにコピーされます。詳細については、「ポータル間でのコラボレーションについて」をご参照ください。

ArcGIS Python API

ArcGIS Python API は、Web GIS 向けの使用しやすく強力な最新の Python SDK です。この API は、公開者、管理者、および開発者がワークフローを自動化し、ArcGIS Online または Portal for ArcGIS にあるスクリプトを使用して反復タスクを実行するのに役立ちます。Jupyter Notebook や SciPy スタックと統合することで、学者、データ科学者、および GIS アナリストが地理情報の豊富な文字プログラムと再現可能な調査を他のユーザーと共有することもできます。API で実行できることの詳細については、「ArcGIS Python API」をご参照ください。

Insights for ArcGIS でのデータの探索

Insights for ArcGIS を使用すると、ワークブック内にデータの動的なコレクションを作成し、データの可視化と操作を行って、空間的に理解することができます。Insights ワークブックは、調査の空間解析環境を提供する Portal for ArcGIS の新たなアイテム タイプです。

詳細については、「Insights とは」 をご参照ください。

[アプリ] ボタンによるアプリへのアクセス

ArcGIS Business Analyst web app、GeoPlanner for ArcGIS、または Insights for ArcGIS のライセンスが割り当てられている場合は、ポータル Web サイトにサイン インすると、ポータル Web サイトの見出しに [アプリ] ボタン [アプリ] ボタン が表示されます。このボタンをクリックすると、ポータルからアプリを開くことができます。

アイテム ページの改善

アイテム ページは再設計され、ワークフロー、パフォーマンス、レイアウトが改善されています。また、コンテンツの探索と操作に役立つ新しい機能も追加されています。コンテンツ利用者に対しては、ページのアイテムを詳細に探索する方法が追加されました。コンテンツ作成者と管理者に対しては、新しいデザインにより、アイテムのプロパティの変更と設定の構成がより簡単になりました。

デザインは、次の点が改善されました。

  • 新しいタブ付きレイアウトにより、アイテムの情報を簡単に検索、追加、編集できるようになりました。
  • 各アイテムに対して、より詳細な情報が提供されるようになりました。最も重要な情報が最初に表示されます。
  • アイテムの説明やその他の情報がその場で編集できるようになり、利便性が向上しました。
  • フィーチャ レイヤーの編集オプションを構成するワークフローがより直感的になりました。

新機能には、次のようなものが含まれます。

  • 関連レコードと添付ファイルを統合した対話形式の属性テーブルを使用すると、ホスト フィーチャ レイヤーのデータをナビゲートして編集したり、フィールド値、統計情報のサマリー、設定など、フィールドのすべての要素をまとめて表示したりすることが簡単にできます。
  • コンテンツの作成者と利用者は、フィーチャ レイヤー スタイル、構成、その他のレイヤー プロパティを、アイテム ページからマップ ビューアーに移動しなくても構成できるようになり、操作性が向上しました。
  • アイテム ページを使用して、マップおよびシーンからテンプレートを直接作成できます。
  • アイテム ページを表示しているときに、アイテムに対するコメントに返信できるようになりました。
  • 新しいコメントが公開されると、アイテムの所有者は電子メールで通知を受けます。新しいコメントがスレッドに追加されると、すべてのコメント スレッドの参加者に電子メール通知も送信されます。

マイ ストーリーでのストーリー マップの管理

マイ ストーリー アプリを使用すると、ポータルでストーリー マップの作成と管理を行えます。ストーリー マップの構成時、または URL からマイ ストーリーを開きます。アプリを使用して既存のストーリー マップの整理や検証を行ったり、ストーリー マップを作成することができます。

デフォルトの閲覧者ロール

デフォルトのユーザー、公開者、管理者ロールに加えて、権限が制限されているメンバー向けに、デフォルトの閲覧者ロールを利用できるようになりました。

新しいアイテム タイプ

Portal for ArcGIS 10.5 では、次の新しいアイテム タイプがサポートされています。

  • ビッグ データ ファイル共有 - ポータルのフェデレーション サーバーに登録した各ビッグ データ ファイル共有に対して、ビッグ データ ファイル共有アイテムが作成されます。ポータル内のビッグ データ ファイル共有アイテムにより、登録されたデータを参照して選択し、データセットに対して GeoAnalytics Server ツールを実行できます。ビッグ データ ファイル共有は、ArcGIS GeoAnalytics Server が有効になっている場合にのみ利用できます。
  • リレーショナル データベース接続 - リレーショナル データベース接続アイテムにより、クライアント アプリケーションはコンテンツ解析のために、データベース内のテーブルおよびビューを参照できます。このタイプのアイテムは、[新しい接続] を選択して Insights for ArcGIS アプリ内のデータベースからデータを取得する際に作成できます。リレーショナル データベース接続アイテムを共有すると、アイテムの所有者はユーザー名およびパスワード情報を共有することなく、他のユーザーのデータベース コンテンツの参照を許可できます。Insights for ArcGIS でリレーショナル データベース接続アイテムを作成する前に、管理者はポータルのホスティング サーバー上でデータベース接続を有効にしておく必要があります。
  • Insights ワークブック - Insights ワークブックでは、プロジェクトに関するすべてのデータと解析作業の収集または関連付けを 1 つの場所で実行し、データの場所などのリレーションシップを取得して維持し、結果レイヤー、モデル、ページ、およびカードを格納します。
  • Insights モデル - Insights モデルには、データセットの追加および結合、空間解析 (空間フィルタリングなど)、データ解析 (属性集約など)、スタイル設定を含むワークブック ページ上の解析手順が記録されます。Insights モデルを編集、使用、および共有して、共通の解析タスクを自動化できます。
  • Insights ページ - Insights ワークブックでは、作業内容を複数のページに分割することができます。各ページでデータの追加、関連コンテンツおよびテーマの分析を行います。また、各ページを広範に共有することで、他のユーザーは Insights ビューアーで対話形式の可視化を参照できます。
  • WFS レイヤー - OGC 準拠のフィーチャ レイヤーが必要な場合、既存のホスト フィーチャ レイヤーからホスト WFS レイヤーを公開するか、ArcGIS Server サイトから WFS サービスをポータル内のアイテムとして追加することができます。
  • シーン レイヤー パッケージ - シーン レイヤー パッケージは、単一の Web シーン レイヤーを含む移植可能なファイルです。ArcGIS Pro 1.3 では、シーン パッケージ (*.spk) が生成されていました。ArcGIS Pro 1.4 以降は、代わりにシーン レイヤー パッケージ (*.slpk) を作成します。Portal for ArcGIS 10.5 は、両方のタイプのパッケージを操作できます。
  • 画像コレクション - 画像コレクションは、1 つ以上の画像ファイルを含む .zip ファイルです。.zip ファイルをポータルにアップロードして、ホスト画像レイヤーを公開することもできます。
  • ArcGIS Pro 1.4 のジオプロセシング サービスをポータルのフェデレーション サーバーのいずれかで共有している場合は、ポータルで作成された、これに対応するアイテムをツールと呼びます。これは、フェデレーション サーバー上で動作するジオプロセシング サービスに相当します。

公開

既存のホスト フィーチャ レイヤーからホスト WFS レイヤーを公開することができます。ホスト WFS レイヤーは OGC に準拠し、公開元のホスト フィーチャ レイヤー データの読み取り専用ビューです。

ArcGIS Pro 1.4 以降、ポータルのフェデレーション サーバーのいずれかに公開する場合、マップ画像または画像レイヤーをキャッシュできます。フェデレーション サーバーにツールまたはロケーターを公開することもできます。詳細については、ArcGIS Pro ヘルプの「ArcGIS Pro での共有」をご参照ください。

Portal for ArcGIS 10.5 に公開されたホスト タイル レイヤーは WMTS に対応しています。これにより、WMTS クライアント アプリは Portal for ArcGIS のホスト タイル レイヤーを利用できます。ポータルおよびホスティング サーバーを 10.5 にアップグレードすると、既存のホスト タイル レイヤーも WMTS クライアント アプリで使用できるようになります。

新しい解析ツール

新しい [最適な施設の選択] 解析ツールは、周辺地域の需要に最も応える施設を検索します。施設は、消防署、学校、図書館などのサービスを提供する公共施設であることもあれば、ドラッグ ストアや宅配サービスの流通センターなどの商業施設であることもあります。需要は、施設が満たすことのできるサービスに対するニーズを表します。需要はポイントの位置に関連付けられ、各位置は特定の需要量を表します。

マップ ビューアーの改善

  • ポータルのマップ ビューアーから ArcGIS Online のレイヤーを検索できるようになりました。このオプションはマップ ビューアーではデフォルトで有効化されていますが、オフラインの配置に対して、または高度なポータル オプションで searchArcGISOnlineEnabled プロパティを false に設定することで無効化できます。
  • マップから複数のレイヤーを含むベースマップを作成できるようになりました。これは、マップの背景 (コンテキスト) として複数のレイヤーを一緒に使用したい場合や、ベースの衛星画像レイヤーに参照ラベルが付いたマップ イメージ レイヤーを追加したい場合、あるいは陰影起伏画像レイヤーと地形図画像レイヤーなど、複数のベース レイヤーを組み合わせたい場合に便利です。[コンテンツ] ウィンドウで、ベースマップ レイヤーとして現在サポートされているレイヤー タイプ (タイルや WMS など) をマルチレイヤー ベースマップに追加できます。
  • マップ ビューアーを使用してルート案内を取得するときに、ルートを変更できるようになりました。マップ上でルートをドラッグすると、ルートとルート案内が動的に変化します。
  • 計算済みの最適なルートを他のユーザーと共有して、フィールド アプリ (Navigator for ArcGIS など)、Web アプリ、およびデスクトップ アプリで簡単に使用することができます。マップ ビューアーでルートを作成して、ルート レイヤーをアイテムとして保存し、それをアイテム ページを通じて共有します。
  • データを日付でフィルター処理して、一定期間 (過去 1 週間、過去 2 か月、特定の年など) に発生したイベントを表示できるようになりました。
  • 新しい [主要カテゴリ] スタイルと [主要カテゴリとサイズ] スタイルを使用すると、レイヤー内の関連する複数の属性を比較し、主要な属性を表示できます。たとえば、作物の収穫量を郡別に表示するレイヤーでは、値が最も高い作物や、他の作物と比較した優位性の度合の把握に役立ちます。
  • Web 上でレイヤーを検索するオプションは、マップ ビューアーではサポートされなくなりました。

シーン ビューアーの改善

シーン ビューアーでは、次の点が機能強化されました。

  • グローバル シーンで WGS84 座標系のタイル レイヤーとベース マップがサポートされました。
  • 3D メッシュ - Drone2Map for ArcGIS およびサード パーティ ベンダーで公開された UAV または航空写真測量の 3D スキャン サーフェスの新しいレイヤー タイプを使用できるようになりました。
  • 新しい太陽制御オプションは、1 日または 1 年間での日光と影のアニメーションを導入します。
  • 地表標高レイヤーをシーンに追加するユーザー操作が改善されました。

シーンに基づくアプリの作成

テンプレートまたは Web AppBuilder を使用して、シーンに基づくアプリを作成し、[マイ コンテンツ] で公開できます。

オープン スタンダードの機能強化

Portal for ArcGIS で次の OGC サービス レイヤーを追加して使用できるようになりました。

  • OGC WMTS (Web Map Tile Service) サービスをアイテムとして追加できます。
  • OGC WFS (Web Feature Service) レイヤーをマップにアイテムとして追加するか、ポータルのホスト フィーチャ レイヤーからホスト WFS レイヤーを公開できます。
  • OGC WMS (Web Map Service) レイヤーでポップアップを有効化できます。
  • ホスト タイル レイヤーを WMTS アイテムとして有効化し、WMTS クライアント内で使用できます。

追加言語のサポート

Portal for ArcGIS 10.5 Web サイトは次の新しい言語にローカライズされました。

  • クロアチア語 (Hr)
  • セルビア語 (Sr)

テンプレートの変更

次のテンプレートPortal for ArcGIS 10.5 で新規に追加されました。

  • 3D データの視覚化 - [マイ コンテンツ] から、グローバル シーンまたはローカル シーンで構成可能なアプリを使用して、数値データを視覚化します。
  • 基本ビューアー (10.5 バージョン) - 新しいバージョンの基本ビューアーは、簡単にアクセスおよび使用できる構成環境を実現しています。これは、誰もがアクセスして使用でき、第 508 条の目的に適合する GIS 製品およびテクノロジを設計して実装するという、Esri が目指している目標の一部です。
  • シーンの比較 - 2 つのローカルまたはグローバル シーンを並べて比較することで、異なるシナリオまたは場所を調査します。
  • シンプル シーン ビューアー - 独自のテーマ色と、シーン ビューアーが提供するよりも多くのコンテキスト (タイトルやサブタイトルなど) を使用してグローバルまたはローカル シーンを表示します。
  • 時間対応 (10.5 バージョン) - 新しいバージョンの時間対応アプリ テンプレートでは、日時を書式設定する機能が改善され、過去 24 時間のデータを表示する新しいオプションが追加されました。

Crowdsource Manager アプリに、マップ上に設定された属性や時間フィルターの有効化、編集可能レイヤーに加えて編集不可レイヤーの表示、表示および編集、およびフィーチャ属性の一括更新を行うためのオプションが追加されました。

次のアプリ テンプレートは廃止されました。代わりに、推奨されている代替アプリ テンプレートを使用してください。

廃止されたアプリ テンプレート代替アプリ テンプレート

基本ビューアー

基本ビューアー (10.5 バージョン)

時間対応 (10.4 バージョン)

時間対応 (10.5 バージョン)

ヒント:

Esri は、廃止されたテンプレートのコードを保守していません。また、廃止されたテンプレートは、マップ ビューアーから使用できません。ただし、廃止されたテンプレートのソース コードと API をダウンロードして、独自の Web サーバー上でホストすることができます。手順は、ダウンロード ファイルに付属する readme ファイルに記載されています。

Web AppBuilder for ArcGIS の新機能

次の機能が Web AppBuilder に追加されました。詳細については、Web AppBuilder for ArcGIS ヘルプをご参照ください。

  • 作成時の操作性が向上したため、Web AppBuilder for ArcGIS 内からマップを変更できるようになり、アプリを終了する必要がなくなりました。
  • シーンを使用した 3D アプリを作成できるようになりました。
  • [属性] タブに新しいアプリ状態オプションが追加されました。このオプションを使用すると、アプリを終了してもマップ範囲とレイヤーの表示設定を維持できます。
  • 新しい District Lookup ウィジェットを使用すると、選択したポリゴンに関連するポイント フィーチャを検索し、関連ポイント フィーチャの詳細を表示して、選択したポイント フィーチャへのルート案内を取得できます。
  • 編集ウィジェットの設定ページには表示フィールドが含まれ、編集実行時のみ表示する属性を選択できます。
  • 新しいプラトー テーマを使用すると、フラットなツールバーとウィジェット コンテナーを使用した最新のミニマリストスタイルのアプリを作成できます。
  • 新しい Near Me ウィジェットを使用すると、指定した位置に近いフィーチャを検索し、それらのフィーチャの詳細を表示して、選択したフィーチャへのルート案内を取得できます。
  • [カラー パレットの追加] テーマでは、独自の色を選択したり、組織が承認したカラー パレットと合わせることができます。
  • 選択ウィジェットを使用すると、選択したフィーチャに対して他のウィジェットでアクションを実行できます。
  • 共有ウィジェットを使用すると、アプリでソーシャル メディアと共有できます。
  • データ追加ウィジェットを使用すると、組織サイト、Web、ArcGIS Online、および GIS Server からレイヤーを検索して、ランタイムにマップに追加することができます。
  • 機能強化されたクエリ ウィジェットは、交差、重複、含むなどの空間リレーションシップを追加し、別のレイヤー内のフィーチャに対してクエリを実行できます。結果は、CSV ファイル、GeoJSON、またはフィーチャ コレクションとしてエクスポートできます。
  • フィルター ウィジェットを使用して、フィーチャをフィルター処理します。必要に応じて、他のウィジェットでもフィルターを使用できます。
  • スマート エディター ウィジェットは主要な編集ウィジェットを拡張します。
  • 傾斜ビューアー ウィジェットは、画像の座標系を使用して、ネイティブの座標系で画像を表示します。これにより、傾斜モード、1 つの表示角度、または切り替え角度で移動し、さまざまな角度から対象地域を表示できます。